娘との歴史(1歳~2歳)
1歳ごろからの不安
彼女は生まれてから、とても良く泣いていた。
床に下ろすとすぐに泣き出すのでずーっと抱っこをしていて、
昼寝も抱っこしながら寝かせたり、私の膝の上に腰掛けて寝ていた。
次第に、雑誌に書いてある
「〇ヶ月にはこんなことができます!」ということが
当てはまらなくなってくる。
後ろから声をかけてみるも、反応がなかったり、
私がどこかに行っても気にしていない様子もある。
ベビーマッサージにでかけると、知らない場所が苦手なのか
ギャンギャン泣いて肩身がせまい…
そのくせ、予防接種の注射では一切泣かない。
段々と自分の中でこの子に何かあるのではないか?と思い始めました。
1歳半健診
健診場所に行くと、他の子どもたちが優等生に見えてまぶしかった。
うちの子は何にもできない…と思って(諦めて)いたので、
そんなには苦しくなかったけど。
本当に全然違う存在だな、と感じていた。
言葉も出ていないし、歩くこともできてない。
もちろん、積み木を積んだり、絵を指さしたりという課題もできない。
なんだか惨めな気持ちになりつつ、
「この子発達がゆっくりで…何かおかしくないですか?」と聞いても
まだまだこれから成長するから~という感じで
真剣にとりあってもらえることもなかった。
かろうじて2歳の再健診に繋げてもらうことができた。
1歳半を過ぎても歩かない
1歳半、1歳7ヶ月、1歳8ヶ月…歩かない。
全然歩かない。
そのころはこども園に預けていたので、周りとの違いが顕著だった。
みんな歩いて登園しているのに、うちの子だけ抱っこして登園。
娘は当時、はいはいでもなく、歩くでもなく、
膝立ちの姿勢で歩行をしていた。(めちゃくちゃ悪目立ちしてた)
さすがに不安になって県の発達専門の病院に電話をかけた。
1歳8ヶ月で歩かない?と病院でも疑問を感じてくださって
整形担当で身体の発達について診てもらうことができた。
ただ、特にできることはなく、様子を見ていこうということになり
そこから数ヶ月後の1歳10ヶ月の終わり頃に
娘は歩くことができるようになった。
耳の聞こえも心配
前述のとおり、声をかけても振り返らない、
名前を呼んでも反応しないということも度々あったので
耳鼻科も受診をした。
が、耳自身には問題ないね、と言われてしまったため、
それに関しては結局どうすることもできなかった。
とにかく不安だった
これもできない、あれもできない、とできないことばかりが目について、
やっぱり障害があるんじゃないか、
何かおかしいんじゃないかとネット検索するという日々だった。
今思えばもっとゆったり考えられていたらな、
子育て楽しめていたらな、と思うのですが、
当時はわからないことだらけで必死だったし、
よくがんばっていたなと思うんです。
おわりに
こんな経験をしてきたからこそ、
あれ?って思ったときからできることがあるんだよ
困ったときに相談できる場があるんだよということを
伝えていきたいなと思っています。
#発達ゆっくり #娘との歴史