絵をお仕事にする(超初級編)
九州宮崎県で画家をやっています。
都会とは程遠い場所で、フリーランスで画家を続ける人って…結構稀かもしれません。(私の周りには割といらっしゃいますが…一般的にはメジャーな職業ではないですよね🤔)
とはいえ私の場合は、純粋に絵を販売するだけで生活が成り立っているわけではなく、絵画教室をしたり、ギャラリー運営をしたり、アルバイトも時々やっています。
そんな中で個展を開いて絵の販売をしたり、注文で絵を描かせてもらったり、商品パッケージのデザイン画などをさせてもらう機会もあります。
絵を描いても食っていけないだろう!…
そんな事も小さい頃から耳にしてきました。
でもね、やりたい事なら、絶対やってみた方がいいのです。なかなか踏み出せなかった私だから書けることもあるかなと。
やりたい事になかなか踏み出せなかった、あの頃の私みたいな人に読んでもらえて、少しでも参考になれば嬉しいです。
やりたい事を仕事にすると言っても、何もいきなり仕事を絵一本に絞らなくても良いと思います。いきなり出来ちゃう人はこんな記事は読まないと思うのですが…😂
まず、描いてるもの、作ってるものがあるなら発表してみるんです。お仕事やチャンスは人が持ってきてくれるので、まずは認知されることが重要です。
最初はハードル低く、リスク少なくチャレンジしてみる。大きな取り返しのつかない失敗ではなく、小さくチャレンジと失敗をしながら学んでいくことが、あなたの経験値になります。
仕事って、続かないと意味がないので。
ハードルが低いものから参考までに書いてみたいと思います。あくまでアナログで絵を描く私の経験からで、正しい順番というわけではないので、ご了承ください。
作品が10点以上はありますか?(実際には10点ってとっても少ないので、たくさん描いてほしいですが…)
👇
・SNSに画像をアップしてみる。
・作品を無料で展示してくれそうな場所、カフェや人がよく集まる場所があれば飾ってもらう。
・ギャラリーや美術館など公共施設での低価格の公募展や企画展などに作品を出品してみる。マルシェなどでも良いと思います。とにかく人に見せる機会を作ってください。
ここまではかなり初心者向けです。全部ではなくても、これがどれかは出来ている人は…
・定期的に個展を開く。(最低でも一年に一回はやる。) →個展は自分の世界観を見せやすいので、固定ファンになってくれる人と出会える可能性が高いです。
・同じような作家さんが周りにいれば、グループ展をしてみる。 →経費やプレッシャーなど、個展よりはハードルが低いです。客観的に自分の作品のクオリティや他の作家さんからの情報をもらえたりすることもあるかもしれません。
締め切りをつくってコンスタントに作品を制作することが出来ないと、仕事にするのはまず難しいので、ここまでは最低ラインです。
なかなかこれが出来ない人はまだ作品を作り続ける習慣が出来ていない、仕事にする段階ではないです。
1人で続けるのが無理ならば、どこか絵画教室に通ってみるなり、作家さんのグループに所属してみるのも1つの手かもしれません。
作品制作を習慣化するには、環境を作る事も大事です。一時的なモチベーションではなく、習慣にしてしまうのが楽だからです。
…長くなったので、また続きの記事は今度書きたいと思います。