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建築基準法など各種法律の壁


最近、気付いたら子供より先に眠ってます。

セルフビルド計画が始まってからというもの、悩むことと言えばほぼ法律の問題で、毎日毎日、建築基準法ばかり話題に上り、さすがに萎える。。。

どうやら世の中は違法建築で溢れかえっているらしい。しかしほとんどの建築物が悪質では無く、危険でも迷惑でもないようなもの。例えば違法カーポートが一般化しているほど建築基準法はザル法で、それらを守るのかどうするかというモラルの問題に直面している。大きな声では言えませんが。

私が当初希望していた【地元の自然素材をふんだんに使った家づくり】は法の問題(防火規定)により呆気なく却下となった。外壁は木材にしようと決めていたけど、国土交通大臣が定めた構造方法か認可を受けた物でないとダメらしい。軽く予算オーバー。(地域により規定が異なります。)

ハウスメーカーや工務店に家を注文すれば、全てがお膳立てされていて法に触れることなど皆無ですが、私達が今家を建てようとしている場所がそもそも問題らしい。

建築予定の場所が崖の下(危険)と見なされるかもしれない。たかだか2メートルぐらいの高低差で。
素人判断で「竹の根が150年以上張っていて、崖崩れなんて到底起きないだろう」と自信を持っていても、崖条例という法律が各地にあり、下記の様な場所には上にも下にも建築してはダメらしい。

しかし、測量士さん曰く「過去に何度も崖下の依頼ありましたけど、問題になったこと一度もありませんよ。市役所にも問い合わせましたけど、現状説明して大丈夫でしたよ。」との結果。

一方で、建築士さんは「確実な方法を取って、崖から家を離す為に家のサイズを縮小しましょう。もしくは、養蚕小屋を解体して崖も崩すしかないですよ。」と。

えーーーーー。

意見割れるし、何百万円の工事の話がポンポン飛び出すし。カオス。

建築士さんはあらゆる問題を想定しリスクを回避しようと一歩一歩着実に進めてくれてるのでなんの問題もありません。

問題は予算だ。

なるようにしかならないので、楽しむしかない。

手作業で元豚舎解体、雑木伐採
before
after
ダンプ&ユンボ登場

初めてユンボ(バックホー)の仕事を間近で見た。
男児は工事現場を真剣に1時間以上見るって話をママ友からよく聞いていたけど、初めてその男児たちの気持ちがよーく理解できた。当たり前だけど、これは巨大なロボットの手なんだ。そう思うともう手にしか見えない。カッコいい。これは凝視してしまう。私は油圧が好きなんだ。

「雨降ってきたからやめよう」と言っても止まらないこどもたち
「稲架掛け(はさがけ)」
刈り取った稲を天日干しにして
じっくり乾燥させでんぷん粒を守る

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