【声劇台本】クリスマスプレゼント
クリスマスプレゼント
ジャンル
コメディ
登場人物
父
息子(マサル)
あらすじ
朝起きるとクリスマスプレゼントが!
楽しみにその箱を開けると…
・台本
息子「お父さん、おはよー!」
父「おお!おはよう、マサル!サンタさんからプレゼント来てるぞ!」
息子「えっ!?やったー!わぁーー!何これ!すごい大きいよぉ!」
父「はっははは!大きいな!何だろうね?開けてみなさい!」
息子「うん!何だろ?………えっ!?何これ!!!!」
父「どうした、マサル?何が入ってたんだい?」
息子「お父さん見てよ!これ!剣が入ってる!」
父「おお!これは!すごいじゃないか!勇者の剣だぞ!」
息子「勇者の剣?えっ!?ボクこんなのサンタさんに頼んでないよー!」
父「いいかマサル!サンタさんはな、お前に魔王を倒して貰うために、勇者の剣をプレゼントしてんだぞ!感謝しなさい!」
息子「嫌だよ!Switchが欲しかったのに!魔王なんて!どこにいるのさ!」
父「いるさ!新宿に!」
息子「新宿にいるの?見たことないよ!」
父「あぁ!いるさ!でも……魔王は皆の心の中にもいるんだ……」
息子「いや!何言ってるの?急にお父さんどうしたのさ!?」
父「いいかマサル……父さんも昔はサンタさんから勇者の剣を貰ってな、魔王に挑んだんだ!」
息子「えっ?お父さんが!?魔王に?やっつけたの?」
父「いや……それがな……レベルが足りなくて、魔王城の門番にやられたよ!」
息子「しかも門番にやれたの?」
父「そうなんだよ!丁度お前ぐらいの歳だったかな!」
息子「えっ!?じゃあ、僕もレベル足りなくない?」
父「そうだなぁ……マサル今7歳だよな!」
息子「そうだけど……」
父「レベル7か……」
息子「えっ!?レベルて年齢なの?」
父「そうだぞぉ!まぁ!まずはスライムを倒すところからだな!」
息子「スライムなんているの?ここ日本だよ!」
父「いるさ!みんなの心の中に!」
息子「だから!それどいう事!?意味わかんないよー!」
父「とりあえず、レベルをあげるんだ!マサルよ!」
息子「ちなみにお父さん……レベルてどれくらいあったら魔王倒せるの?」
父「そうだな……58ぐらいかな!」
息子「58て!レベルて年齢だよね?後51年もかかるの!?」
父「そうなるな!はっはははは!まぁ~マサルよ!精進あるのみだ!」
息子「いや!無理だよ!」
父「コラ!弱音を吐いてどうする!それじゃあ、立派な勇者になれないぞ!」
息子「いや!勇者とかなりたくないし!ボクは嫌だよ!」
父「マサル!こうしてる内に魔王に世界を征服されてしまうぞ!」
息子「いや!ないない!ここ日本だよ!」
父「よし!防具買いに行くぞ!」
息子「えっー!?防具?どこにあるのさ!?」
父「えっ!?しま〇らだけど!」
息子「絶対ないよ!無理だって!」
父「そうか……なら仕方ないな……父さんが魔王退治に行ってくるよ!」
息子「行かなくていいよ!もう!こんなクリスマスプレゼントいや!」