Everyday is Day 1
シンガポールで働きだしてから、2月末でちょうど1年が経ちました。
この1年間、3-6ヶ月おきにCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の立上げやデューデリジェンス、戦略投資の案件ソーシングやネゴをやってきました。
どれも極めたとはとても言えないけど、自分の中で意識していた「成長曲線の角度を保つこと」はなかなか良い感じにできていると思っています。
成長曲線について少し話をしたいと思います。
横軸に時間、縦軸にレベルをおいて、時間とともにどう成長していくかを表した曲線のことで、図に描くとこんな感じです。
何事も始めはわからないことだらけなので、調べ、人に聞き、新しいことを次々に学ぶことで急角度で成長していく。でも、時間とともに習熟するにつれて、その角度は緩やかになっていく。
僕は、商社退社とともに、終身雇用を前提として社命に従って働くサラリーマンを辞め、主体的に仕事を選ぶビジネスマンの道を選んだと自覚しています。(どちらが良いとかいうつもりは全然ないし、終身雇用でもビジネスマンしている人もたくさんいると思います。)
やりたい仕事も住みたい場所も自分で選ぶ一方で、理論上はいつでもクビになるし、年齢とともに給料が上がるわけではないので、「自分は成長しているのか」「思い描く未来に近づいているのか」を意識しないと、ただの無責任な自由人になりかねないという緊張感・危機感を持ち続けるべきと思っています。
だから、成長曲線の角度を維持することにこだわり、曲線が寝てきたら次のことを始める、ということを繰り返したいと考えています。
ちなみに、新しいことを始めるというのは、謙虚な気持ちを思い出させてくれる効果もあると思っています。
右も左もわからない焦りの中で、「わからない」「教えてほしい」と言うことを恥ずかしがってはいられないので。
ちなみに、2020年になってから、プライベートではスケボーとNetflixを始めました。
スケボーは昨年末に突如禁止になった電動スクーターの代わりとして近距離移動用に始めましたが、良い歳して点字ブロックにひっかかってすっ転んだり、、、バランス感覚を養う良いトレーニングになっています。
Netflixは英語のリスニング力をもう一段向上させるために始めたのですが、思いのほか(昔は斜めに眺めていた)あいのりにハマったり(笑)、新しい余暇の過ごし方を見つけました。
さて、今日もDay 1です。
INSEADの友達の結婚式で初めて訪れているフィリピン・ボホール島で、新たな出会い・学びがあることを楽しみに過ごします。