言葉


ちょうど自分がアイドル運営として三年経った今日ファンの皆様に"感謝"と"お願い"の言葉を綴らせていただきたいと思います。

自分が"アイドル業界"に無知な状態でポッと出で何も知らずに飛び込んでから、早くも 「3年」という月日が流れてしまいました。
正直にいうと自分のプロデュース力に過信をしていました。1年後にzeppでワンマンするとあまりに偉大すぎる目標を掲げて、その裏にはメンバーの地道な努力の過程がそこにはあるなど知らずにひたすら攻めることだけを貫いてやろうと尖った思考で、当初のメンバーや仲間を先行しすぎてしまっていたかもしれません。

気づいた時には、周りには誰もおらず本当の意味で孤軍奮闘を続けて、半年ほど地獄のような赤字経営、自転車操業で自分の全てを切り詰めてまで極限の状態で運営をしていた時もありました。

あの時、自分がいかに周りが見えてなかったのか、そして自身のプライドのせいで誰にも悟られないように必死にそのことを隠して、誰かに助けを求めることもできず、そのせいで失わなければいけなかったものも多かったです。本当に申し訳ないです。
あの時もっとこうすればよかったなとふと今でも思い出すことがあります。

でもこれは言い換えると、ここまで自分を追い込んででもお金以上に、自分を信じてついてきてくれてメンバーのために「大きなステージ」に連れて行くことが3年前も今も一ミリも変わらない"自分への呪い"だと思っています。

なので、応援をするということはそれくらい苦しいことだと僕も皆様と同じくらい実はわかったつもりでいます。僕自身全てを切り詰めてメンバーの未来を信じてお金や時間を失ってでも応援しづけてきたので。
そんなメンバーが信頼を失う行動や後先考えない行動をした時は、それこそ心が抉れて何度ももう辞めたいなとか、こんだけ苦しむならこんな仕事続けたくないって考えました。
なので、今もうすでにいなくなってしまったファンの皆様の気持ちも、痛いほど肌で伝わってきます。辛い思いをするくらいなら推さなければよかったって。

これでも、どこの運営よりもメンバーと親しく、時には熱く、そんな関係性を築いてきたつもりです。

どこまで自分の力が通用するのかわからないし、気持ちだけで勝ち上がれる世界でもないのは十分今日まで学んできたつもりです。

きっとこれを読んでも自称伝、書いて気持ちよくなってるだけじゃんって思う方もたくさんいると思います。
僕のグループを馬鹿にする言葉もたまに見かけます。

そんな言葉や逆境をたくさん味わった僕だからこそ言えることがあります。

「これからも誇りを持って推してくください。」

諦めの悪い漢が作るグループです。ひたすら夢のために前向きに走り続けています。

そしてメンバーも

「誇りを持ってこれからもアイドルしてください。」

僕が君たちをその先のステージに導くので。

これだけ大口を叩いて逃げるわけにはいかないんだと自分へさらに"呪い"をかけさせていただきました。

最後になりますが、これからも私達は夢を追いかけるためにはもっと多くのファンを獲得してさらに前へ進むために茨の道をメンバーと一緒に進まなければ行けない日がいずれ来ると思います。

これからも同じ夢を一緒に描いて、同じ汗をかいて、時には感動を、時には馬鹿になって楽しめる日を、一緒に'思い出'という一ページを心に刻める瞬間を過ごせれば幸いです。

同じグループを愛している以上、どんな人にも僕は感謝と平等の精神でやっていきます。
日々成長していくメンバーを、これからも熱い気持ちで応援してください。

夢が夢のまま終わるのは切ないので、僕と一緒に彼女達の思いをステージの上で完成させましょう。

2025年1月29日


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