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今回は4つの展示会が同時開催!

G空間EXPO2025が、1月29~31日の3日間、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された(オンラインは1月22日~2月7日開催)。

賑わうG空間EXPO2025 Geoアクティビティコンテストブース

今回が今までと異なる点は、関連するイベントと同じ会場での合同開催の形をとったことだ。
「防災産業展2025」「グリーンインフラ産業展2025」「2025国際宇宙産業展ISIEX」、そして「G空間EXPO2025」の四つの展示会だ。
この四つの手次回の共通項は「位置情報」にあると思われる。

その結果、グリーンインフラ、防災、街歩き、建築・都市のDX、デジタルツィンと言った位置情報をキーワードとした広範囲な展示会となった。

これまでのような「こんな技術があるのですが、何か使えませんか?」という問いかけ型のイベントではなく、実際の事例紹介に重きが置かれたイベントと言う印象が強い。
このことは、それだけ「事例」が増えてきたということを意味する。言い換えるなら、世間一般の関心事が「専門的な瀬端技術」のみならず、それがもたらすソリューションに移りつつあるともいえるだろう。

その意味では、今回抜けていたテーマ(ジャンル)として、「教育」をあげておきたい。今回に加えて「教育」という枠組みがあらかじめ建てつけとして用意されていれば、「位置情報」をキーワードにしたソリューションのかなりの部分をカバーできるように感じた。

いずれにしても、今回のような「ある共通のキーワード」に基づく複数のジャンルの合同展示会というのは、出展者の異業種間交流を深めるとともに、来場者の幅を広げるという意味で、評価できるやり方だと言えよう。

日本地図センターのブース。今回の会場では、書籍などの物品販売も可能になった

                                                         (報告:2025年2月3日 広報部会 篠崎)

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