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ドコモ光10ギガの工事が予想外だった 在宅環境向上編①

このところ音楽と映画の記事が続いていましたが、今回はガラッと趣向を変えて、自宅のPC周りの環境整備について書いてみようと思います。まずはNWの速度向上ということで、先日実施したドコモ光の10ギガ化の工事についてです。これから10ギガ化を考えている方の参考になれば幸いです。


◆自宅フレッツの10ギガ化を思い立った

仕事の半分くらいは在宅だし、妻も子供もみんなスマホとPC使ってるし、子供はPCゲームも始めたし。困ってるほどじゃないけど、そろそろ増速が必要かな。今、増速するなら「10ギガでしょ!」、すみません、その程度のノリで10ギガにすることにしました。料金も1ギガと月額で数百円しか違わないし、なにより10ギガは「大人のロマン」だし!

ちなみに私の自宅は、もともとNTTのフレッツ光に、ひかり電話とフレッツテレビをのせて使っていましたが、「携帯料金とまとめて安くなるよ」との囁きで、サービスはそのままでドコモ光に転用しました。プロバイダはOCNを継続して使っています。

今回、これを10ギガ化するわけですが、まずは従来の契約がOCNのタイプBという、10ギガには対応していないタイプだったので、まずはOCNインターネット(タイプA)に変更してからの10ギガ化となりました。

◆10ギガ化のための自宅NW環境の準備

10ギガ化の工事は、NTT側の設備の確認とかで1か月半ほど先になったので、それまでに自宅を10ギガに対応する環境に変更します。回線が10ギガになっても、自宅の環境が対応してなければ宝の持ち腐れなので。実際にやったことは主にこの2点です。

1.LANケーブルの10ギガ化

NTTが設置するONU(光回線用のモデムのようなもの)からWi-Fiルーターに接続するLANケーブルを、10ギガ対応のCat6aケーブルに変更しました。Wi-Fiルーターは前から10ギガ対応のルーターを使っていたので、そのまま使います。

また今回は、私のデスクトップPCを、Wi-Fiルータから有線LANで直結する構成に変更するので、そちらのCat6aケーブルも用意しました。

2.PCのLANポートの高速化

私のデスクトップPCのLANポートは1ギガ対応なので、そこに10ギガのケーブルを引き込んでも1ギガ以上の速度は出ません。そこで今回、PCのUSB3.2 Gen1(Type-A)のポートに高速な有線LANアダプターを接続することにしました。10ギガ対応のアダプターはなかなか無いので、以下の2.5Gbps対応の有線LANアダプターを購入しました。

◆いざ、工事当日

NTTの工事担当の方から連絡が入り、10時頃に到着予定とのこと。車で家の前まで来られるのかと思っていたら、機器をもって歩いて来られました。さっそく機器の接続が始まります。

今回の10ギガ化の接続構成図です

古いひかり電話ルーターを取り外し、①から③の3つの機器を接続します。

①はフレッツテレビ(ドコモ光テレビオプション)のための映像用の回線終端装置。ここから自宅のTV向けの映像ケーブルも出ています。
②は10ギガ対応のONU(回線終端装置)。いわば光回線用のモデムですね。
③はひかり電話用のルーター。家の固定電話には、この装置から電話のケーブルを繋げています。

ひかり電話ルーターにCat6aケーブルを刺して、自宅のWi-Fiルーターにつないで作業完了。時間にして約30分。順調に進んだせいか、拍子抜けするような早さでした。

右から順に①、②、③です

◆事前に聞いてた話と違う!!

作業員さんも無事退出され工事終了となったのですが、実は事前に説明を受けていたのと大きく違ったことがありました(良い方向で・・・)。

1.朝からネットが使えなくなる・・・ことは無かった!

一つ目は、事前の説明では、工事当日の朝5時ごろからネットは使えなくなると聞いていました。うちの場合、テレビも電話も全て使えなくなるわけです。家族には事前に伝えて「ブーブー」文句を言われていたのですが、朝起きてみると、「あれ、テレビもネットも使えてるし・・・」

家族は「良かった~」と言ってるものの、私は逆に「NTT側の工事がうまくいってないのではないか」と少し不安に・・・

作業員さんに聞くと状況で異なるようですが、うちの場合は作業員さんが切断処理をするまで使えますよ、とのことで、結果的にラッキーでした。

2.工事日以降もしばらく見れないサイトが・・・無かった!

二つ目は、光回線の10ギガ化の工事が終了しても、しばらくは閲覧できないサイトがあると聞いていました。これは、10ギガ化はあくまでNTTの回線側の工事で、その後のIPv6、IPv4の工事は各プロバイダー側が実施するため、時間差が発生するのだそうです(YouTube等でも注意点が出ていました)。

聞くところによると、IPv6側の工事は比較的早く完了するので、一般的にその日のうちにはIPv6サイト(YouTubeやGoogleなど)には繋がるようになるようですが、IPv4側の工事は数日かかることもあるようで、IPv4のサイト(X/TwitterやAmazon等多数)が数日閲覧できないかもしれないということで、家族のもう一つの「ブーブー」ポイントでした。

作業員さんに聞いてみても、「そこはプロバイダーさん次第」とのこと。作業員さんが帰られた後、さっそくネットに接続してみると、既にYouTubeが見れる。10時から工事開始して10時半過ぎの時点でIPv6工事は完了しているようです。ただAmazonには繋がりません。「待つしかないな」。ちなみにnoteも繋がりませんでした。noteもIPv4のサイトなのかもしれません。

それからいくつかサイトに接続して、どこが繋がらないのか確認しようとしたところ、「あれ? Amazonが見れる!」、時間は10時50分頃。工事が終了してまだ30分も経っていませんが、既にIPv4の工事も完了したようです。noteも見れます。数日間は覚悟していたものが、30分弱で終わりました。

もちろんケースごとに状況は異なりますし、たまたま工事が早く終わったのかわかりませんが、事前に散々ビビらされていた10ギガ化の工事は、驚くほどあっけなく終了しました。

そして待ちに待ったスピードテスト。

この数字が見たかった・・・

有線LANアダプターが2.5Gbps対応なので、実効上、ほぼ上限に近い速度が出ているようです。そう、この数字を見るために10ギガ化をしたのです。これから毎日、スピードテストの結果を見ながら、一人、ほくそ笑みたいと思っています。

今回は在宅環境向上編の第1回として、光回線の10ギガ化を書いてみました。機会があれば、ウルトラワイドモニターの購入など、いつか第2回として書いてみたいと思います(あくまで書けたらいいなという願望です)。

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