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戦争と、

土曜日の午前中は東京都写真美術館にドキュメンタリー映画「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」を観に行った。丸木夫妻の絵については、去年か、いやもう一昨年か?東村山か、いや東松山か?にある丸木美術館で、原爆の図を観たことがあった。途轍もなく大きく、なんとも言葉にしがたい凄まじい絵だった。そして、とても良い場所だったことを覚えている。
今回の映画はその名の通り丸木夫妻が描いた沖縄戦の図をテーマにしている。最近は「戦雲」や「ひめゆり」など沖縄戦関連の映画を観ていたので、結構知った気になっていた。
だが、もちろん、そんなわけはなく、今回の映画でもまた知らなかった事実を知ることになった。集団自決の詳細や、敗戦数日後に起きた日本兵による民間人の虐殺事件など。衝撃だった。ショックだった。でも
驚きはしなかった。人間ってそうなのだ。戦争ってそうなのだ。
映画の後は夫と待ち合わせてビリヤニを食べに行った。一度友人と行って美味しかったので再訪。やっぱり美味しい。けれど量が多くて食べ切れないのが悲しい。残りは夫に食べてもらった。
午後はいつものコース。お気に入りの本屋と雑貨屋、あとはパン屋でパンを買い溜め。
夏休み明けの本屋では本を買った人にオリジナルの栞が配られるということで楽しみに行ったけれど、今家には読んでいない本が沢山。結局本ではなくて、靴下を買ってしまう。素朴な顔の男の人と女の人が描かれたデザインに一目惚れしてしまった。このお店、本だけでなく素敵なセレクトの雑貨も置いている。危険な店だ。
ゆっくりと本を眺めていたら、この前池袋で衝動買いをした絵本「戦争は、」と「ぼくは ふね」があって嬉しくなった。ここでも取り扱っているのか、と店主とまなざしを共有しているような気持ちになる。
靴下しか買わなかったけれど、いつも本を買ってくれているから…と夫と2人分、オリジナルの栞をもらうことができた。やったー。
結構歩き回ったので疲れて、夕飯はそうめん。
丸木夫妻みたいに、夫とお互いのツボ押しマッサージをしたり、お灸したりして、寝た。

土曜日はそんな感じです。

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