ルート29鑑賞した
最近映画を観すぎて財布が大分軽くなった気がする。
仕事帰りいつものように好きなことでお金を稼げていない現状に不満が募り映画を観てそれを少しでも和らげた。今回観たのは私の同じ時間にシアター内にいたのはたったの4人という数字をたたき出した「ルート29」
上映開始時間から10分、長いものだと15分して本編が始まるものが多いのでゆっくりとキャラメルポップコーンLとメロンソーダをそれぞれ単品で頼み当たり前のように遅刻して入場。
そしたらまさかの上映開始時間からわずかの5分ほどで本編が始まっていた。中学生か高校生が主人公(綾瀬はるか)を風よけにして煙草に火をつけているシーンから見ることになってしまった。どなたか冒頭どんなシーンだったか知っていたら教えて下さい。
ちなみにポップコーンはMでもセットで頼みますか?私はLLが欲しいくらいなのでわざわざ値段の高い単品で頼むんですが、ドリンクも高すぎますよね。
そんなことを思いながらポップコーンをむさぼりながら観ていると今回の映画は予想通り私には理解の及ばないセリフやシーンが多々ありました。一言で言えば観衆が自らかみ砕いて解釈するような映画で、その時のコンディションによっては眠くなってしまうかもしれない内容でした。
一番印象に残っているのは時計屋のおばさんが少年に対してただの石と交換に恐竜の骨が針に使われた高級そうな時計を上げたシーンですね。自分もこうゆう粋な人間になりたいと日ごろから思っていますが、なかなかできません。いつか自分ではなく他人を優先できるような心を持ちたいと思います。
映画の途中何度か精神科のシーンがありました。立ちながら独り言を言っている人や死ぬと言いながら死なない人が居て、自分が生きている世界線では出会っていない人がこの世界にはまだまだいて小さな世界に生きていると思うと同時にそういう人たちに対して何か自分に出来ることはないかと考えました。でも、周りからみたらそれはただの偽善かも知れないけど他人の意見など気にしてたら出来ることも出来ないですから、だって偽善も実行すれば賞賛されるんですから。自分の生きたいように生きます。
主人公が仕事は好きです。と言っていました。
自己実現と言えば、人生の大半を仕事が占めます。自分は大層なスキルもなければ人脈もない。でもせめて人生のほとんどを費やして行うものは自分のやりたいことにしたい。だから今は耐えてお金をためて、自己実現のために頑張りたいと思った。
どうせなら死ぬ直前まで世界を見て知って食べて笑顔でいたい。