私を構成する恋愛という要素
この手の話があんまり得意じゃないから、基本触れないし考えないんだけど、最近恋愛の曲を良く聞いたり、友達とそんな話をしたり、アイドルちゃんを追いかけたりしてるからふと思い起こしてみた。
まず最初に、女の子が好きなの?男の子が好きなの?ってよく聞かれるけど、結論からするとどっちも好きだしどっちも好きじゃない。
見た目で惹かれるのは断然女の子。もう面食いだから容姿の良い子が好き。ショートカットの子が好み。出来れば年上でちょっとかっこいい系だとなお良い。
心底ハマるのは男の人の方が多いかもしれない。バイト先の調理長とか、こむさんとか。 でもバンドのお姉さまも高校の時の先輩も好きだったから、あんまり関係ないのかも。
じゃあ恋愛的な好きは?って聞かれると、なんかどっちも違うなぁってなる。
というか、そもそも恋心を抱くのも抱かれるのも苦手なのかもしれない。
今まで男の人も女の人も「この人めっちゃ好き!」ってなって来たけど、恋愛感情か?って言われると、ちょっと分からないなぁと思う。
ずっと一緒にいたいとか、恋人みたいな接触がしたいとか、ゼロではないんだけど無くてもいいかなぁみたいな。そして、他人から向けられた好意を受け止めるだけの器量がないから、相手から好かれるのが怖い。
それより、どんな形であれ今楽しければいいとか、この人が幸せだったらいいとか、そんな気持ち。
根本的に自己肯定感が低いから「私が誰かから好意を向けられる訳が無い」「他人の人生に入り込んで責任取れない」って考えてしまうし、気持ちに名前をつけて答えを出してしまうのが怖すぎて、自分の感情を曖昧なまましまっておくのが得意だからかもしれない。
「好き」だけど、それ以上の気持ちを認識出来ていない。認識したとて、そこからどうしたいかが分からない。というのが正しい気がする。
一番最初に本当に好きになった相手は、中学生の時の部活の先輩だった。少人数ながら部長という立場で先頭に立つ姿はとてもカッコよかったし、そういう立場だからこそ降りかかる色々な厄介事から私が守りたいとも思った。
卒業の時何気なく言われた「高校でバンド組みたいね」って言う一言をバカ正直に真に受けて、わざわざ同じ高校を受験して同じ部活まで入った。
そこまでしたのに、結局恋だったのかは分からない。好きだったけど、そもそもいつまでも一緒にいるビジョンなんて見えてなかったし、いつか来る別れを心の底のどこかで受け入れていた自分がいた。だから、関係性を進展させたい、恋人になりたい。とかではなく、とにかく一緒にいられる今の時間を大切にしたい。って思いが強かった。そして、「この気持ちは誰にも言えないなぁ」って言うのがあったし、思春期の狭い世界だったからどんな種類であれ私の好意がバレる事で先輩に迷惑がかかるのがとても怖かった。
この時の経験と思い出が私の根底になってしまってるから、「好きな気持ちは受け入れられないもの」「好きな気持ちは隠し通すもの」って言う認識が未だに抜けないのかもしれない。高校の時も、大学の時も、好きになれど答えを出さずほとんど同じ結果を2度ほど繰り返している。男女問わず。つまり、私の心は中学生の時からひとつも進歩していないのだろう。
だからこそ、あえて答えを出さず(というか出すだけの能力がないから)恋愛感情も憧れもファン的な気持ちも全部「好き」って1括りだけで満足して心にしまっておいているのかもしれない。
今1番ハマってるのはこむさんだけど、まぁリアコでは無い自覚はあるし、上述の通りどうこうなりたいって気持ちをまず持ててない。恋人いても結婚してもいい。動揺はするけど。でも出来ればファンとじゃないといいなぁとは思う。
強火な同担が来たらどうするの?ってちょっと考えるけど、そこでバチバチやるだけのメンタルを兼ね備えてないのと、例えばもしその子がリアコだったら、逆に自分が持てない部分だから尊敬してしまうかもしれない。
まぁ後は虚無僧解釈違いが無ければだけど。
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