ありのままで愛されている
「あなたが愛しておられる子、私の叫びを聞いてください。あなたの偉大な力で、私を救ってください。」
— 詩篇 108:6（JCB）
私たちは主に愛されています。主は、愛する子どもである私たちの叫びを聞き、その偉大な力をもって救い出してくださるお方です。
大人になると、子どものように率直にふるまうことが難しくなります。子どもは思ったことをそのまま口にしても気にしませんが、大人は「こんなことを言ったらどう思われるだろう」と考え、言動を慎みます。それは賢明な判断かもしれませんが、私たちは神の前でも同じように自分を取り繕ってしまうことがあります。
しかし、主は私たちがどのような状態にあっても変わらず愛してくださいます。私たちが良い時も、弱さを抱えている時も、その愛は決して変わることがありません。この世のどんなものも、主の愛を奪い去ることはできないのです。
主は私たちを造られたお方であり、すべてをご存じです。
「主よ。あなたは私の心の奥底まで探り、どんなささいなことも見のがされません。そして、口を開く前から、私が何を言いたいかも見抜いておられます。」
— 詩篇 139:1, 4（JCB）
私たちの狡猾さ、怠惰、意地悪さ、頑固さ、見栄っ張りなところ……それらすべてを、主はすでに知っておられます。それでも主は驚かれません。むしろ、私たちがそれに気づき、変えられるように助けてくださるのです。
この世で、私たちの弱さや欠点も含めて愛してくれる人はいるでしょうか？ いいえ、ただお一人、主だけがそれを可能にするお方です。
だからこそ、主の前では無理をする必要はありません。良い子のふりをする必要もないのです。ありのままのあなたを、主は愛しておられます。主の前で偽ることなく歩むなら、人間関係も楽になっていきます。他人にどう思われるかを気にしすぎず、「主が私の味方であり、私の正しさを証ししてくださる」と信じることができるからです。
主ともっと親しく歩むことができますように。
祈り
主よ、あなたが私のすべてをご存じであることを感謝します。そして、あなたの前で自分を飾る必要がないことを心から感謝します。どうか、私がありのままで受け入れられていることを、さらに深く知ることができますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。