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ノファンとある人

エブリスタで仲良くさせていただいた方の職場仲間がいた。(ちなみにノファンとその人は無関係)

その人は確か19歳?と若く、職場ではとても真面目、そしてリア充でもあった。

社長らしき人から娘をその人と結婚させるような話が持ち上がったがその人は既に付き合ってる彼女がいて、それで色々あったようだが初めは『羨ましいなこの野郎』と思った。

ところがある日異変が起こる。

彼はそこそこの責任のある役職を任されたが仕事が全然出来ない。

周りが説得しても本人は「やります!」とやる気。

それで社長からもしかして…?と疑われメンクリにその人を受診させる。

結果発達障害が判明したらしい。

その後彼は何を思ったか暴れ出す。

社長や仕事仲間は発達障害が判明された彼を気遣い、出来る仕事に回してあげると提案してくれたが彼はそこで反発しだした。

社長になりたいと言い出し、仕事仲間を罵る。おまけに社長にも楯突く。

社長から見限られその人は処分された。

しかし、問題はこれだけでは終わらなかった。

仕事仲間に謝りに来たは良いが言いたい放題言ってその人から殴り飛ばされる。

それから一悶着あったようだが彼はそれ以降表舞台には出てこなくなった。

彼は若く、真面目であるが故に障害者とされるのが嫌だったのだと思う。

若い頃のノファンもそうだった。

ノファンも彼のような立場になったら自分の障害を認められず暴れていたのかも知れない。

若いのか、発達障害の特性なのかはわからないが彼は野心が強く、頑固な性格だったかも知れない。

上手くいってたのが上手くいかなくなり、それでも頑張らせてください!と必死だった青年。

発達障害が降りるや否や彼は堕ちてしまった。

彼は別時間軸の自分だったかも知れない。

なんとなく、そう思っている。



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