3歳から5歳児に人気の英語の絵本-Robert Munsch(ロバート・マンチ)
みなさん、こんにちは
カナダ・バンクーバーより『1日1単 English Talks』と『カナダで保育を語る』というポッドキャストを配信しています。
今回は私の本業である保育士としての内容となります。私が仕事するときに必ず持って行く本があります。
それは、Robert Munsch(ロバート・マンチ)の絵本です。特にPreschoolerと呼ばれる3歳~3歳児のプログラムでの仕事の時には必ず持って行っています。
この本を持っていくと、多くの子供たちが話を聞いてくれます。それほど子供たちを惹きつける内容のストーリーなのです。
今回は、子供たちに人気の絵本作家Robert Munschと人気の秘密を深堀します。
はじめての出会いはMortimer
私がはじめて働いたセンターで唯一こどもたちが静かに聞いていた本です。
モーティマーは、就寝時に歌うのをやめない子供の話で、両親や17人の兄弟、警察の助けを借りても、ただ騒ぎ続けるという内容です。
この話を読んでいると、Mortimerがいろいろな人たちを巻き込んでイライラさせているのかが、目に浮かびます。
そして、ベビーシッターをしていたころに戻ったような気分になります。
この本を聞いていると、ときにはふざけてもいいんだと思わせてくれる内容なので、私も読みながら笑いが出てしまいます。
仕事中に、Mortimerが騒音を出す節がフッと出てきてしまうくらい、強烈なインパクトがあります。
この本は1985年に出版されました。
人気No1のストーリーMud Puddle
私が3歳5歳児のプログラムでのお話しの時間に必ず読む本がこちらです。
子供たちに人気の話ということもあり、毎回リクエストをもらいます。
内容は、この女の子Jule-AnneとMud Paddleとの対決のお話しです。この話の面白さは、同じ文章を何度も繰り返しているところです。
3歳から5歳児にも、分かりやすい内容で、こどもたちが話に食い入るのも納得がゆきます。
この本は1979年に出版されていますが、多くのこどもたちに読まれています。
こちらは、実際に朗読している音声となります。
Pigs
この話は、豚の群れを放した少女が、その豚たちに家と学校を荒らされる話です。
この豚たちに荒らされる様子を面白おかしく描いているのがとても面白く、こどもたちの反応を見るのを楽しみながら読んで聞かせています。
まとめ
この他にもRobert Munschの本はたくさんの出てきます。保育士にとってうれしいのは、1冊10ドル以下で買えること。
そして、たくさんの話を選びながら読みたい場合は、特選集も出ています。
こどもたちの反応を見て読んで聞かせるのがいいのかなぁと思います。
これから、保育の現場で仕事をする予定の方、実習を控えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。