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JCX#1 茨城シクロクロス土浦ステージ

もっとちゃんと準備しとけばなって毎年思ってる開幕戦。今年はそうならないようにーって思ってましたが、気づいたら開幕1週間前、前日と結局全くバイクに乗ることなく迎えたいつもの流れ。

サポート


機材

タイヤ

バイク

spcialized crux

ホイール



今年からバイクは中学3年生のときまで使っていたspecialized cruxを今井さんのおかげでなんとか準備。

タイヤもvtjさんご協力の下、vittoria A DUGASUT
のTUタイヤを3セット用意していただいた。

レース1週間ポジション出し、結局レース前にシクロバイクにまたがったのはこれだけだった。

ポジションは昨年から大幅変更し、ハンドルの高さを10mmアップ、サドルも5mm下げてみた。

レース前日もしっかりメニューをを入れて脚に刺激入れ、少しずつ力の入る感覚は戻ってきた。

レース当日

全くシクロ車に乗っていなかったので朝試走から走るために朝4時半に家を出発して6時半到着、7時からの試走なので準備して出発。

タイヤは前日の雨でかなり滑るコンデイションになっているのではないかと予測して、フロントにRINO、リアにTERRENO MIXのセットで入る。

今季シクロバイク初乗りだったのでまずは慣らす事を第一に。

コースのレイアウトはまずスタートの陸上競技場→アスファルトは変わらず、芝生区間に入り、いくつかコーナーを回ったらシケインとその後も階段区間から陸上競技場奥のキャンバーと例年とさほど大きくは変わらないが、スピードレンジがかなりハイスピードで踏みっぱなしな区間が多い。
時間にしたら5分程度か、1周にかかる時間が少なく、パックで走るような展開になるのではないかと予想した。。

あとは去年よりブレーキングが必要な区間が減った感じがしたのはすごく良かったと思う。

実際走ってみると予想よりも乾いていて走りやすいコンディション。

2周ほど走ったら今度はバイクを入れ替えてTYPHOONで走る。

すると感触は良い感じ。だが、ドライ系のPIPISQUALLOでも行けそうだなという感覚もあった。

合計4周ほど走ったら試走終了。

久々のシクロバイクは楽しいけど、コーナー曲がりづらくてあーやべえみたいになるのが例年の感じ、今年はポジションを詰めたので去年の試走のときに比べたら良い感覚で試走を終えた。

タイヤは少し土は出ているが土浦にしてはドライだったので、ストレートでの漕ぎの軽さ、コントロールの感覚を戻すならドライタイヤから入ったほうが自分的にはいいなと考え、TYPHOONと迷ったがPIPISQUALOを選択。

レースキットはdecojaのクラフトワンピースの半袖、学校用のジャージを今作っていただいている最中なので、TORQUEジャージか、黒の無地ジャージか悩んだけど、MTBの全日本ジャージ同様、自分のサイズに合わせて作ったTORQUEの方を選択。MTBの時も感じてはいたが、今回初めて国内のシクロクロスでワンピースを使ったが動きやすさに感動した🥹

今回のコースは直前が多いのでこのワンピースならエアロフォームが凄く取りやすく、乗っている体制が楽。リラックスした上で速く、を体現してくれていだと思う。


試走を終えたらレース開始は12時35分と比較的遅めなので他クラスのレースを見ながらコンデイションの変化を見る。

もう雨は降らないということだったのでこれ以上荒れることもなさそう、周回数自体はME4のレースでも5周回とかなり周回数が多かったので7周くらいの差がつかない高速レースを予想。

11時30分過ぎからローラーでアップ開始。朝に4周走ったので午後試走はキャンセルするつもりだったのでレース直前までじっくりアップ。

1本のストレートにかかる時間は短いのでインターバルは20秒程度のダッシュ系を6本。

レースプランとしてはスタート直後のコーナーが浮き砂利なので突っ込みすぎてミスするのは避けたいのでマイペースに入り、シケインあたりから独走に持ち込みたいので、シケインまでには先頭にたつこと。

それでもついてこられる可能性は十分に高いので、パックの展開になっても前々で展開すること。

レース



📸酒井さん

定刻通り12時35分にスタート。

左から山田選手、松村選手が飛び出し並ぶようにして1コーナーに入る。


📸井上さん

自分は3番手で1コーナーに突入、すると先頭で入った松村選手が外の砂利にフロントタイヤを滑らせスリップダウン。

ギリギリで回避して2番手に上がり山田選手の後ろにつく、アスファルトに入ってから一気に踏んでくる。ここまで強烈に踏んでくるということはおそらく後半にも自信がある証拠だろう。駿太郎とこうしてテールツウノーズで走るのはかなり久々だったので、この加速力の成長ぶりにびっくりさせられる。

でも流石にそんな何分も後輩に前走らせるのはだめでしょと先輩の意地で前に出る笑

一気に決めたかったがストレートが短く、山田選手はコーナーワークが上手いのでピッタリつかれる。

そのままシケイン突入したが間隔狭すぎて2つ目の板に動きが間に合わなくてフロントタイヤ引っ掛けてヒヤリ

あぶねーってなりながらもなんとか持ちこたえたのでここでもう一度フルプッシュで決めに行く。

加速で抜け出すことに成功。ここからはほぼ1人旅状態が続く。

まずは安全圏な秒差までマージンをしっかり稼ぐこと、幸い駿太郎の最初の加速のおかげで2番手以降もバラバラになっていた笑

このコースはパックを組んで走るとかなり有利なコースなので後ろがパックでつながってしまう前にまずはこの時間を全開で走ること。

前戦下関のときもそうだったが、最初の10分で追い込めていない状態だとレース後半につなげるのも難しい。


📸酒井さん

縁石超えや階段セクションはパンクに気をつけて走行しまずは1周消化。

踏む区間が多いコースではあるが試走中に休める区間を自分の中でいくつか休むポイントを決めていたこともありコントロールは失うことなく走れている。

前周危なかったシケインは若干スピードを落としてクリア、それでも間隔めっちゃ狭いけど

シケイン終わったあとは直線の長い区間が多くPIPISQUALLOの性能をフルに生かせる区間。転がりの軽さは圧倒的で今回のようなコンディションならサイドのノブがしっかり路面に刺さってくれているしvittoria A DUGASTのケーシングは非常に柔らかく感じるので接地面積も十分に取れているのでグリップ的な不満も感じる事はない👍

そこからも前半は飛ばせるだけ飛ばしていき後ろとのタイムを20秒弱程度つけて2周を消火。

正直後ろと5秒以上タイム差を付けることが出来れば勝てるコースだと踏んでいたのでここからはラップタイムを落とさないで行けるか…

前半の突っ込みで少し酸欠気味なのはあるが、それは最近のレースだと割といつもの事なのでそこまで気にしないように走る。


📸井上さん

いつも思うがこの時間が1番苦しい、けどここをどう我慢するか、踏むより回す意識で走る。

その苦しい時間に周回数が8周と聞いた時はホントにやめてくれと思った😂

4周目辺りに2番手に松村選手が上がってきていることに気づく。

差としては20秒ほどか、ラップタイムとしてはほぼ変わってなくて自分としても焦りを感じる。

山田選手とパックになっていたのでこのコースだとおそらく1人より2人で走った方が圧倒的に有利だと思うので協力して一緒に上げられるような事があれば追いつてくる可能性はある。
なにより、前半の落車からここまでこのペースを保っているという事は松村選手は相当強いんだなということはよく分かった。

勿論、このままの差で行けば負ける事はないが学年下の選手相手にそんな走りで勝ちたくない。

そこからは立ち上がりもフルダンシングで行くなど、自分の中では全開に近い状態で走るが、前半からの脚の重さが中々取れずに進む感じだった。

そしてこの辺りからME2の選手に追いつく事が増え、声をかけつつなるべく最小限のタイムロスで捌くことを心がける。

この高速コースだとコーナーの立ち上がり以外で無駄なダッシュは極力避けたいところ。

幸い快く譲っていただいたので楽に走る事が出来た、ありがとうございました🙏

5周目、6周目になっても差は開いていないのがすれ違う度にわかる。

今振り返ると自分でも、あまり調子良くないのかと少し不安になってもっと上げなきゃというプレッシャーに駆られ身体の動きが硬くなっていたようにも感じる。 

どんな形とは言え独走しているのだから、もっと余裕を持つべきだったかもしれない、ここは凄く反省点。

そんな中で大きなミスはなくレースは進んで行ってくれた事もあり結局追いつかれる事はなく最後の周回に。


📸酒井さん

後ろとのタイムも十分あったし、最後は上げて終わりたいと思っていたのでコーナーではなるべくスピードを落とさないように…段差越え、階段ではとにかくパンクに注意してストレートはしっかり踏んでゴールへ

JCX開幕戦3連勝、土浦では4勝目、相性いいのかな笑

📸酒井さん

最大のライバルと言っていいであろう成田選手、松井選手が出てこなかったとは言え、無事にCXシーズンの開幕戦を勝利で終われたことはプラスに考えたい。勿論走りはまだまだで決して納得のいくパフォーマンスではなかったけど。

細かなコントロールはMTBで大体の応用は効くけど、去年の反省点としてレース以外にCXバイクに乗らなかったので、今年は出来ることならCXバイクに乗る時間も少し増やしていきたい。

インターバル能力に関して言うとMTBシーズン終わりだった事もあり、レスポンス的には悪くない。けど脚のキレが今ひとつだったのは勿論疲れもあるけど、レース強度に身体がびっくりして過剰に反応してしまっているから、上半身含め動きが硬い要因な気がする。

反省点を上げたらキリがないけどまだCXに関しては全日本までは2ヶ月残っているから焦りすぎずにやっていきたい。

2月の世界選手権以来のシクロは凄くきつかったけど沢山応援してもらえたしやっぱり楽しかった。

次は一度オンロードに戻って来週の10月20日にトラックの県新人を走ってから10月27日に四日市ジュニアロードとなります。

サマーシーズンも終わりが近づいてきてるのに、今季のロードは春先から結果が出せず、まだ1勝もしていないどころか表彰台すらないので、まあここでそれなりに上手くまとめられればなと思います。

今回も沢山の応援本当にありがとうございました!


※最後まで読んでいただきありがとうございました。
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