日々の解像度4K 2020年4月23日の日記
・朝。8時半。絶起。大急ぎ準備。薬缶でお湯を沸かす。出勤。晴れ。自転車を直す。午後。勉強。Twitter。勉強。Instagram。勉強。LINE。勉強。Zoom。退勤。Zoom飲み会兼夕食。5時間後。完。大急ぎ就寝。
・夕食の時に『スウィング・キッズ』観た話して私の感想を朗読したら友人が泣いた。酔っ払いながら泣いた。そういう情動のある映画だったと思い出した。あったかもしれない世界、映画が一番うまく描けると思う。
・本当に私がこの先の人生を歩んでしまったらどうしよう…。歩みを進めていくという怖さがある。マリッジストーリーって怖いな。
・身体を職場に持っていく苦痛についてかなりの時間を要して話した。今の労働体制、驚くほど私の身体に合っていて至極健康でいる。毎日こんなに凪なら、出勤て嘘なんじゃないか。人間は嘘を5日間連続で過ごして今まで生きてたんじゃないか。無理してやっと回る世界ならもう壊れてくれ。出勤は週に2、3回でいいよ。それなら許せるよ。世界がギリ壊れないくらいの感じでやっていきたい。いかが?世界を回す偉い人たち。
・昨晩、恋人に『あの人に逢えるまで』という短編韓国映画のリンクを送りつけて観てもらった。そしたらすごく良い感想を教えてくれたので、すごく信頼を置けるなと思ったりした。
・一般的に、何かに対する自分の感想を言葉にすることは、私が思っているよりもかなり難しい行為だと思う。だけどその障壁を頑張って打ち砕いて、どうにか自分の持っている言葉で感情を伝えようとする、できる人間は尊いね。私の周りにはこれをどうにかしてやろうとする人が多いから、そんなに特別なことだと思っていなかった。でも実はこれってとんでもなく特別なことなんだよね。この歳になるまで気づかないボンクラが私です。
・教養・知識・知恵・経験・言葉とあらゆる分野に対して自身の拙さを毎日痛感するけれど、それでも自分の持てるものでどうにか感想は表していきたい。感想はその時の感情とイコールでもあるから、その時にその時の私が持っていた、3秒後には忘れてしまいそうな感情を感想として覚えておくために、言葉にしていきたい。感想は記憶に限りなく近い。
・私は、何かに対する感想を教えてくれる人にとことん信頼を置いてしまう。「面白い」「つまんない」「泣けた」「深い」「考えさせられる」以外の言葉を使った感想なんて面倒な行為、よほど自分の感情への解像度を高めないとできないもんね。解像度を高めた労力の結果を教えてくれる人、大好きだな。