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ヤンシナに申し込んだ話


お久しぶりです。

2023年になっててあらまあ、びっくり。

この冬更新こそサボっていたものの、たくさんの漫画映画ドラマなど楽しんでました。
ドラマでいうと、やっぱり「silent」。
社会現象になるのもそりゃ納得ないまの価値観でエンタメと現実のちょうど真ん中を素敵な言葉で描いていて、とっても好きなドラマでした。
わんわん泣いたな〜。
漫画も色々読んだけど、今更宇宙兄弟にハマりました。名言系マンガだいすき。アツい漫画だいすき。
あとは相変わらず女の園の星がおもしろかったり、水は海に向かって流れるって作品もおもしろかったなあ。
映画はRRRとスラムダンクが超超おもしろかった。

本を読めなかったのが残念。


そんなこんなで前置きがおわったところで、今年はじめてヤングシナリオ大賞に出してみました。

出すに至った経緯としてはですね。
すごく昔話をすると、編集者かラジオディレクターになりたかったんです。昔から漫画とかラジオとか、エンタメが大好きで、大学のときの就職活動のときにはそういう業界ばかり受けていました。

ですが、まったくご縁がなく全落ち。
諦めてちがう仕事をしていました。(それはそれで楽しい)
でもやっぱり未練があったわたしは小説を書いたりしてみたのですが、なんかうまくいかない。そりゃ最初から上手く書ける人なんていないかもしれないけど、なんかしっくりこなかったんですね、違和感というか。
おまけに出版社ラジオ局の中途採用も通らない。
もうわたしはこういう業界に完全に縁のない人間なんだなあと思い、エンタメを享受する側に専念しようと思ってました。

そんなある日、友達とその彼氏と3人で飲んでいたときのこと。
その友達の彼氏はテレビ関係の仕事をしていて、仕事柄たくさんのエンタメに触れていることもあり、よくいろんな話をするんですが。まあその友達の彼氏をAさんとしますね。
その日も話が盛り上がり、ひと段落した際そのAさんに「レイちゃんやっぱ働く業界間違ってない?」と言われました。「いやいや、わたしは縁のなかった人間だから」と言いましたが、人間単純なものでそういうこと言われると、やっぱりわたし、、、こういうのに関わる仕事したいのかも、、、なんて思いはじめてしまうんですね。
で、そのあと、最近観てるドラマの話から脚本家の話になったんです。そのときAさんから「○○さんって脚本家しってる?ヤンシナで受賞経験もあってさ」
その○○さんについてはわたしの勉強不足で存じ上げなかったのですが、もちろん知ってるヤンシナことヤングシナリオコンクール。坂本裕二さんや野木亜紀子さん、いまをときめく生方美久さんなどが受賞してきた登竜門的なコンクール。

そのとき思ったんです。
わたし脚本は書いたことないなって。
もうその時点で1月末。ヤンシナの締切は2月末。書き方もまったく知らなかったのですが、完全に独学で書き上げました。
そのときに気付きました。わたしはこのセリフを書きたい!が原動力でモノを書くタイプの人間なことを。だからすごい楽しくて。

いま思えば、好きな映画もマンガもドラマも本も、もちろん内容もあるけど、とにかく「この言葉が好き」が大きいんです。
脚本って、その好きな言葉までの距離が短いなって初心者なりにかんじました。

正直、はじめてだし、ガムシャラにかいた作品です。自分では一生懸命仕上げたけど、提出してから時間が経てば経つほど自信がなくなっていきます。
でもなんか、久しぶりにワクワクすることに出会えた気がしてすごく嬉しい。

また厄介な夢ができてしまった、、、

一次通りますように!!!!!!

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