「ダムタイプ|2022: remap」
先日鑑賞したダムタイプの展示の感想です。
現代美術に関心があれば、必ず聞いたことがあるであろう有名なダムタイプですが、今までちゃんと鑑賞したことはありませんでした。
もしかしたら10年くらい前に現代美術館で観たことがあるような…でも覚えていない…。
うーん、よくわからない!と感じてしまうことも多い現代美術ですが、ダムタイプもなんだかとても難しそう、わたしにわかるかしら…?と行くか行くまいか迷っていました。
ただ、大好きなアーティゾン美術館での展示だし、坂本龍一氏が参加していたことも知り行くことにしました。
行ってよかったです。
作品に関する説明はほぼ無いので、もう自分で感じることを信じるのみ!
それが良かったかもしれません。
展示室は、目が慣れるまでは間違って人にぶつかっちゃうんじゃないかと思うくらい暗く、坂本龍一氏が手掛けたと思われる音楽がその場を包み込んでいてセラピーを受けているような心地。
展示は恐らく3つのセクションに分かれていて、中央にある広い空間が地球…と言うのか全ての生物の根源的な部分…と言うのか還る場所…と言うような場所で、周りの空間に点在するレコードは旅やそれぞれの人々の生活。一際暗い、少し離れた小部屋はなんと言うか、秩序、かな。そんな風に感じました。
その3つのセクションを行ったり来たり彷徨ったり、少し佇んでみたり。
とても良い体験が出来たと思います。
ちなみにアーティゾン美術館はコレクションが本当に素晴らしい!!
行くたびに新たに素敵な作品に出会えます。
今回はオシップ・ザツキンという芸術家を新たに知ることができました!!
アーティゾン美術館でのダムタイプの展示は5月14日(日)まで。
ギリギリで滑り込んで良かったです。
いつかレストランも利用してみたいな〜と思っています。美味しそうなんだけど、ちょっと落ち着かなそうなんだよなあ。笑