UCI Junior series 八幡浜
こんにちは!野嵜然新です。
久々のブログ+レースレポート再開します!
長い間書けてなくてすいませんでした…
半年ぶりに個人のレポート書くので下手になってるかもしれませんが、是非最後まで見ていただけたら嬉しいです🙇
使用機材
バイク
https://www.orbea.com/jp-ja/bicycles/mountain/oiz/cat/oiz-m-ltd/
タイヤ
https://www.vittoriajapan.co.jp/vittoria/mezcal-xc-uci-licensed-なedition/
レース前日
金曜日の夕方6時頃に東京を出発。弟のレース試走に合わせての会場入りだったので、朝7時頃に会場着。公式戦の試走は午後からなので午前中はゆっくりして疲れを溜めないように過ごすことに。
お昼が近づいて行くにつれて明日のレースに向けて、皆さん会場入りしてきたときの試走前の時間に少し談笑。半年ぶりとかに会う人も多く、今シーズンのCJはこのレースが初戦なのもあり、どこか懐かしく思えるような雰囲気。やっぱり自分はこの会場の雰囲気が1番好きだな〜って改めて感じました
お昼からライセンスコントロールを済ませ、13:15〜の試走開始。
毎年走っているコースではあるが、このコースの特性上ハイスピードなこともあり、全体的な流れを見つつまずは1周流れを見て走る。
その後はこのコースの最難関ゴジラの背中の反復練習を数回行い、なんとなくラインを決めたら、セクション練習はおしまい。毎年ここのセクションはやりすぎると試走時間をこの区間にばかりフォーカスしすぎてしまい、ハイスピード且つアップダウンでインターバルが繰り返されるこのコースでは、1セクションより全体的な流れを掴むことに時間を使えなくなるのでゴジラ区間はそこそこに。あと、ゴジラの背中って何回走ってもこれ完璧!って思えること、多分ない気がします笑
合計4週半程走って試走終了。
印象としてはコース前半の北コースの一部区間がカットされ、ゴジラの背中は昨年と比べて少し木の根が出てきたのと、コース幅が若干狭くなった感じがした。
例年通り路面はハードパックで砂埃の舞いやすいドライコンディション。
バイクのセッテイングは全体的にも木の根が多くリム打ちのリスクがあるため、昨年は最終周回にパンクをしてしまったこともあり、今年はvittoriaの去年から新しくなったタイヤインサートを迷うことなく導入して、リム打ち対策は👍ゴジラも思い切って突っ込めるようにセットアップ。
タイヤはこのコンデイションだと、ノブが高すぎてもハードパックな路面には刺さらないし、低すぎてもトラクションコントロールが効きづらいのでvittoriaのMEZCALをチョイスし、のタイヤ幅フロント2.35のリア2.25で高速なスピードにも耐えれる仕様で👍
試走後はテントに戻って、チームメイトの弘明と明日のレースに向けたミーティングを軽くして会場を後に、宿にチェックインしてからは楽しみにしてた晩ご飯!
毎年行きつけのお店に向かいしっかりカーボローディング。横にいた駿太郎は自分以上に食べていた😂
食べ終わった後は宿に戻ってストレッチをして身体を伸ばし明日に備えて10時半に就寝。
レース当日は朝6時に起きて、ユースのレースに合わせて7時に会場入り、他クラスのレース観戦&応援を少しだけしてレースに備えた。
アップはレース1時間前から開始して暑かったので30分ほどで終了。
気温は高く身体は温まりやすいので、短いダッシュ系をメインに刺激入れ。
レースまで30分以上と時間はあるが、暑いため背中に氷を入れて身体を冷やし、インターバルの時間を長くしてスタートに向かった。
今回のレースプランとしてまずは自分の身体をコースの強度、リズムに合わせる事。とにかく無駄に動かない事。恐らくペースの上げ下げで優勝候補は早めに絞られるだろうと予測して、自分から仕掛けるとしたらレース後半の4周目か5周目でアタックし最終的に独走出来たらという考え。
ポイント90がかかっている事もあり、最低でも優勝。最高でも優勝という気持ちで臨んだ。
レース
スタートはあまり良くない飛び出しでほぼ1番後ろで最初の登りを終え、5番手でシングルに突入。
下りを終えるところまではそこまでバラけはなかったものの、登りに入って先頭の光志とJohnがペースアップ。これに少し差がついたのが見え、自分としてはまだ動きたくなかったが、ここで逃したら足を使うと思い弘明を引っ張りつつ前を追う。
桜坂後半で追いつく事に成功して、まずは3人のパックで展開。南コースに突入してから前を走るエリートの選手達に追いついくようになり、声をかけて前に出させてもらう(対応良くしてくれた皆様ありがとうございました🙏)そこからしばらくは3人の展開になるかと思ったが、1周目後半にJohnがエリートの選手を抜くのに手間取ったのか少し遅れ、それを見て光志と自分はペースアップ。多分?お互いチャンスって思ったはず笑
Johnが離れて光志と2人パックになった2周目は先程まで光志が引いてくれてたので今度は自分が前で展開。ペースはまずまずで特に上げ下げはせず、自分としてもここで勝負を決めるつもりはなかったからマイペースに刻む。
下りセクションは前で展開していた方が全然楽で相手のペースに合わせず走ることが出来ていた。
大きな展開はなく、3周目に入った後、コース前半の北コースの登り区間で光志アタック。かなり勢いは強烈で自分としてはこのタイミングで仕掛けてくることは想定外で一気に20〜30m感覚を開けられてしまった。
けど、下りは自分の方がアドバンテージがあり、なんとかゴジラで差を埋めてもう一度パックに戻す。かなりの限界プッシュだったので、この後の下りでしっかり深呼吸して息を整える。しかし、1回離れてしまった事は光志も分かっているはずだから間髪入れずにアタックが来ると予測した。
そしたら想定通り、ヘアピンが終わった後の登り返しでもう一回光志がアタック。ここはなんとかダンシングでカバー、しかし桜坂下りの手前の小さな登りでついていけず車間が空いてしまい、結局これが最終的には決定打に…フィードを終えビハインドは5秒で4周目に入り、まだ全然追いつく差だと自分に言い聞かせここは全開プッシュ。
北コースの下りで追い付けば勝気はまだあると思うが、追いつくことはできずその後の桜坂で一気に自分のペースが落ち、ゴジラの背中通過時点で22秒。4周目完了時で30秒。いよいよファイナルラップへ
なにが起こるかは分からないし、諦めるような走りだけは絶対にしちゃ行けないと思い最後まで全開で最終周までプッシュ。しかしペースは落ちる一方、身体に力が入りづらくなっていき、最後の半周はバイクをコントロールするので精一杯な状態に。満身創痍の中最後のグラウンドに帰ってきた時は本当にただ悔しい気持ちで一杯だった。
今年の冬、そしてアジア選手権で味わった悔しさを全てぶつけて勝ちたかったが、まだまだ課題の残るレース内容となった。最終周は光志から更に30秒離されタイムギャップ1分での完敗だった。
反省点としては、1周目から主導権を光志に渡してしまったこと。1月の全日本CXの時に全く同じような展開で負けてしまっていたのにまた同じミスを繰り返してしまった。
そしてなにより圧倒的に瞬間の瞬発力が足りていなかった。これも今年の冬に光志と何回も対戦して分かっていた事。勿論、対策はしてきたつもりだったがまだまだ甘いと言うことを思い知らされた。
それでも、この日の光志は本当に強かった。例え自分が100点満点の走りをしていたとしても勝つ事は厳しかったと思う。全日本選手権まで残り1ヶ月。この1分差を逆転するにはどうすればいいか、自分の弱さと向き合って行ければと思います。
今回のレースを通してサポートに入っていただいたdrawer山路さん、vittoriaスタッフさん
スタート前に傘持って来てくれたまいはさん、RACING TORQUEチームの皆様ありがとうございました!
そして沢山の応援が今回も力になりました!
1年ぶりのCJは悔しい結果で終わったけど、やっぱりマウンテンバイクレースは最高に楽しいです!
次戦は今週末のCJ白山一里野になります。
しっかり準備して良いレースに出来るように頑張りますので、応援よろしくお願いします🙇
長くなりましたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
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