青木英語塾 HP 32

32 デジタル教科書になると単語も本文もすべて読み上げてくれますし、さらに教科書ワークの内容が入った準拠アプリを使えば、文法の解説と練習問題、単語や文法の確認テストまでそろってますので、先生がいなくても生徒一人で予習も復習も進めることができます。しかしデジタルばかりに任せてはおけません。また同時に今回の新指導要領に基づく教科書改訂では、長文読解と文法知識に偏った暗記学習で、個人の偏差値さえ伸ばせばよいという授業ではなく、今の大学入試には直接関係ないディベートとかも含めた英語4技能でコミュニケーション能力を鍛えて総合的な英語力を引き上げ、発信力を伸ばす授業が奨励されています。私は、まさに原点回帰ではないかと思います。これまでの知ってるだけでよかった英語と違い、自分の英語というものを持ち、育て上げ磨き上げてゆく。「日本語があなたのものであるように、英語もまたあなたのものです。それに気付きなさい」これをやっているのが、次にご紹介する英会話教室のグループレッスンです。つづく。

当塾では、文法と音読を中心に指導しています。まず、読めること。そして英文の仕組みと意味とを理解することです。最近の大学入塾では、文法問題単独の出題は少なく なったとよく言われます。共通テストでも文法問題はなくなりましたが、リスニングが50点から100点満点となりリーディングと同じになりました。また、都立入試では今年11月に新たにスピーキングテストが実施されます。最近では英語4技能と言われますが、私は、普段はそれぞれに別けて練習するのではなく、リーディングとリスニングは、シャドーイングで、ライティングとスピーキングは、英検過去問と英作文問題集で1つの問いに対して80語くらいになるように書いてみる、そして、読めるように書けるように文法を単元ごとに学習するというように指導しています。
4技能以前は、客観テスト暗記科目でしたので、文法とイディオムを徹底的に鍛えて、長文を読みながら単語力を鍛えてゆけば、十分に伸ばして結果を出すことは可能でした。ところが最近の実力テストでは、リスニングだけでなく画一的な指導では、生徒の得点力が伸びなくなってきたように思います。つづく

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