桃太郎伝説~OGRE~第四章

桃太郎伝説~OGRE~第四章

第四章・コードネームキジ

登場人物(5人)
Mark XII
狂犬のケンジ
火猿のヨイチ
コードネームキジ
閻魔オーガ

【台本】

旅を続ける一行

狂犬のケンジ「いや~疲れたすっね!」

Mark XⅡ「そろそろ夜営にしますか。」

Mark XⅡたちは、夜営をする事にしました。

そして、夜営をしていると
パーン!銃声が!?
弾丸がMark XⅡの頭を目掛けて
飛んできました。
Mark XⅡは寸前のところで
弾丸を刀で弾き飛ばしました。

狂犬のケンジ「おいおい!何だ!?敵襲か?」

火猿のヨイチ「おぉ?なんじゃ今のは?」

Mark XII「弾丸……やれやれ…スナイパーですか……」

狂犬のケンジ「だがよ!匂いはしないぜ!」

Mark XII「そうでしょう、相手はスナイパー、あなたの鼻でも感知できない位置にいます。」

狂犬のケンジ「クソ!どぉすんだよ?」

パーン!また弾丸がMark XⅡ目掛けて
飛んできました。

また、Mark XⅡは刀で弾丸を弾きました。

Mark XII「なるほど……弾丸の軌道……そして……狙うなら……そこですか!」

Mark XⅡは、閃光の如く
闇夜に走って行きました。

火猿のヨイチ「ほぉ!さすがじゃ!早いのぉ~!」

狂犬のケンジ「何関心してんだよ!猿野郎!俺達も行くぞ!Mark XⅡさんの匂いを辿って行く!」

火猿のヨイチ「さすがケンチじゃ!助かる!」

狂犬のケンジ「おい!いい加減、俺の名前覚えろ!俺はケンジだぁ!ボケザル!」

ケンジとヨイチはMark XⅡの後を追いました。

コードネームキジ「やれやれ……2発とも弾かれましたか……さて、ポイントを変えましょうか………おっと……早いご到着で……」

Mark XII「見つけましたよ………」

コードネームキジ「流石ですね!噂通りだ!」

Mark XII「あなたは何者ですか?」

コードネームキジ「これは、これは…失礼しました、私(わたくし)アメリカ合衆国特殊部隊、狙撃部隊所属しております。ジョン・アワー、コードネームキジと呼ばれている者です。」

Mark XII「あなたの目的は何ですか?」

コードネームキジ「いや~あなたの強さは外国の各国々にも広まっているのはご存知のはず、私は大統領の命令により、もし……あなたが脅威になりうるなら、殺せと命じられております。」

Mark XII「なるほど……」

コードネームキジ「お喋りは終わりです!いきますよ!!」

ダァダァダァダァ!キジは持っていたマシンガンを撃ち放ちました。
ですが、全ての弾丸をMark XⅡは弾きました。

コードネームキジ「ほぉ!これでもダメですか!なら、近接なら!」

キジはナイフを取り出し
Mark XⅡに切りかかろうとした瞬間

気づいた時には
キジの喉元にMark XⅡの切先が

コードネームキジ「くっ……私の負けです……殺しなさい。」

Mark XII「ふっ……やれやれ……あなた、おもしろいですね。私についてきなさい。鬼退治を手伝ってもらいます。」

コードネームキジ「おや……どんな風の吹き回しですか?いいでしょう!あなたを援護しましょう!」

狂犬のケンジ「はぁ…はぁ…はぁ…やぁっと追いついた!」

火猿のヨイチ「ふぅ~どうやら勝負は、もうついとるようじゃのぉ!」

Mark XII「えぇ!この方も私たちの味方です。それではいきますよ!」

狂犬のケンジ「なんだよ!?仲間!?おいおい!また1人増えんのかよ!おい!てめぇ!足引っ張ったら、殺すからな!」

火猿のヨイチ「ガハッハハハハ!よろしゅう頼むわ!」

コードネームキジ「やれやれ、騒がしいですね。」

Mark XII「あっ……!キジ…これを食べなさい!」

コードネームキジ「これは……チャーハンですか……それではいただきましょう!」

狂犬のケンジ「えっ!?嘘だろ!?俺が食べた日から結構日にち経ってるよ!流石にそろそろヤバいだろ!」

こうして、キジを仲間に加わり
Mark XⅡたちは鬼ヶ島へと
向かいました。

その頃、鬼ヶ島では

閻魔オーガ「ワシらの島に近ずいて来ている者がおるな……くっくくく…久しぶりに楽しめそうじゃわい!」

Mark XⅡたちの運命は如何に…….

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