しばらくの苦しみ

「キリストにあって、あふれるほど恵みを注いでくださる神は、しばらくの苦しみのあとで、あなたがたに永遠の栄光を与えてくださいます。神ご自身があなたがたを力づけ、しっかり立たせ、強めてくださいます。」
—ペテロの手紙Ⅰ 5:10（JCB）

最近、私の叔父が亡くなりました。人生で愛する人の死に直面する時、自分の限られた時間について考えさせられます。人生は長いようで短く、その儚さに心が痛むこともあります。それぞれの年代で素晴らしい出来事がありますが、同時に試練や悲しみも避けられません。

しかし、聖書は語ります。「しばらくの苦しみ」だと。今どんな困難の中にあっても、それは一時的なものです。人生全体を見渡しても、苦しみは「しばらくの」ことに過ぎません。

聖書に登場する多くの人物も、それぞれの苦しみを経験しました。しかし、その信仰を通して多くの人々が祝福されました。私たちも同じように、どんな苦しみの中にあっても主に信頼し続けるならば、その経験は決して無駄にはなりません。

主は「しばらくの苦しみのあとで永遠の栄光を与えてくださる」と約束しておられます。この約束に立つことで、私たちは強められ、しっかりと歩むことができます。主に信頼することは、何と素晴らしい特権でしょう。

今、心が折れそうになっている方がいるかもしれません。諦めたくなることもあるでしょう。しかし、どうか主に信頼し続けてください。主は決してあなたを見放すことはありません。主の約束は変わることなく、必ず守られます。

長い階段を登る時、一番上を見上げると「いつまで続くのだろう」とため息が出るかもしれません。しかし、今日という一段だけに目を向けて登っていきましょう。明日もまた一段、その次の日も一段ずつ登るうちに、気づけば頂上に辿り着いているでしょう。

主は良いお方です。あなたのことを深く気にかけ、愛しておられます。主に信頼して、この「しばらくの苦しみ」を乗り越えていきましょう。

祈り

主よ、御名をほめたたえます。あなたが私を気にかけ、守ってくださることに感謝します。すべてのことをあなたに委ねて歩みます。あなたが良いお方であり、私の味方であることを信頼します。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。

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