0722 渋谷クラブクワトロ
tk2tkさんのワンマンライブ
5月末に出会った時から、ここをひとつの目標にしてきたんだろうなぁって思ってて、とにかく2人が頑張っていたからどうにか見届けたいという気持ちが大きかった。
仕事が全然終わらず、30分くらい遅れて入場。
会場はわりと広がったけどそこそこお客さん入ってて、ひとまずフロアの後ろの方に立ってた。
丁度「兆し」の最中だったんだけど、途中でステージが照らされてメンバーが見えた瞬間、何故だかグッときてしまった。フロアに入ったばかりで落ち着かなかった心が一瞬にしてライブの世界に入り込んだ感覚。上手く言えないけど、この広いステージにみんなが立ってる事に感動した。
MC挟んで、チューインガム。大好きな曲だし、序盤でもう終わってたかと思ってたから、平田さんが手拍子のレクチャーしてる時点でめちゃくちゃテンション上がってた。
中盤のブレイクでいつもMC挟むから、今回もなにか喋るかなぁって思ってたら、その前にメンバー紹介でソロ回し。いやーカッコよかった。サポメン普段触れることないからとても嬉しかった。ベースソロもガッチガチでかっこよかったし、音色がいつものソロの音色と一緒だー!ってのもテンション上がった。平田さんがメンバーの紹介して、遠ちゃんが平田さんの紹介してるのもなんかほっこりしてしまった。
そして定番のなんでもない。この曲も本当に大好きだからマジで嬉しかった。そして、あっきーさんがいつもより猛々しいというかワイルドというか、いつもカッコイイんだけどいつもに増してちょっとオスみが溢れてた。多分大阪2daysから寝ずにリハ入ってるから、完全にゾーンだったんだと思う。そんな姿にもドキドキして気が気じゃなかったよね。
第1部終了して、ここからreading note
SEと共に入場してきた平田さん、遠ちゃんはお衣装変えてて、シックでカッコイイ感じ。そしてドラムの中江さんとベースの真貴さん。
曲名は分からなかったんだけど3曲くらい激しめの曲やってくれた。(多分1曲目は性癖?かな)
tk2tkだとどちらかと言うと甘くて優しい感じなのに、ゴリッゴリにロックな平田さんと遠ちゃんがとにかくカッコよすぎてギャップ萌え。特に平田さんがもう本当に魂で歌ってるって感じがして、心の底からのめり込んでしまった。
途中のMCもなんとも言えない感じだったけど、みんなの仲いい絡みが見れて嬉しかった。遠ちゃん1曲目からカポ無くしてるの笑ったけど。
そこからちょっと落ち着いて5月の雨。そして最後が食べ頃。5月の雨はバラード寄りな感じで、しっとり聴けたし、食べ頃は「食べ頃の過ぎて腐りかけた愛をまだ大事に抱えてる」って内容の歌詞がもうぶっ刺さってしまった。3連のビートも心地よいし、ハマる。
MCで平田さんが「僕たちの食べ頃はもう過ぎ去ってしまってるけど」なんて言ってたけど、活休して3年経って、それでもまだこれだけのファンに愛されてるバンドが食べ頃過ぎてるなんてことは絶対ないんだ。初めて聞いた私でさえこれだけ惹き込まれたのに。tk2tkより陰険で湿っぽい恋の歌だけど(そういえば厨二病バンドって言われてたな)私はそんな恋愛しかしてこなかったから共感できるし、結局恋愛ってそんなもんよなって気持ちもある。何よりずっとずっとみんなの真っ直ぐな思いが伝わってきて、本当に好き。reading noteまた聴きたい。
そして3部。再びtk2tk。ゆーじさんのキーボードソロで幕間を繋いでるのとてもオシャレだった。
reading noteとしてのアンコールが鳴り止まなくて、本当に愛されてたんだなぁとしみじみ感じる。前のお姉さんは泣いてたしね。でも、自分が好きだった音楽が、もう見れないと思ってたステージがもう一度見れるのは本当に幸せだろうなぁ。
そこから灯りに入ってくんだけど、平田さんが感極まって、途中でストップ。「感情が追いつかなくなった(本人談)」って言ってたけど、その姿に本当に心を打たれた。ずっと音楽を続けてきて、そこから応援してくれてるファンと、今こうしてtk2tkとして音楽を続けてる事と。きっと色々な思いがあったんだろうなぁって思って、思わずもらい泣きしてしまった。そこからの再スタートは、平田さんの全てでぶつかって行くような歌声で、すごくすごく感動した。
そして、1曲バラード(曲名が分からない恋愛の曲)と、最後に新曲「なりたい」だった。
最後の曲。平田さんがやりたくて作ったけど、言いたいことを並べただけでダサい歌詞だと言っていた。でも、そんな取り繕わない不格好な歌詞が、逆にとても素直に染み込んできた。途中のMCで遠ちゃんが、「カツくんは心も体も繊細だけど、そこがいい所だと思ってる」って言ってて、そんな遠ちゃんが優しくて、2人の絆を感じた。でも本当に、純粋で実直で音楽と真摯に向き合ってるからこんな歌が作れるんだろうなぁ。tk2tkもreading noteも、平田さんのその世界観が大好きすぎる。そして、やっぱりあっきーさんに目を奪われてたけど、こちらももう本当に全身全霊で弾いているのが伝わってきて、言葉にならないくらいだった。カッコイイんだけどもうそれだけじゃなくて、私の語彙ではとても言い表せないような感情。今まで何度も過去の映像を見返して来たけど、今ここで目の前で弾いてる姿を見てられるなんて、本当に幸せだし好きになって良かった。って心の底から思った。
アンコールは再びのなんでもない。まさかのゲストで真貴さんベースバージョンだった。同じ曲をベーシストチェンジで2回聞けたのはとても嬉しかった。あっきーさんは体でガンガン弾くタイプだけど、真貴さんは手元でテクニカルな事をやるタイプなのかなぁって思った。どっちも違うけど2人とも好き。
最後に全員出てきて、みんなでご挨拶。
なんか大御所のようにスっと出てきて、真貴さんの肩叩いて、それからみんなで手を繋いでって流れで、なんだか分からないけどめちゃくちゃ涙が出てしまった。平田さん、遠ちゃん、真貴さんがreading noteとして紡いできた音楽と、tk2tkとして新しく始めた音楽と、それを支えるサポメンの中江さん、ゆーじさん、そしてあっきーさん。スタッフの皆さん。みんなが居たから作り上げられたワンマンだし、多分ひとつでも欠けたらこの空間はないんだなぁって思って。 大号泣するタイミング曲じゃなくてそこなんかい!ってあとから思ったけど。
その後は一緒に見てたお友達と、たまたま来てた盆悟と少し話して、物販並んだりしてた。
あっきーさんも外に挨拶しに来てくれて、少しだけ話した。なんだかとても力強く肩を叩かれて、「今日はありがとうね」って。相変わらず無骨というかなんというか。そんなところが好きだけど。
平田さん遠ちゃんともお話させて頂いて、本当に来れてよかったって伝えられた。相変わらずその場でパッと感想を述べるのが苦手だから、あんまり上手く伝えられなかったかなぁって思うけど。
帰ってから、メンバーや来てたお客さんのSNSを見て、またちょっと泣いてしまった。想像してたよりすごい反響だったし、tk2tkの2人もサポメンさんたちもとても良いライブだったって言ってて、余韻でずっとふわふわしてる。
何より、READ ALOUDの3人が揃ってたのと、あっきーさんがツイートで「今自分は幸せだなとふと思いました」って書いてくれてたこと。
遠ちゃんは「自分の原点」って言ってたし、そもそもREADの繋がりがあったからあっきーさんがtk2tkサポート入ったし、もっと言えばビルモンさんを知れたのだってそこの繋がりだし、もう本当に3人が並んで写ってる写真を見るだけで心がギューってなった。例えバンドが解散してしまっても、音楽を続けていればきっとどこかで繋がっていくし、紡いできた時間は裏切らないんだなぁって思う。欲を言えば、READもreading noteももっと早く知りたかったけど。それでも、今こうして知れて繋がれた事をとても嬉しく思う。
そして、私はあっきーさんから幸せを沢山貰ってるけど私からはあげることが出来ないから。推しが幸せだと言ってる事実が知れたことがとにかく嬉しいし、その現場に少しでも触れられていることが、何よりも幸せだと思った。
ファーストワンマン。確かにここを目標に走ってきたから、一段落なのかもしれないけど、まだまだ通過点でしかないと思う。tk2tkの2人はきっとこれからも飛躍してくれるだろう。これからもその姿を見続けられる幸せを感じつつ、これからも応援していきたい。
こんな素敵なバンドと巡り合わせてくれたあっきーさんにも、最大級の感謝と愛を込めて。
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