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私は大人だけど、まだ子ども

今日は思い浮かんだまま書いてみます。私は長女です。小さい頃からしっかり者だねと言われながら育ってきました。『お姉ちゃんだから、しっかりしないと』『お姉ちゃんだから、お母さんの手伝いをしないと』『お姉ちゃんだから、下の子の面倒をみないと』などなど役割的なことばかりを考えていたような気がします。

両親は共働きの公務員で、ごく一般的な家庭です。喧嘩も多く、家では心安らぐ時間と場所がなかったように思います。そのためか、この『お姉ちゃん』という役割を一生懸命尽くすことで、自分の居場所を得ようとしていたのかもしれません。

小、中、高までは同い年の子と釣り合うように、気を貼っていたなぁ~今となっては感じます。高校を卒業し、進学した時に、同じ学年だけど年上の友達が何人か出来ました。その中に1人、とても姉御肌が強い方がいました。同じグループだけど、頼りがいがあり、何だか好きでした。

たった1つ年が上だけれども、その友達は『お姉ちゃん』のような存在でした。出身地も同じで、直ぐに打ち解けられました。初めて、頼るというか甘えるという感覚を味わったような気がしました。猫が脇の下から入り、膝に寝そべる感じです。

それと同じような感覚を、心許せる年上の人に抱くようになりました。頼り甘える感じです。『センパ~イ』と言いながら、脇の下を通り抜け、お膝に座りヌクヌクする感じ。

これって、小さい頃、母親に甘えきれなかったからでしょうか。母に対して甘えたかったことを、年上の先輩で体験したかっただけのなんでしょうか。まだ自分の中でも答えが分からずにいます。

その感覚、大人になった今でも出てきます。いいなぁ~、心地いいなぁ~と思える人がでてくると、自然と猫になる感覚が出てきてしまいます。温かくて、優しくて、でもしっかりしている。そんな方が出てくると、ついつい甘えたくなってしまいます。まだ私の中の、昔、甘えきれなかったインナーチャイルドがそうさせているのかもしれません。

私は大人だけど、まだまだ子どもの様です。認めざるを得ませんね。

あなたはどんな世界に行きたいですか?
その世界を創り出せますように💕



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