戦争がこわい
ここ一週間の秋っぽさったら最高だ。
花粉と乾燥には少し悩まされるけど、あの猛暑を潜り抜けた開放感の比にはならない。
夕飯も、豚バラ肉と白菜の炒め煮と俄然秋冬っぽいメニュー。一昨日は今秋初の白菜の浅漬けも作ったし。
今は玄米茶なんか飲んで、プチ鹿島とダースレイダーのYouTubeヒルカラナンデスを観ながら日記を書いてるよ。
今日は珍しく広尾へ。
聖心女子大学に「子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する」という展示を観に行く。タイトルからして大変そう。しかも今回の展示は第1期「子どもと戦争」。第二次世界大戦時の、ユダヤ人収容所のひとつ、テレジン収容所(わたしはこの収容所を今まで知らなかった)の子どもたちが残した絵の展示が深く印象に残る。ドイツ人の目を盗んで、収容所内で子どもたちの為の絵画教室を開いた女性がいたらしく、沢山の絵が遺されていた。一目見るとハッと息が詰まる虐殺の絵もあれば、収容所内で描かれたとは思えない色鮮やかで美しい絵が沢山あった。
その絵を描いた生存者へのインタビューや取材を行った作家の文章も展示されていて、胸が締め付けられた。絵画教室を開いた女性は終戦を待たず、東へ送られたそうだ(それは死を意味する)。
わたしは今の日本社会が戦争をする国に簡単に転じてしまいそうで怖い。過去に人々がどのようにして戦争に向かっていったのかを知ることはとても大事だ。
ということで、行ってよかったです。
折角広尾へ行ったので、過去2回行っている雑貨屋さんへも立ち寄る。
カンタやドロ染の布、仮面、アクセサリーなど異国の様々な商品が売られているお店で、店員さんも色々なことを教えてくれてとても楽しい。
今日は2回目に行った時と同じおばさんで、とにかくお喋りがノンストップ。このまま帰れないのでは…?と思ったけれど、常連さんが入店したので解放されました。ホッ。
ベネチアの蜻蛉玉やドゴン族の話など、とても面白いお話でした。
今日はそんな感じです。