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彼との馴れ初め、私の恋愛観


彼との結婚が決まり、
どたばたと結婚報告やら食事会やらを終え
一息ついて、
でもまた忙しくなりそうな予感。

もしかしたら私の人生において
一番幸せな時期なのでは?と幸せをかみしめる今日この頃。


こんな浮かれている私ですが、
彼と出会って2年~、本当にいろいろとありました。

こじらせアラサー平凡事務員の恋愛歴をこの場をお借りして
記録に残させていただきたく
ご興味があれば最後までどうぞお付き合いくださいませ。




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学生の頃は異性があまり好きではなく
恋愛は多少なりともしてきましたが
真剣に(?)恋愛をしていたのは初恋の男の子くらい。
そのあとは好きかも?程度で終わることがほとんどでした。

そして高校生からはまったく恋愛をしなくなり
大学は女子大を選んだため、自分から動き出さないと出会いなんてまったくない状況にありました。

そんな私ですが、恋話は大好きで、
少女漫画や恋愛ものの小説をたくさん読んでは
いつか運命の王子様が現れて、私を愛してくれるんだってこっそり妄想したりもしていました。(笑)

社会人になり5年目、転職を機に今の彼と出会い、
ずっと望んでいた両想いから付き合うこととなったのです。

この出会いが本当に奇跡だったのでは?、と今でも思っています。

私は告白されて短期間付き合って自然消滅、みたいなことはありましたが
きちんと付き合うのは彼が初めて。

彼は学生の頃はモテていたようで付き合った経験はあるようですが
大人になって付き合うのは初めてみたいでした。

だからお互い不器用で
どこか「普通」と違っていて
きっと周りから見たら二人とも子供だなって思われていたと思います。


私と彼が付き合って一緒に住むまではだいたい1年半くらい

1年半の間は会えない時間が辛くて
何度涙を流す夜を過ごしたか…

ただ今でも彼に感謝しているのが
毎晩電話することを1年半続けてくれたこと。

どうしでも電話できない日は何日かあったと思いますが
付き合って1か月もしないうちに毎晩ライン電話をするようになり
いつのまにかお互い朝までライン電話をつなげっぱなしが当たり前になりました。

そして彼は連絡がまめな方で
何か用事があるかにかかわらずラインをくれたし
私がラインをした時は基本すぐに返事がきます。
(これは同棲を始めた今も変わりません)

そしてお互いお休みの日はデートすることがあたりまえ。
お互い実家暮らしだったため、どこかに出かけないと二人の時間は作れなかったので
それは大変でしたが、予定を一緒に考えてくれたのでとても嬉しかったです。

なのに、一緒にいられない間は不安ばかり。
彼の性格上、浮気なんてもってのほか、他の女の子を好きになることは無いとなんとなく思っていたけれど
彼の母に悪い印象しかなく、向こうの家族と一緒にいる間が不安でならなかった。
(今は彼の母を嫌いなどまったくなく、誤解をしていただけだと理解しています)

職場は一緒だからお互い近況が分かるし
嘘はつけない状態。
だけど、なんで、こんなにも不安だったんだろう。



今も思い出せるのは

・彼とデートした帰りの夜、家に送ってもらう時
・私の実家か彼の実家で一日一緒にいた時のお別れする夕方

いつも切なくて、こっそり泣いてしまった日はたくさんある。
(泣いているところを見られたこともある)

彼と付き合いだして半年ぐらいの時、
「一緒に住みたい」って思い切って言って、
それまで何度かそんな話を軽くしていたけど
本格的に同棲を考えていることを伝えました。

どんな場面だったかあまり覚えていないですが、
確かゴールデンウィークで連日どこかしら出かけていて
「毎日外出しているとお金なくなっちゃうね」って言ってた時
「ちゃんと貯金をしよう」、「二人で住むために二人貯金を始めよう」となりました。

そこから1年後に同棲を始めるわけですが
彼は車を買ったり、学費の支払いが合ったり、ゲーミングパソコンの分割支払いがあったりと実家にいながらも何かとお金のかかる人。
だから貯金がまったくありませんでした。

さらに私と遊ぶためにお金もかかるし
彼の趣味である釣りにも結構なお金がかかるようで

彼のことは大好きでしたが
貯金がないことがずっと不安でした。
(今も不安です(笑))

だから二人の貯金を考えてくれたことが嬉しくて
毎月お互い3万円ずつ月6万円で12か月続けて以年後には70万ちょっと
これなら同棲ができると思ってそれを目標に頑張りました。

ちなみに私は同棲始めるためのお金は心配ないくらい持ち合わせていて、
実家暮らしでそれまで恋人もいなかったのと、貯金が趣味だったのあり
年齢の割には貯金はある方だと自負しています。

でもすべて私がもつなんてそんなのはおかしいと思ったので
二人で頑張ることで同棲が素敵なものになるんだって
彼に甘やかすこともしたくなく、すぐにでも一緒に住みたい思いを押し殺して
1年間我慢したわけです。


長かった。
本当に長くて辛いことも多かった。

何度私が精神不安定になり
彼に泣きついたことか。

私は仕事が辛くて
彼は部署が異動してから楽しそうでやりがいを感じてそうで
それがなぜかとても悲しくて。

私にとり、二人で遊びに行けることだけが生きがいだった時期。

明日が休みで会えるのを楽しみにしていた日に
「今晩から釣りに行ってくる」と言われて、
何で一緒にいてくれないのと泣きながら怒って
彼を困らせたことは一度や二度ではないです。

趣味を否定するなんて彼女として最低だし、相手を尊重してあげたい。
私にも趣味の一つや二つあるのだし…

でも貯金もないのに釣りに行ったり、行ったらもう一日中、
海にいて会えないからその日一日寂しさがついてまわる。

だからといって一緒に行っても、
女の私はトイレと寒さに困ってしまって苦痛だったし、
彼に迷惑をかけるので毎回付き合ってはいられない。
(釣り好き彼氏持ちの方、共感いただけないですか?涙)

あとは、彼の兄のお嫁さん(義姉)のために
会社を休んで甥っ子たちを保育園に連れていったときは
優しいのは分かるのだけれど、「なんで!?怒」って気持ちのほうが大きかった。
(ただでさえ有給少ないのに!!怒)

誰にでも優しい彼にイライラして
そんな皆に優しい彼を好きになったのに
性格の悪い私は自分が嫌いで、自己嫌悪に陥って。

彼が心が広かったから
一度も別れることとなく
ここまで続いたんだと思います。

しかし心の狭い私は
何度も彼に別れたい、別れようと伝えて
だけど彼は、私といることを望んでくれて
彼が涙を流しながら私を引き留めてくれたこともありました。


当時を思い出しながら
noteを埋めて言っていたら

私は、なんと我儘で自分勝手で
最低な彼女なんだろうと思います。

普通の男性だったら
私なんてお手上げで
すぐお別れを切り出されていたことでしょう。


でも彼はメッセージを送ればいつでも答えてくれて
私を喜ばすためにデートを計画してくれて
二人で住むための貯金も頑張ってくれたのに
私は彼に最低なことばかりしていました。

今でも思う。
「何で私の彼氏でいてくれたの?」
「何で私がいいの?」


前に一度そんなことを聞いたことがあるけど
「むっちゃんが優しくて可愛くて
好きだって思った時に一生そばにいて守ってあげて幸せにすると決めたから」
と言われたことがあります。


私は自分が可愛いなんて絶対思わないし、
この記事を読んだ皆様も私が優しいなんて要素が全くないのにって思われるでしょう。
私も思う、私は顔も性格もブスなんだって。


一つだけ、彼が私のそばにいてくれた理由として心当たりがあるのは
彼と付き合いだしてすぐ、付き合ったことが原因ではないけど
彼が原因不明の腰痛に悩まされ1か月ほど仕事を休んだことがありました。
(結局ヘルニアって診断されたらしい)

私に出会うまで、新卒から所属していた部署での仕事が辛かったようで
精神的に追い込まれていたみたい。
彼の場合は心に現れず体に現れるようで
腹痛に悩まされたり(盲腸で手術したことがあった)、
今回のような腰痛に悩まされたりしていました。

始めてのクリスマスデートで
彼は杖を突きながら私とイルミネーションを見に行きました。
泣きながら行くのやめようと言った私に、
ずっと楽しみにしてたんだからと痛い腰を効かない痛み止めで凌いで
なんとか一緒に行ったこともあります。

(余談ですが2年目のクリスマスデートで
杖を突かず走り回れる彼とイルミネーションを見たとき
当たり前のことが当たり前でなかった日のことを思い出して
今が幸せすぎて泣いてしまいました。)


そんな会社を1か月ほど休んでいた彼のために
毎週苦手な運転を頑張り、彼の家に行って
たくさんお話しして、励まして
当時情緒不安定だった彼を私なりに何とか支えていました。

ひとりぼっちの彼を癒せるのは私だけなんだと思っていた。

だからずっと私は妙に優しかったし
働けないのでお金がない彼の為、なにかとお金を払うのも基本私だった。

そんな彼に尽くしている私を私が好きだったのです。

この状態が今も続いていたら
多分彼とは別れていただろうけど…

あるとき良い病院を紹介してもらえて
痛み止めが効くようになり
デスクワークでなら仕事ができるようになりました。

会社がそれを考慮して彼を部署異動させてくれて
念願の部署に異動できたこともあり
彼はすっかり元気になったのでした。

多分、彼の辛かった時期を支えたのが少なからず私だったから
私を裏切れなかったのではないかなと
思ったり…
本当のところはわかりませんが。


話があっちいったりこっちいったりですが
そんな彼と晴れて一緒に住めるようになって良かったことは

・ずっと一緒にいられること
・不安要素がほとんどなくなり、寂しい夜がなくなったこと
・お出かけしても、バイバイすることがないこと

この3つが大きいです。

今なら、妹が「同棲をはじめたら精神安定した」という言葉に
共感できる。


部屋は狭いけれど、私も趣味や勉強をするスペースがあって
彼も趣味を満喫できる時間があるから
一緒にずっといることは今のところ苦痛ではないです。

そして基本ずっと一緒にいられるので
少しくらい彼が趣味の釣りに行っても、大丈夫と思えるくらい
心に余裕もできました。

でも同棲し始めで、
私ばかり家事をしていた頃は
何度も怒って泣いていました…

勉強もしないといけないし
運動もしたいのに
彼のお弁当を準備して
仕事で疲れた体で夜ご飯を作って
掃除洗濯をして

気が狂いそうで

こう書くと彼が何もしていないように見えますが、
そんなことは無くて、
掃除に関してはトイレ掃除とお風呂掃除は当番制だし
洗濯物を畳んだりアイロンがけは基本彼の仕事。

私は残業はほとんどないけど
彼は残業しないといけないことが多いのに
頑張って早く帰ってきてくれている感じ。

お弁当の用意も私がしなければきっと彼はするんだと思う。
でも冷凍食品の詰め合わせになってしまいそうだし
最悪コンビニ弁当の日々になりそうだから
用意してしまう私。

彼は何もしていないわけではないし
彼なりに頑張ってくれていた。

だけどメニューを考えて食事を用意するのは
料理好きでもない私には結構きつかったです。

だから「なんで私ばっかりなの」と泣いて怒る私に
彼は「俺も頑張ってるのに」と、彼まで泣いてしまう始末。


ある休日に
仕事の日に料理する時間をなるべく短縮すべく
午後からずっと台所に立ちっぱなしで料理していた時、
彼はその間ずっとゲームをしていて
私の何かがぷつっと切れた。

「もう料理もしたくない」
「一緒にいたくない」
「帰りたい」

と、私は泣き崩れた。

もう思い出したくないことだけど
正直にここに記しておきます。

お家(実家)に帰りたいと泣き叫んで
彼と一緒にいたいと彼にお願いしたのは私なのに
それなのに私は彼と一緒にいたくないと泣いて困らせた。

彼は私の泣いている姿に心を痛める人なのを分かっているのに
私ってなんでいつもそうなんだろう。

でも冷静になっている今の私が思うに
今まで実家でのんびり過ごしてきたのが急に
仕事をして家事をして勉強をしてって
毎日いっぱいいっぱいなんだったんだと思います。

結婚しているわけではなく
家族でもない赤の他人の彼に頑張っていて
限界を迎えてしまった。

多分一緒に住む前より住んだ後のほうが
喧嘩が多かった私たち。

それでも結婚に進んだのは
彼が泣き叫ぶ私を優しく抱きしめて
結婚を決めてくれたからだと思います。

今、料理を彼は週3くらいで作ってくれています。
お弁当も夜に作って朝ちょっと詰めるだけだから彼でもできる。

本当に助かっています。

だから私も心の余裕ができて
最近はあまり喧嘩しなくなりました。
全く喧嘩しないことは多分無理だけど(笑)


きっと結婚しても喧嘩はするし
何かの限界を迎えたら私は泣いて怒るんだと思う。
(これは今すぐにやめたいことですが…)

私たち二人は
周りから見たら一緒にいないほうがお互いのためなのかもしれないと思うほど
共依存している(私が特に彼に)関係みたいですが
でも先日彼が私の父に、「二人で幸せになります」と言ってくれたから
きっと二人でいることでお互いが幸せになれるんだと信じています。


大好きな彼へ
最後まで私を選んでくれて本当にありがとう。
私は本当に恵まれていました。

これまで男性関係で辛い思いをたくさんしてきて
私なんて結婚なんかできないだろうとずっと思っていました。
でも心のどこかでウエディングドレスを着ることに憧れていて
人生一度でいいからお姫様気分を味わってみたいと思っていました。

自己肯定感が低くて、自分の顔がコンプレックスの塊で
なのに、ひとめぼれだったと
整った顔のあなたに言われたとき、それが嘘だとしてもお世辞だとしても
涙が出るくらいうれしかった。

いつも優しく暖かく私を抱きしめてくれてくれるあなたに何度救われたか。
私より4つも年下なのに
私より大人びたことを言うことがたまにあって
その言葉に何度心が温かくなったか。

心配することもたくさんある。
貯金はできないし
甘いお菓子やお腹をくだすのに油っぽい家系ラーメンが好きで食べるのはなんで?
ヘルニア持ちなのに釣りに行ってしまうし、ずっと健康でいてくれるのかな?

だけど心配事を吹き飛ばしてしまうくらいいつも笑顔だから安心する。
(でもやっぱり貯金だけは頑張って!)

今の世の中いろんな出会いがある中で
お互い恋をしてお互いを好きになって
付き合うことができて
結婚まで進むことはきっと多くはないのでしょう。

この奇跡を
あなたに出会えたことを宝物に
これから一緒に歩んでいこうね。

結婚生活がどんな形になっても
幸せを築いていこうね。

ずっとずっと大好きです。


そしてここまで読んでくださった皆様

ここまでお付き合いくださりありがとうございます。

恋愛で悩む女性の方、もちろん男性の方もたくさんいらっしゃると思います。
女性と男性で考え方や価値観は生まれながらに違うので
どうしてもすれ違ってしまうことがたくさんあると思うのです。

特に女性にはタイムリミットがあるように感じて
男性はのんびりしていて
そこもまた大きな違いですね。

最初から最後まで仲良しで適度な距離間で
いられる二人もあると思いますが、
どちらか一方が不安になって
どうしてわかってくれないのって私のように辛い思いをする方もきっといますよね。

でも、大丈夫です。
運命の二人なら最後まで二人でどうにか進んでいけるはずです。
別れてしまうなら、それはそうなるのが必然で新しい出会いがきっとあるのだと思います。

私自身、反省するところはたくさんあって
このnoteの記事を読まれた大抵の方に嫌われる覚悟で
最後まで書き続けました。

いつでも笑顔で優しく
何事も受け入れられるひとでありたい。

心に余裕をもって
相手に執着せず対等に向き合っていきたい。

それが今でも私の課題です。

私にとって心の支えは彼だけではないけれど
彼の存在はとても大きい。
それはずっと変わらない。

でもそんな彼と一生を歩むことを決めたのだから
彼と一緒に幸せになる覚悟をもって
これからの人生を歩んでいきたい。


大変大変長くなりまして
今までの記事の中で一番読みづらく
ここまで読んでくださった方が少ないのではと
心配になることがたくさんですが
素直な私の近況の恋愛事情をかかせていただきました。

共感してくださった方がいらっしゃったら嬉しいです。
もしくは、こんなあほんたらな彼女がこの世にいるものなんだと
じゃあ今の私たち(俺たち)は大丈夫だなって思ってもらえたら
さらに嬉しいです。(笑)

最後まで読んでくださって
ありがとうございました。



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