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JCX松伏クロス
RADIO RUEDAとヘラジカ書房のシケイン、めっちゃカッコよかったなぁ笑
去年は直前で体調を壊してしまい、レースには出れなかったのでコースがすごく楽しいと聞いていたので楽しみにしていた大会でした。
サポート
バイク
タイヤ
レース前日試走には行かず、土曜日授業の学校なので久々に土曜日登校しました笑
通学で往復70kmほど距離があるので5本くらいスプリントを入れつつ調整。
帰ってからもう少し乗ったので結局3時間くらい走ったかな。家に帰ったらDecojaさんから新しい学校デザインのジャージが届いていたので早速試着。
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デザインはともかく、実は自分用の長袖ジャージのワンピースは初。
自分の身体にあったサイズなので着心地もバッチリで、翌日のレースがすごく楽しみでした。
夕食食べた後は去年のレース映像などをひたすら見まくってとりあえずコースのリズム感だけでも頭に叩き込んだら就寝。
4時に起床して、4時半ごろ家を出発。
参加人数が多くて駐車場が入り切らないとの情報だったので、近いけど早めに家を出ました笑
6時前に会場到着して、寒い!みたいな感じで試走の準備。
7時から8時過ぎまでと時間はたっぷりあるので焦り過ぎずに準備して試走開始。
後輩達に引っ張ってもらいながらコースとバイクを身体に合わせていく(皆んなテクニカル区間速すぎて着いてくの大変でしたが笑)
コースはスタート直後から一気にコース最高部まで駆け登る。これがかなりの上りで試走のスピードならMTBのギア比があっても良いんじゃないかくらいの斜度。
そこからは一気にコースの裏側まで下る。この下りもコーナー1個1個の繋がりが良くて軽めのブレーキでも曲がれる感じ(本当はフルブレーキ必要なスピードで降ることができれば良いんだけど…)
その後も登り返しが続き、葛折れながら登っていく感じ。下りも常にハイスピード且つ、ペダリングをしないでもスピードが乗るような下りなのでブレーキングのミスをすると踏み直さなきゃ行けないためコース幅を一杯に使いスムーズなラインに確実に落とすことが鍵だと感じた。
今回のコースは前半はとにかく上りと下りで後半は平坦のインフィールドエリアな感じ。ここは路面が緩く、下の土が掘り返されている状況になっていて、バニーホップとか轍のトレースには少し苦労する印象だった。
タイヤは今シーズン初のTYPHOONを選択。
山側は比較的乾いているが、とにかくトラクションをしっかりかけなきゃいけない区間が多いための選択にした。
試走後はU17レースの応援をメインにインフィールドのコンディションを見つつ準備。
レース終わりのU17しょうごに助けてもらい不安を拭い去る準備が出来た。しょうごありがとう🙏
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アップはレース45分前から。午後試走するつもりなかったのでその分ギリギリまで脚を回すことに時間を費やした。比較的穏やかな気候ではあったが、スタート直後の登りで踏めなかったら意味はないので強度は強くしっかりとった。
10分前からコールアップ。UCIポイントもってないのでコールは6番目?とかだったかな
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スタート直前に上着渡す人いない!ってなってしまって急遽お仕事中の宮城さんに預かってもらう(その後本部に取りに行くの忘れて会場に置いて帰るという…すいません…取りに来てくれた人いたからそっちに渡しとくでもよかったなと終わってからちょっと後悔…宮城さんありがとうございました🙏)
とりあえず、最近のレースではスタート失敗続きなのでレースプランとしてはまず出遅れない事、田島選手、山田選手、松村選手とスタートの上手い選手は沢山いるが出来るだけホールショットを狙いに行き、そのまま押し切りが理想。
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レース
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クリートキャッチに成功し、個人的には今季1番のスタートダッシュでホールショットを取ることに成功。(絶対ミスれないってプレッシャーかけたのが良かったかも笑)
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後ろは縦一列棒状。ここで先頭で踏み続ければ後ろは確実に辛いだろうと思い、上まで殆ど腰を落とさずにフルダンシング。
かなりのペースで突っ込んで上まで行った結果田島選手だけが着いてきた。
綾人とは夏のロードシーズンでも対戦回数が多いので脚が強いのは分かっている。
登りの力勝負で引き離すのは難しい相手なのは分かっているのでまずは下りまでに前に出さないようにして、下りは自信があったのでそこそこなペース且つ脚を回復させられるくらいなペースで降った。
その後の登り返しはしっかりと踏み、上りと下りでメリハリをつける。そうすれば後ろは確実にダメージになるはず。前で展開するなら極力後ろの選手に力を利用されないように走る。
下りは休みつつ登りコーナーの進入をゆっくり入り立ち上がりで全開加速を繰り返しているうちに、1周目の第2ピットの前で田島選手との感覚が開いたので、下りまで一気に踏んでから攻めて降った。
ここの下りでアドバンテージを作りシケインに突入。バニーホップでリードを7秒まで稼ぎ1周目消化
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ここからは1人淡々と独走で行けたらベスト。
ホームストレートを通過して登り始めは斜度が緩いのでここは脚を回転で回すイメージでダメージを入れ過ぎずに登る。
斜度がキツくなり始めたらダンシングを入れつつ後ろを引き離しにかかる。
田島選手に松村選手が追いついてきているのが見え、2人で来られると少し厄介だと思ったため、この序盤の3周で追いつかれたら自分は一気に不利になってしまうと考えた。だが、裏を返せばおそらくだが序盤で追いつかれなければ確実に逃げ切れる確信もあり、今のこの背中が見えてしまうタイム差を脱すべく攻めていった。
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ここ2周目は若干脚が酸欠気味で苦しかったが、ここ最近のレポートでも書いてある通り、このくらい前半に追い込めていると後半は必ず持ち直せる。
今は我慢と言い聞かせてレースを展開する。
後半の我慢比べなら自信があったのでここは最低限ミスしないように、下り、登り返しを走る。
タイヤはTYPHOONにした選択が大正解で、登りでしっかりとトラクションをかけてくれるし、下側のインフィールドエリアや山側のもヌカルんでいる箇所も、ノブの刺さり具合が絶妙でロスなく走れていたと思う。
そのまま第2フィードを通過し、下りに入ってからシケインへ。
シケインのバニーホップは手前で思いっきり加速して勢いつけて飛ぶ感じ。
U17の上手な選手はツーホップで飛べている選手はいたがこの掘り返されてヌカルんだ路面だとフロントが突き刺さりそうで怖かったので勢い重視でシケインは飛ぶ選択をした(ツーホップの方が苦手なのもある…)
後ろとはまだ10秒ちょっと。田島選手とは若干開いたが松村選手はほぼ自分と同じタイムで回っていることを察知。
土浦と同じような展開な感じだなと思いつつ2周を消化。
後ろは松村選手、田島選手のパックが崩れて松村選手単独で2位になっている。
自分的にはこの展開は助けられらと考えた。
2対1で勝負よりもまだ1対1の方が引き離しやすいからだ。
とはいえまだワンミスでひっくり返ってしまう状況なのでここは攻めるというよりも丁寧に走ることを意識。
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第2ピット前の登り口辺りは少し木の根が出てきてフロントタイヤに気をつけつつラインを見極めた。
この週からだいたい10秒ずつ後ろとの差が開き始めてくれていった。
下のインフィールド辺りの応援がようやくしっかり聞こえてくるくらい余裕も出来てきた。
気分も乗ってきて4周目に入る。
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この周回辺りからME2の選手をパスする事が増えてきたが、快く道を譲っていただきラップタイムや後ろとの差には殆ど影響なく走れた。
ここ近年、アンダーやジュニアカテゴリートップの選手が混走カテゴリーに追いつく事が当たり前になって来ているからか、凄く走りやすい環境になって来ているなぁと感じています。
勿論、理想を言えば混走はない方が良いのかなと思ってはいますが、この状況の中で皆んなが気持ちよく走れる環境になってきているのは凄く嬉しいし、オフロードジュニア、ユースの皆んながレベルアップしてくれているからだと思います。
話を戻してレースの方は残りの3周はME2の皆様に絡まないように丁寧に走り、ペースも2周回目から10秒程度でブレを抑え、ME2の先頭に追いつければなと思いましたが3人残したところで6周回を終えました。今季JCX3勝目、桐光学園ジャージの初勝利で終える事ができた。
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今シーズンもここまでは昨シーズンと同じような…大きなミスはなく来れているかなと思います。
そして今回のレースはアスリチューンの三上さん、しょうごにスペアの機材を貸していただいたりなど、大変お世話になりました。本当にありがとうございました🙇
長すぎた2024年シーズンも残りは2レース。
明日はCCM南信州に出ますが、次のレポートはおそらく全日本CXのレポートになると思います。
今年も宇都宮のスタートラインに立てること。それだけで本当に良かったと今年は思っていますですが走る限りは沢山の方にシクロクロスって面白いなと思ってもらえるような、自分らしく最後まで全力で走るガムシャラな走りが出来ればいいなと思います。
今シーズン最初で最後になると思う直接対決も、楽しみです。
是非、来週末は宇都宮ロマンチック村に足を運んで頂けたら嬉しいです。
今回も沢山の応援、そしてサポートを本当にありがとうございました!