
【指南書】覇王魔術師
こんにちは。
こんばんは。
はじめまして、みなさん。
北海道の苫小牧でプレイヤーやっています
リールと言います。
前まで使っていたnoteのアカウントが
消えてしまったので
せっかくなので新しく作りなおしました。
なにかと有名な名前らしいので
お見知りおきください。
普段は苫小牧や室蘭、csのときには札幌まで
足を伸ばして遊戯王を楽しんでいます。
気が向いたら函館、釧路、旭川と
高速道路さえあれば、どこまでも行きます。
また、苫小牧市内で【胆振cs】という
csを主催しています。
次で15回目を数えるcsは開催し始めてから
早3年目となります。
直近の開催csについては
下記のリンクからご参加ください。
今回、【覇王魔術師】を使用して
公認大会で使用したこと
そして、2023.8.20 かたつ杯として
室蘭で開かれた非公認大会で
見事優勝しまして、その中で
対戦動画を見てくださった方々に
解説をしてほしいと言われたので
解説動画のメモとして
構築や対戦時の思考を残しておきます。
最大妨害盤面や初期手札別の理想盤面は
すでに他の投稿者の方々が
YOUTUBEに投稿しているので既出とし
ここでは扱いません。
○覇王魔術師というデッキについて
まずはデッキについて紹介です。
魔術師というデッキは
カテゴリとしてペンデュラムと言われる
モンスターの召喚方法を多用し
多彩なカードを駆使して盤面形成する
デッキとなります。
強みは、多彩な展開力と高い貫通力です。
単純な基本打点が高く、
厄介なミドラーシュや烙印、永続罠に
時空のペンデュラムグラフや紫毒のような
カードを用いることで
他のデッキなら対応に苦慮するところ…
戦い方を臨機応変に対応できます。
弱みは、メタカードの影響を受けやすく、初動の要求枚数が多い(スケールを揃えるために3枚以上での組み合わせを要求)ことだと思います。
また、昨今の環境では
ニビルや泡影など手札誘発が刺さり
デッキタイプとしても神碑などのように
デッキの核となるカードを使用できなくされる
危険性を含んでいること。
そして、なによりクシャトリラという
デッキによってペンデュラム召喚を
否定されてしまうという不遇なデッキでした。
さらに、3枚初動かつ、ペンデュラムという
召喚の仕方からも
手札誘発を多めに搭載しづらかったのです。
個人的には、こっちが魔術師を駆使して
コツコツ稼いだアドバンテージを
一瞬でひっくり返されるのが
令和の遊戯王だとも思っているので
そういう面もあります。
強みの強化
じゃぁ、弱みのほうがおおいから
デッキとして選択できないのでは?
と思うそこの勘のいいあなた。
新弾のカードをデッキに組み込むことで
デッキの強みを伸ばしつつ
弱みを小さくしたのです。
デッキ


このレシピについては
北海道の室蘭で勝つことを意識して
構築していますので
それぞれの地域ごとのメタに変えてください。
基本は2枚初動で
P召喚前にエレクトラム、軌跡によって
手札を整え、エクシードやアポロウーサによる
リンク先を3つそろえて
最大展開します。
メインならエクシードで止めて、ペンデュラムし
レベル7でエクシーズしたアブソリュートを
まぜて、ウーサを作ると
盤面のリンク値を1伸ばすことができます。
メインの1本目や、対面のデッキタイプから
ニビルが採用されていないと思ったら
最大展開を狙いますが
基本は、先にウーサを特殊召喚して
安心しながらぶん回ししています。
1、エレクトラム
→
なるべく召喚権を使わずにたどりつきたい。
2、軌跡の魔術師
→
エレクトラムに泡影を打たれた時に
召喚権があれば、軌跡から
手札を整えます。
エレクトラムに妨害を受けた時に出すことが多いですが
星霜や時空のペンデュラムグラフがある状態なら
魔法・罠対象耐制がつくので
軌跡のリンク先にレベルが異なるモンスターを
2体出すことで2枚破壊する効果を
使いやすくできます。
罠カードや盤面のカードを確実によけるときに、
軌跡から入ることがあります。
3、奇跡エクシード
→エレクトラムが通ってアストログラフを仕込めたら
次のステップです。
さらに手札を整え、エクシードから
アポロウーサでニビルがケアできます。





たぶん、SPYRALでソウルズジーニアスから
先ウーサできるので
魂に刻み込まれているのだと思います。
参加者一覧から
ティアラメンツ2
ラビュリンス
ピュアリィ
R-ACE
ホルス
マナドゥム
サイバードラゴン
までは読めたので
上から順にメタを強めた感じです。
参加者一覧を見る限りは
神碑もいるのかもしれないと
思っていましたが
神碑までメタを回せなかったです。
対戦自体は
1VS○○
2R-ACE✗○○
3ティアラ○○
4マナドゥム✗○✗
準決 神碑○○
決勝 ラビュリンス✗○○
とある程度、予想通りだったのですが
神碑をしっかり踏んでしまいました。
しかし、メタがほぼ0枚でも
デッキパワーで押しきれたのは良かったです。
対戦動画をみるとわかるのですが
正直、運がいい1日でもありました。
メインデッキ
覇王門の魔術師

直近で発売された
AGE OF OVERLOAD 収録の
覇王門の魔術師です。
ぶっこわれです。
使うとわかりますが、
アストログラフマジシャンが霞みます。
(それは言い過ぎたか…)
特殊召喚条件はスケールに
覇王門カードがあることですが
このカードをスケールに貼り
覇王門零に貼り替えるだけで
条件を満たしてくれます。
この1枚だけで
星霜のペンデュラムグラフやアストログラフマジシャンを誘発したり
レベル3のうららや屋敷わらし、幽鬼うさぎと
合わせたりすることで、バロネスにアクセスできます。
しかも、ドクロバットジョーカーから
サーチでき魔法使い族でレベル7
2500打点ラインという神スペック…。
そして、後続のズァーク名称を持つカードの
サーチが可能という
やりたい放題のカードです。
ズァーク名称を持つカードのサーチは
すぐ使いたくなるのですが
初動が揃っている後手捲りのときには
軌跡の魔術師の破壊効果を隠したり
調弦の魔術師を確実に通したりと
工夫できる点がたくさんあります。
特に、相手の場に
アポロウーサやスプライトレッドのような
モンスター効果を無効・破壊するカードに対し
他のカードの効果を
確実に通すときに使うことができ
器用に立ち回れる1枚となります。
どこで妨害を吐かせるのか。
タイミングがずれても、狙っている盤面形成に
支障が出る範囲ではないか。
ペンデュラムデッキは手数が多いので
常に完成形の盤面や手札リソースを
イメージし、回していく必要があります。
多少無視してもなんとかなるのですが
上に上がればあがるほど
メタカードの使い方や妨害の打ち方の
レベルが上がっていきます。
魔術師デッキを回す上で
なんでもかんでも展開するのではなく
常に、誘発や妨害のケアを考えながら
プレイしているイメージです。
とにもかくにも、
この覇王門の魔術師の登場は
とても大きな影響を与えていると思います。
覇王眷竜ライトヴルム

同じく、AGE OF OVERLOADに
収録された覇王眷竜シリーズです。
覇王眷竜ダークヴルムの対になる
ドラゴン族カードです。
このライトヴルムと先述の
覇王門の魔術師による2枚初動展開で
4妨害以上を用意することができ、
リソースと1ドローがつきます。
この展開はP召喚前にエレクトラムを
特殊召喚でき、効果も使用できます。
展開の仕方は調べてください。
P召喚前に、アポロウーサにたどりつき
ニビルをケアすることができます。
実際には、ケアというよりは
アポロウーサが出る前にニビルが使用されると思いますが
P召喚が残っているなら、いくらでも
リソース回収ができます。
きついときはきついですが
覇王魔術師を回していて、ニビルのせいで
負けたということは今のところありません。
話は戻りますが、
こちらのライトヴルムは
ダークヴルムのように墓地から特殊はできませんが
初動になるのに加えてチューナーであり
条件を満たせば覇王眷竜クリアウィングを
特殊召喚し、盤面を一掃することもできます。

また、覇王眷竜クリアウィング以外に
深淵の獣や賎竜の魔術師と組み合わせて
フルール・ド・バロネスの特殊召喚も
狙うことができます。
先行ではあまり狙いませんが
後手では、かなり起こりうる場面なので
覚えておくと良いと思います。
調弦の魔術師から、賎竜と組み合わせて
バロネスを狙うことがありますが
それよりも光翼3枚や覇王門の魔術師によって
手札に加わりやすいライトヴルムを
うまく使えることが盤面形成において
大切な思考だと思います。

地味に忘れてしまうのが
ライトヴルムの2の効果で
Pモンスターが破壊された時に
回収できるという小技が隠れています。
忘れてしまいがちですが
覚えておくと良いと思います。
たまに起こります。
光翼の竜

実質、
覇王眷竜ダークヴルム
ライトヴルム
覇王門零
覇王門の魔術師
に変換できるカードです。
速攻魔法なので、
デュエリストアドベントや星霜で
カードをサーチした時に
ドロール&ロックバードを打たれても
上から必要なカードを加えられますので
マッチの2本目以降はサーチ行動を
隠しておくことが多かったです。
まぁ、ドロール&ロックバードは
デッキとしてはきつくて
展開は伸びますが、リソースと
ほぼ間違いなく時空のペンデュラムグラフが
確保できないので辛いです。
覇王門の魔術師→光翼→覇王門の魔術師と
経由することで盤面に
レベル7を用意に揃えることができます。
覇王門の魔術師から、覇王門の魔術師を
サーチできないというデメリットを
打ち消すためのクッション材です。
僕以外の覇王魔術師を使う人は
2枚にしていることが多いようです。
デュエリストアドベント
光翼の竜
竜の霊廟
は枚数調整が難しいなあとも思います。
デュエリストアドベント
竜の霊廟
光翼の竜
この3種類のカードは
それぞれに役割があります。
デュエリストアドベントは
虹彩の魔術師、星霜、時空とサーチ先は
限られますが、エレクトラムでドローしたときにも
無駄なく使ったり、星霜と覇王門の魔術師で
初動を得たりして展開するなどがあります。

が、個人的には
2枚あっても邪魔だし、そもそも
サーチしたカードが盤面形成に役立つのは
星霜くらいで、覇王門や慧眼の魔術師を
持っているときになります。
という理由から、デュエリストアドベントを1に抑えています。
3投入している、覇王魔術師使いの人もいるので
ぜひ、理由を聞いてみたいです。
竜の霊廟は3確定だと思います。
デストルドーすらもレベル4対象に発動し
3に変動したデストルドーとレベル7で
お手軽にバロネスが出ます。
エレクトラムの1ドローでツモっても
エクシーズやリンクで場を開けながら
最後にバロネスを着地させるという
犯罪プレイが生まれます。楽しいです。
被ったとしても、
強力な1枚になっていると思います。
光翼の竜は、2でもいいなぁと思いつつ
調整が足りず結論までいけませんでした。
2でいいとおもいます。
サーチの中継になるので1は必要です。
ピン採用のカードの説明


デッキに採用しているカードで1枚しか
採用されていないことを ピン採用と指します。
ピン芸人 って言いますよね。
芸人のたぐいではないですが…。
調弦、賎竜はそれぞれ1枚採用としています。
最初に台湾?中国?の方が組んだ覇王魔術師を
闇雲に回していた時は
そのレシピに調弦が3枚採用されていました。
まぁ、調弦は単純に場にカードを+1します。
弱いわけがありません。
魔術師2体でエクシーズしながら
使い終わったらマスカレーナにして
墓地に落ちた魔法使い族を
黒牙の魔術師で釣り上げるという動きができます。
覇王型ではない魔術師では
十八番の展開方法です。
ただ、回せば回すほど
調弦のかぶりが目立ち、
本当に3なのか検証することにしました。
サポートとなる黒牙も3から2、2から1と減り
調弦とセットで考えていきました。

その次に、見つけたのがこれです。
このデッキには調弦がありません。
賎竜すらもなく、覇王眷竜デッキに近づいていると思います。
見てわかる人はわかると思いますが
このデッキが狙うのは1ターンキルですね、
正規のペンデュラムと
ペンデュラム・エボリューションから
大量のモンスターを盤面に揃えて
ナイチンゲール→スターヴ2連打によって
8000ダメージを与えるものです。


ナイチンゲールワンキルは
もともと魔術師デッキに存在していたのですが
ヴェルデ・アナコンダによって
簡易融合をひっぱりだして
ワンキルを狙っていました。
アナコンダさんは、すでに
投獄の身ですので、簡易融合に
簡単にたどり着くことができなくなりました。
そこで、


覇王門零の効果と覇王門無限を組み合わせて
展開を伸ばしながら
確実に簡易融合を加えることができます。
これによって、ワンキルが狙えます。
僕がワンキルタイプにしなかったのは
対面が予想されるというか
環境に残っているデッキの半分は
手札誘発のスロットを多く確保し
無限泡影やヴェーラーを致命的に受けるので
ワンキルタイプにしていません。
話を戻します。
ワンキルタイプでスターヴを
連打するタイプですら調弦がない。
このことからも
しっかりとカードがもつ価値…
それぞれの意味を探していきます。
そんな中で、大会3日前
身の回りのプレイヤーと何度も調整していると
さきほどの2枚が1枚ずつあることで
勝ちにつながることがあり
採用を決定しました。
○賎竜の魔術師
→バロネスにつながるのと、余剰展開となったときに
慧眼を回収し、リソースを構えながら
時空のペンデュラムグラフと
無限コンボができる点。
一番は調弦からバロネスになれることです。
○調弦の魔術師
→賎竜と組み合わせてバロネスが出せること。
闇属性なので、スターヴに混ぜられること。
まぁ、バロネスを1枚から組み合わせで
作れるのはこのカードにしかできません。
エクシーズやシンクロには魔術師としか
組み合わせができないという成約が
書かれていますので
気をつけてください。

ピン指しのカードとして
しっかり説明したいのが
ペンデュラム・マジシャンです。
基本的にはエレクトラムでexデッキに仕込むことが多いですが
デュエリストアドベントから
下スケールとして拾えることも
覚えておくと良いと思います。
このカードを使う場面は
エレクトラムに妨害されたときや
虹彩の魔術師のペンデュラムグラフサーチを
妨害されたときに、
2回以上カードを破壊する必要があるときです。
また、通常召喚が残っている状態で
エレクトラムや軌跡にアクセスして
P召喚を整えるときに、
直接ドクロバットジョーカーをサーチではなく
ペンデュラムマジシャンを経由することで
召喚権を最大級に活用しながら
盤面を伸ばすことができます。
霊廟からのダークヴルムや
素引きのアストログラフマジシャンと
覇王門の魔術師など
基本的には霊廟や愚かな埋葬によって
ダークヴルムを特殊召喚しつつ
妨害となるカードを受けていない時に使えます。
ペンデュラムマジシャンは
特殊召喚で反応するので
エクシードで特殊召喚しても
効果を発動して、ドクロバットジョーカーを
サーチすることができます。
p召喚だけではないので、
特にエクシードとのコンボはよく起こります。

小技のテクニックとしては

よく読むと、破壊するカードは
裏と表を問わないので
exモンスターゾーンに裏側になった
Pモンスターをペンデュラムマジシャンの破壊効果に選択すれば
リンク召喚につなげることができます。
単純にexモンスターゾーンをあけて
ペンデュラムしてリンクにつなげれば
起こりえない自体なので
ケアすることは可能ですが
ケアできるということが
相手の妨害を悩ませる1つの種かとも思います。
基本的には起こりませんが
覚えておくと良いと思います。
紫毒の魔術師

ないと困る1枚です。
ミドラーシュやナチュルビーストのように
苦手とするカードに対して
解答となる1枚です。
また、アストログラフマジシャンに
虹彩の効果を付与して
戦闘ダメージを倍加したうえで
紫毒と合わせてなぐりかかると
相手がニビルを構えていても
召喚数を4体に抑えながら
8000以上のダメージをとることがあります。
時空のペンデュラムグラフと合わせると
相手ターンに2枚破壊となるのも
とても強力ですが
スケールのどちらかに覇王門零が残ることが多いので
紫毒をスケールに置くことは少ないです。
しかし、ラビュリンスや神碑など
セットカードが主体となる罠デッキには
積極的に用意していきます。
忘れがちですが
時空のペンデュラムグラフには
魔法使い族が罠の対象にならないという
隠された効果があるので
Pモンスターはもちろん
軌跡やエクシードの効果を罠で止めれなくなります。
準決の神碑戦でも能動的に
神碑の泉を破壊するのに使用しています。
ちなみに、
フュージョンドラゴンとして扱うので
覇王門の魔術師で特殊召喚するときに
墓地に送ることができます。
そのあとでエクシードで釣り上げると
盤面除去 兼 アタッカーになり
エクストラデッキに置き続けることで
覇王門の魔術師の条件を
満たし続けることができます。
ただ、なぶり殺しになってしまうので
早めに決着をつけてあげましょう。
無限泡影

メインに1枚採用しています。
抹殺用 兼 手札誘発の7枚目として
大会でも機能してくれました。
が、この覇王魔術師はあまりの手数の多さに
無限泡影なら防がずとも
貫通することができます。
なので、抹殺用として採用しなくても
別に良かったかなと思います。
ティアラメンツのディアベルスターからの
カオスルーラーや
細くなったレスキューエースの初動など
打ちどころはあるのですが…。
普通に貫通するので
抹殺用に採用する必要は薄いかなと思います。
覇王門零の枚数
一応、説明しておきます。

覇王門零は、覇王門の魔術師の
スケールカード置き換えの際に使います。
もちろん、ズァークと書いてあるので
光翼やダークヴルムでサーチできますが
基本的にはしません。
覇王魔術師の構築を
たくさん調べた方は
ちがいがわかるとおもうのですが
わたしは零を2枚採用しています。
他の人は1のことが多いと思います。
理由は単純で、覇王門の魔術師で
覇王門零を置こうとしたら
手札にいるからです。
もともと、覇王門零は
覇王門の魔術師とライトヴルムの
2枚初動展開で、2枚目の零を拾いながら
盤面を伸ばすデッキでもあったので
2枚に増えてもいいかなと思って
今回は2にしました。
結果的に、覇王門の魔術師の
置き換え効果を使った時に
手札に零があった場面はなかったと思うのですが
いつか起こると思っています。
だから、2にしています。
1でも全然いいですが、
ぼくのように引きが荒ぶる人は
2にすることをおすすめします。
✣2023.12.28追記
覇王門零は 覇王門の魔術師の効果で
手札から置くことができます。
問題なく、星霜のペンデュラムグラフが
発動する他、無駄な1枠を他のカードに
割くことができますので
覇王門零は1枚で良いです。
もちろん、クシャトリラアライズハートや
ペンデュラムエヴォリューションなど
零が2枚あって、役立つ構築もあるので
1じゃなきゃだめな理由はないですが
一般的な覇王魔術師ならば
1枚で十分だと思います。
知識不足というか、テキスト確認不足で
大変申し訳ございません。
エクストラデッキ






デッキの核となるモンスターです。
初動の展開から相手の妨害を
なるべく重たく受けないように使いながら
展開を伸ばします。
最終的に、どのカードを
どのように盤面に残すかをイメージして
展開していくといいと思います。
なんとなくエレクトラムではなく
軌跡やドクロバットジョーカーのサーチなど
相手の手札誘発を透かしていくのが
大切なプレイングです。
あとは、既存の魔術師の構築から
異なる点としては、



この3枚のカードが挙げられるかと思います。
マスカレーナは
エクシーズしたアブソリュートを混ぜ込み
ssすることで、オッドアイズボルテックスを
盤面に特殊召喚しつつ
相手ターン中にリトルナイトによる
2妨害を構えることができます。
リトルナイトはマスカレーナのリンク先として
非常に優秀かつ、効果発動のタイミングで
盤面のカードを2枚除外します。
この除外によって
効果使用済みのバロネスを飛ばすと
エンドフェイズに帰還したときに
相手の発動したカードを無効にする効果が
復活するらしいです。
また、拮抗勝負2連打のように
盤面が崩壊してしまう場合には
エンドフェイズまでカードをとばして
帰還させるという器用なこともできます。
ティフォンは、相手の先行展開を捲る時に
かゆいところに手が届く1枚となります。
3000以上の攻撃力をもつカードは
効果を発動できないデメリットがありますが
オッドアイズボルテックスやウーサは
3000以下なことが多いので
こちらが盤面を崩したあとに残した
妨害の邪魔になりません。
アクセスコードによる盤面干渉には
ティフォンが働いてしまうので
アクセスコードを目指すなら
効果を使用する順番を間違わないようにしてください。
最後に

バグースカについてです。
こちらは、増殖するGを無効化できなかったときに
着地点として用意しています。
エレクトラム 1ドロー バグースカ
そして、時空のペンデュラムグラフを構えることが多いです。
ただ、バグースカさんは
無限泡影やリトルナイトで
割と簡単に除去できる時代です。
リトルナイトは時空のペンデュラムグラフで
着地しないように阻害していけるのですが
絶対の信頼を置けるカードではなくなりました。
が、ないと困る1枚でもあるので
今回は採用しています。
ほとんど使った覚えがないので
抜いてもいいかもですけど
保険としてほしいなぁとは思います。
サイドデッキ

展開系の回答、R-ACEやマナドゥムに
強烈に刺さるカードとして採用。
こちらが先行のときに
抹殺用では入れていませんでした。
入れるのでしょうか?

R-ACEや展開型の墓穴の指名者までをケアし
確実に増殖するGやニビルを通すカードです。
なぜか、幻影ロンゴミアントに
ぶっささります…。
特に、環境上位であるR-ACEに打つと
タービュランスが特殊召喚されず
盤面の解決が簡単になります。

ただ、エマージェンシーから
素出しされるので
ロンギヌスは怪しかったです。



シェアとしてティアラメンツが
多いかなと思って
深淵の獣3種類を採用しています。
先述の深淵の獣+ライトヴルムで
バロネスのプランもできます。

ピュアリィのノアールや
ナチュルビースト、ミドラーシュなど
システムロックモンスターの回答で
レベル7であれば
ペンデュラムしつつ、アブソリュート→ボルテックスと
動くことができたため採用しています。
前日まではオーバーディレイでしたが
ペンデュラムできる点から
クモグスにしています。
現在はクモグス、ラディアンになっています。

メイン1ですが
ニビル+泡影でほぼ、相手の展開を
好きなタイミングで止められるため
重ね引きを願ってサイドで2枠とりました。
【構築の変更点】
新弾のセンチュリオンによって
カラミティロックができるので
サイドを変える必要があります。
具体的には、幽鬼うさぎ、コズミックですが
ホルスギミックからサルガス、キングレギュラスがあるので
2枚引き要求になるかもしれないのが
きついなぁと思います。
また、センチュリオンがニビルケアできるので
またニビルが減るかなぁと思います。
ラビュリンスの次元障壁も
通してしまうとターンスキップなので
PSYフレームイプシロンの採用を
検討していましたが
プレイが難しくなると思い
今回は採用できませんでした。
R-ACE、ピュアリィ、ティアラメンツは
かなりメタ寄せできていたので
サイドを厚くする必要はないかなと思います。

サイドボードもせまくなるので
イプシロンは難しいかなと思います。
光翼は2、アドベントは1、霊廟は3で
もう少し回してみたいと思います。
エクストラはいじるところ、ないと思います。
爆竜イグニスターPが
ほしかったことがありましたが
組み合わせで貫通したので
いらないのかなぁと思います。
(補足)

ズァークと書かれているので
覇王門の魔術師でサーチできます。
2500なので
覇王門の魔術師
アストログラフマジシャンの
2枚をPカードと入れ替えて
サーチできる効果があります。
条件を満たせば、P召喚を
もう一度行えるという
はちゃめちゃ効果です…。
条件を満たして形成する盤面も
もちろん、強力なのですが
なくても十分強いと思って
なしで構築しました。
最初は入ってました…。
最後に一言
覇王魔術師、みなさんも
ぜひ、使ってみてください。
10/8(日)は苫小牧で
第15回胆振csが開催されます。
受付は9/1 20:00からです。
新制限での開催となる予定です!
参加お待ちしています!
(ご参加の皆様、ありがとうございました!2023.9.1)

【追記 2023.9.12】
① 増殖するGのケア展開
② ニビルケア展開について
③ サイドチェンジについて
④ タイタニック・ギャラクシー
①増殖するGのケア展開
覇王魔術師の先攻展開をする際に
もっとも辛い誘発が増殖するGです。

増殖するGを打たれても
相手のデッキを特殊召喚回数で越えて
ライブラリアウトを狙うことができる
デッキも存在しています。
未界域やライトロード、竜剣士などが
ライブラリアウトを狙えます。
ただ、今回の覇王魔術師は
デッキを35枚以上引かせることは
なかなかできません。
覇王魔術師のデッキ解説をしてから
ツイッターに送られてくる
一番多かった質問や相談は
増殖するGへの対応の仕方でした。
1、霊廟、おろかな埋葬からの展開
霊廟、おろかな埋葬から
ダークヴルムを落として特殊召喚します。
その際に増殖するGを発動されたときは
Pモンスターを通常召喚から
エレクトラム→虹彩、時空回収で
4エクシーズのバグースカで止まります。

ドクロバットジョーカーで
虹彩の魔術師をサーチし後続を用意しながら
相手に2枚ドローに押さえて
バグースカの処理を要求するよりも
相手に4枚ドローで
エレクトラムとバグースカの処理を要求し
越え札に時空のペンデュラムグラフを当てて
バグースカを持ち越すことを狙います。
もちろん、時空のペンデュラムグラフを
素引きしているなら
2枚ドローにおさえて
バグースカ、時空で耐えることも多いです。



もっとも、増殖するGをケアした展開で
バグースカで終えた時に
相手から無限泡影などを受けて
無力化されることもあります。
基本は増殖するGをはじいて
こちら側の展開を通すことが多いですが
弾けなかった時点で
勝率はかなり低くなります。
わりきってプレイし、2本目・3本目に向けて
切り替えていくことも必要です。
2、ペンデュラム召喚前のエレクトラムに行けない場合
覇王門の魔術師や、前述の
霊廟、おろかな埋葬ギミックがなく
スケールを揃えて特殊召喚する
ペンデュラム召喚による先攻盤面展開も
たまに起こります。
ペンデュラム召喚前のエレクトラム着地はできるが
無限泡影やヴェーラーで無効化されたときに
上下スケールが揃わないときは
先にペンデュラム召喚し、着地時のモンスター効果で
リソースをゴリゴリ回復していくプランもあります。
その後、エレクトラムで誘発を踏みながら
時空のペンデュラムグラフの回収を目指します。
相手がスケールが揃ったタイミングで
増殖するGを発動してきたなら
ペンデュラム召喚からリソースを回収し
マスカレ バグースカ 魔術師モンスターと
時空のペンデュラムグラフを構えるのを目指します。
時空のペンデュラムグラフで
場の魔術師を、対象に発動した際に
マスカレーナで対象にした魔術師を
素材としてリトルナイトを特殊召喚します。
そうすると、時空のペンデュラムグラフで
対象にとっていたカードが破壊され
さらに、場の対象になっていた魔術師が
破壊されなかったことで
時空の効果で「選んで1枚墓地送り」が発動します。
そして、リトルナイトによる1枚除外で
計3枚のカードを任意のタイミングで処理できます。
バグースカを守り切ることもよくあります。


増殖するGを受けてしまい
負け試合となることもありますが
そのようなときでも、有効な盤面形成を
少ない特殊召喚回数で達成できると
勝率に大きく影響すると思います。
②ニビルケア展開について
原始生命態ニビルの存在から
先攻盤面の形成における
ニビルケアの展開も質問で多くありました。

先に投稿した構成解説動画でも
ニビルケアについては話しています。
基本はニビルケアを狙うために
スケールを確保しながら
エレクトラム→エクシード→ウーサとつなげます。
一応、展開をエクシードで止めて
ペンデュラム召喚し、
オッドアイズ・アブソリュートをエクシーズ後
エクシードでPモンスターを1枚追加できます。
この1枚の追加が
盤面のウーサ、オッドアイズボルテックス、バロネスなどを温存しながら
マスカレーナ効果でリトルナイトにつなげることができます。
エクシードでウーサを特殊召喚し
オッドアイズボルテックスを出せば
無駄なく展開を固めることができます。
また、Pモンスター数を3体におさめて
そのうちの1体が調弦の魔術師であれば
賎竜の魔術師を特殊召喚し、あわせて
特殊召喚5体目にバロネスを着地できます。
その後、エレクトラムからエクシードとつなげていけば
ウーサや時空のペンデュラムグラフの回収が
確実に見込めます。
注意が必要なことで、
特に、やりがちなのは
上スケールとして虹彩の魔術師があると
破壊された時の効果で
星霞や時空を拾いつつ、上スケールを
常に供給することができます。
そのために、ビヨンドの効果で
虹彩の魔術師を回収する動きです。

もちろん、虹彩が手に入りますが
制約により、覇王門の魔術師を特殊召喚したり
通常召喚を追加しても
エクシードまでしか届かず
必ずニビルを直撃させてしまいます。
本当に虹彩の魔術師を拾って
時空のペンデュラムグラフを構えるのが
ニビルケアよりも強いのかと言われたら
ニビルケアを優先すべきだと思います。
なので、虹彩の魔術師にたどりつけず
時空のペンデュラムグラフが
回収できないときには
無理に探すのではなく
盤面展開を意識すると良いと思います。
まぁ、ニビルケアを怠って
虹彩の魔術師を拾ったがために
ニビルが直撃して負けている
覇王魔術師使いなんて
ぼくくらいかもしれませんが…。
僕の失敗談から、学んでいただければと思います。
基本はニビルケア展開で回し
ペンデュラム召喚前のエレクトラムが
狙えない時は調弦から
バロネスを目指すことでケアしていきましょう。
③サイドチェンジについて
○2本目以降の先攻
2本目以降の先攻サイチェンでは
増殖するGや光翼の竜を減らして
抹殺の指名者用のカードを入れています。
幽鬼うさぎ、無限泡影、原始生命態ニビルが主です。
ニビルに関しては
エレクトラム→エクシード→ウーサで
ケアすることはできるのですが
ニビルと泡影、うさぎ、ヴェーラーなど
2枚持ちをされたときに
ニビルは重たくなってしまいます。
マッチ2本目以降であれば
なおさら、サイチェンで投入される枚数が増え
手札誘発が重なる確率が上がります。
ニビルは効かないのですが
重ね引きを考慮して入れていました。
あとは、相手がR-ACEやティアラメンツであれば
こちらの展開にモンスターを特殊召喚し
妨害としてくることがあります。
対面によっては、増殖するGの枚数を減らさず
虹彩の魔術師、紫毒の魔術師を減らすこともありました。
○2本目以降の後攻
とりあえず、抜くカードの候補ですが
・虹彩の3枚目
・霊廟2枚
・光翼の竜1枚
・抹殺の指名者1枚
の枚数が候補です。
上から順に抜く候補として早めに
サイチェンで抜けていきます。
虹彩は後手だと
自発的に破壊しながら
星霞や時空をサーチできるのですが
かぶり自体は弱いです。
ただ、貴重な上スケールで
アストログラフマジシャンループのときに
2枚ないとリソースが
回り切らないことがあったので
3枚目だけ抜いています。
霊廟、光翼の竜は
返しの後攻ハンドで
被った時に弱いので減らしています。
抹殺の指名者も、抜けていきますが
誘発が多いデッキには
増殖するGや灰流うららを弾くために
残すこともありますが
基本的には抜いています。
(覇王魔術師のミラー戦をまだしたことがないので、あんまりよくわかっていませんが、時空のペンデュラムグラフぐらいしか抹殺の指名者で止められないと思うので、ミラーでもいらないと思います。)
対面が超重アダマシアやヴァリアンツなど
スーパー展開系デッキとの対戦では
墓穴の指名者やアドベント、ペンマジの枚数をいじり
更に有効なカードを追加していきます。
④タイタニック・ギャラクシー
タイタニック・ギャラクシーの採用についても
コメントがYoutubeにきていました。
なぜ、タイギャラなのか
全く理解できないので
逆にタイタニック・ギャラクシーである
理由を聞きたいくらいです。
タイタニック・ギャラクシーを
エクシーズ召喚するには
覇王スターヴ✗2で組むと思うのですが
覇王スターヴ連打ということは
破壊するカードがないと
アストログラフマジシャンからの
闇属性モンスターの供給がなく
リソース不足になると思います。
覇王スターヴ連打なら
黒牙の魔術師からモンスターを供給するのでしょうか?
タイタニック・ギャラクシーには
攻撃誘導と魔法効果無効があります。
攻撃誘導があることで
1600のアポロウーサを擬似的に
戦闘から守ることになります。
この点は強いと思います。

ウーサよりも高い攻撃力を持つカードを
2枚以上 場に用意された時
マスカレリトルナイトでは
1面しか触れず、ウーサが戦闘破壊されてしまう可能性が高まります。
何体 場に出そうが
タイギャラを超えられなければ
ウーサに触れないというのは強いと思います。
地味に、魔法効果無効も
発動は無効にしないため
三戦の才やライトニングストームなどの
後手まくりカードを止めつつ
2枚目は発動できないという状況が作れます。
バロネスやボルテックスは
発動無効なので、2枚目を発動されることが
あるかもしれません…。
効果無効であるがゆえに
相手の後手でのまくりの難易度を
かなり高めていると考えられます。
ただ、エクストラの枠が足りないのが大きいのと
拮抗勝負の存在から
どうしても、万能無効を用意したいと
タイタニック・ギャラクシーの優先度が
下がっていきました…。
強いとは思いますが、タイギャラによる
リターンがそこまでと思って
今回は最終着地点には添えていません。
もちろん、手数が簡単に増えて
マスカレリトルナイトでは
ウーサを守りきれない場合は
タイギャラも有効かと思います。
弱くないけど、優先度が低いという結論です。
【2023.12.26 追記】
①10-11月の環境における覇王魔術師の構築
②12月の環境における覇王魔術師の構築
③基本的な展開一覧

8月から覇王魔術師を使ってきました。
最初に登場したときには、
まったく認知のなかった覇王魔術師で
何度、覇王門の魔術師の効果を
説明したかわかりませんでしたが
いまとなっては、日本全国数多に
覇王魔術師を使いこなすプレイヤーが存在しています。
先日、来年1月からの
新制限改訂が発表されました。
今回は、追記として
8月からの覇王魔術師の構築変遷をまとめ
環境の総括、および
改訂を踏まえた、来期に向けた簡単な構築を掲載しておきます。
【8月〜9月】
既出の覇王魔術師で
かたつ杯 ならびに 公認大会連続優勝。
どちらも16人程度なので
参考記録にはなりますが
覇王魔術師の認知度がここから
増え始めるきっかけでした。
すでにnoteにて
8〜9月段階での構築論は
追記済みですので、省略します。
【①10、11月の構築】

11月初めは覇王魔術師使いたくて
あちこちの公認や大会に参加。
炎王
ピュアリィ
ラビュリンス
R-ACE
がトップシェア。
それぞれの地域ごとに合わせた
70枚構築でしたが
これは、環境に展開系が多い地域だったのと
ピュアリィ確定分布地域だったので
R-ACE、ピュアリィ、展開系ガンメタで
持ち込むもふるわず。
構築は綺麗だったなと思っている。

手札誘発のヴェーラーを採用し
さらに相手の展開を抑制する形。
この段階では、オーソドックスというか
スネークアイの強化により
効果無効を積まざるを得ないという環境。
相手の手札次第では
ドロール&ロックバードが
かなり刺さる対面が多かったので
ドロール&ロックバードもフル投入しています。
ティフォン弱いなぁと思いつつ
エクストラ ラスト1枠が決まらず
そのままティフォン続投の時期。
また、炎王とスネークアイの強化で
ラビュリンスが環境から一歩後退したことで
屋敷わらしの採用を抑えようと考えていた頃。

同じく覇王魔術師ですが
ヴェーラーでは墓穴を喰らってしまい
そもそも、展開自体がストップせず
後手から捲るのにハードルが跳ね上がることを考えて
霊廟、おろ埋からのヴルム2枚初動の動きを
邪魔しないで、かつ手札誘発としても
非常に優秀なPSYフレームギミックを採用。
一応、6枚目で引いてもギリギリ間に合うのも
採用を決めた理由の1つです。
こちらの光翼のサーチ処理後のドロバや
おろ埋や霊廟への灰流うららに対して
PSYフレームが打てますが
実践では起こりませんでした。
PSYフレーム・ドライバーは6なので
展開の中でライトヴルムにたどりつければ
4+6でバロネスが出るのも
おしゃれだなと思っていた時期がありました。
また、光翼、霊廟、おろ埋に加えて
初動の動きを安定させるために
超天神龍オッドアイズレボドラを採用。
結論から言うと、ドロバ直撃したり
後手のまくりで無駄に墓穴打たせたりと
デメリットが目立っていました。
ただ、融合スターヴヴェノムから
6800とPモンスターでワンショットキルは
何度かやったので、弱くはないですが
ちょっと違うのかなという感触でした。
篝火、咎姫の存在から
炎王、スネークアイが
頭2つほど抜けていたかなと思います。

はよ、規制せい!
【②12月】
炎王、スネークアイ、R-ACEの
炎属性が台頭する環境に待ったをかけるべく
構築を練り直す…。
PSYフレームの使いづらさ
ヴェーラー、泡影での妨害の信頼度の低さ
覇王魔術師自体の2枚初動の動きは
非常に強力ですが
後攻の展開が妨害を踏み越えづらい。
また、スネークアイの展開を流すために
メインからニビルの採用が散見されるようになります。
覇王魔術師は本来ニビルケアができますが
それは、誘発がニビルのみの話…。
効果無効と併せ持ちされたり
盤面を切り崩してもニビルで瓦解したりするなど
かなり向かい風だなと思っていました。
手札誘発でやりとりしながら
勝ち筋をしっかり通すよりも
ゴリゴリ展開していくほうが
自身の性格にあうとおもい構築変化。

最終的な構築は
調弦2、濺竜1で妨害貫通プランで仕上げました。
また、手札誘発も泡影2のみに抑え
有効札が引き込める枚数に抑えています。
また、爆竜イグニスターPを採用し
8シンクロによる盤面除去に加えて
サイドチェンジ後に
マジェスティPを特殊召喚することで
魔法族の里によるロックを狙えます。
超融合、三戦の才など
魔法カードによる捲りが多く、強い環境だったので
魔法族の里は強力に働いていました。
コズミックサイクロンは
魔封じの芳香が増えると思い
採用していましたが
それよりも、しっかりと相手の盤面を切り崩すためにも
拮抗勝負の採用のほうが良かったと思っています。
ちなみに、これはACSの構築ですが
その前のCSでSPYRALを使って出場した時に
覇王門の魔術師が零を手札からも置けるという事実を知りました。
眼から鱗とはまさにこのこと。
過去のnoteや動画にて
覇王門零2枚構築をすすめていますが
まったくの無駄です。
最後に、年末でとっても暇なので
基本展開を載せていきたいと思います。
参考程度に。
③覇王魔術師の基本的な展開
A、ドクロバット+霊廟(おろかな埋葬)
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原始生命態ニビルケアで
エレク→エクシード→ウーサで動いていますが
ガン無視するなら
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エクシード下で7エクを作り
ウーサに混ぜ込むと
万能無効が3面用意できるのかな?
それよりは、マスカレリトルナイトの方が
強そうなので、サベージorバロネスを
切った方がいいかなと思います。
B、ドクロバット+慧眼の魔術師
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この、ドクロバット慧眼の動きは
YOUTUBEのライブの中で
教えていただきました。
それまでは、どうしても
リンク値1が足りず
オッドアイズボルテックスとマスカレーナが
共存しなかったのですが
覇王門の魔術師の効果を後ろに回し
エクシードからアストロ回収後に
覇王門の魔術師を起動することで
擬似的に2度目のアストロを
誘発できるのが勉強になりました。
C、召喚数5体以内、バロネスからの展開
(初動のドクロにうらら、泡影をもらった時?)
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D、マジェスティによる里ロック
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マジェスティから魔法族の里を
サーチしてくる展開が
最も多いんですが
基本的に里を狙うのは
マッチ戦における2本目、または3本目になります。
つまり、相手もこちらが
覇王魔術師であることを考慮し
サイドチェンジを、行ってきます。
言わずもがな、原始生命態ニビルに
効果無効系の存在を考えると
やはり、軌跡の魔術師からサーチするのは
現実的ではありません。
しっかりとエレク→エクシード→ウーサと繋ぎ
爆竜剣士イグニスターPからの
特殊召喚がもっとも良いと思います。
E、軌跡の魔術師からの里ロック
(リターンは大きいですが、ニビルで死にます)
上記の展開A〜Eでは、虹彩の魔術師が
絡むと時空のペンデュラムグラフが
サーチできます。
虹彩の魔術師にアクセスしたり
マジェスティにつなげたりするのに
軌跡の魔術師で動くことがあります。
ただ、本当に原始生命態ニビルで
すべてがなくなるので
時空のペンデュラムグラフを切ったとしても
ニビルケアはしたほうがいいと思います。
対面が魔法カードに依存していて
魔法族の里がないと
返されてしまう危険性および
超融合からの沼地のドロゴンを
ケアするのであれば
原始生命態ニビルを割りきって
魔法族の里にたどりつくべきですが
その判断はすごく難しいです。
まぁ、魔法よりは盤面で
固めようと決めたのに
斬機から超融合が飛んできたり
魔法族の里で安心していたら
拮抗勝負2連発で死んだりと
裏目がある展開ではありますが
言ってもキリがないので
何を優先するのか、考え続けることが
一番大切だと思います。
最後に、自分が覇王魔術師を
使っている動画のリンクを貼っておきます。
下手くそですが
なにか、アドバイスいただけると嬉しいです!
来年は北海道の胆振地方で行うCSを
すでに1/21、2/18で行う予定で
告知しています。
北海道にお住まいの方は
ぜひご検討ください!!!
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