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9月になって少し冷静になったので実家に帰省した事を書いてみる

今日もお疲れ様です。
8月の思い出、ありますか?


今も思い出すと何だか重たい気分になる。
結局親には話したい事も、私の気持ちの半分も言えないまま濁すしか無かった。

「帰省の電話」
「帰省電話…再び」の続き?になるのかならないのか…
長文、乱文で会話文が多く本当にお見苦しい内容満載になっております。
それでもいいと思われる方のみ読んでいただけたら幸いです。
受け付けない方はスルーして下さいね。

8月の中旬、日帰りで実家に帰省。
最終バスまでかなり時間があるので母と話をしていた。
異変は最初からあった。
いつもならすぐに玄関まで出迎えてくれていた母が今回から出迎えは無し。

別にそれはいい。
ただ、どうしても会話が弾まない。

帰り際になるといつもの事。
「もう、帰るのか?」「寂しい。」の連発。
「もう少し居たらいいのに。」
そんな事分かっている。
責めてるつもりはないのだろうが、私からすれば責められているとずっとずっと思ってしまっていたのだ。
何年も、何十年も…

私「お正月は多分帰れそうにないかも。」

そう言った途端に母の顔がキツくなる。
あぁ、また怒る…そう感じた。

母「何でそんな事言うの!そんなにうちに来たくないの!」と叫び始めた。

私「違うよ。仕事があるんだよ。」

母「嘘よ、年末年始に休みが無いわけないじゃない!こっちは楽しみにしてるのに!」

私「私は帰れるかもしれないけど、子供は無理だよ。仕事あるからって、前にも話したよね?それに私が帰っても意味がないってお母さん言ったよね?」

母「言ったよ、あんたが帰って来ても意味がないよ。」

本人目の前にしてまだ言うかぁぁぁぁぁぁぁぁ!
本当に孫しか興味がないんだな…この人は…

私「意味がないって言葉、言うのやめて。傷つくって言ったよね?」

母は何故かここでニヤリと笑う。

母「本当の事じゃん、傷つく何て大げさな!またあんたはその言葉ばっかり言ってる!」

私「娘だからって言い方考えてよ!意味無いは酷すぎるよ。」

ここで黙って様子を見ていた子供が口を開く。

子「ばあちゃん、母さんさ、傷ついてるんだよ。」

母の顔が一瞬曇る。

母「………………それは…悪かったね、ごめ…ん。」
と言ったと同時に私と目が合った母は私を睨み

母「イヤ!悔しい!何で私があんたに謝らないといけないのよ!あんたにだけは謝りたくなかったわ~!あー悔しい~!」
と、言い放した途端涙目になって部屋の隅に座った。

あんたにだけは謝りたくなかった…???
って何ぃぃぃぃぃぃ!!


部屋の隅に勢いよく座った母は
前のめりになりオイオイ泣き始めた💧

なして泣く?
謝りたくない私に謝ったからか? 
あれは謝った事になるのか?

母「情けない、もう、傷ついたとか、そんな言葉ばっかり言って私を責めて。
もう帰って来なくていいわ、もう知らないから。私だって寂しいんだよ、寂しくて仕方ない。こんなに頑張っているのに…」

とまた文句を言いながら泣く。

私には傷つけるような言葉を言っても大丈夫と思っているのに、私に謝ると自分の否を認める事になるから謝りたくないんだよね。

私には何を言ってもいい、何を言っても娘だから許してくれると思っているよね。

それってさ、甘えじゃない?

兄には傷つける言葉は言わないのに…
気を使ってばかりいるのに…

いつも会話にならない。

自分の心の叫びを全部言葉に表現して泣く母。
ずっとそうだった。
イライラしたり、腹が立つと全て口に出して私を責める。
今も変わらない。


私は何も言えず、ただ泣く母を見ていた。
私が今、母にどんな言葉を話しても絶対に聞かないし、火に油を注ぐ事にもなりかねない。

その前にもう話す気も無くなっていた。

泣くのはずるい。
泣いたら何も言えない。
結局こっちが悪い状況になる。

冷めていく自分がいた……

母の怒り方、泣き方、どこかで見たことがある。
昔の……私だ。
涙が出てきそうになる。

そんな私を見ていた子供が
小さな子をあやす様に母に話す。

「ばあちゃん、自分はもう学生じゃないんだ。
社会人なんだ。働いてるんだよ。
自分の仕事は休みが少ないんだ。
ばあちゃんが住んでいる所と比べられても困るんだよ。
だから、前の様には行き来が難しいんだ。
ごめんね。でも、寂しいよね。」

子供よ。
どちらが大人なのか母は分からなくなったよ😭
でも、ありがとうね。

空気になっていた父が口を開く。
父「母さんも寂しいんや。わかってやってくれ。」

私「寂しいのは分かってる。だけど前のようには帰れないって話しただけだよ。父さんは私だけ帰って来ても意味がないって言葉をどう思うの?」

父は笑いながら
「寂しいから言っただけやろ?こらえてくれや。」

いやいや、こらえてくれって何?

何か悔しい?いや、そもそも答になってない。

こんな言い方したら人は傷つくんですよ。
人を傷つける言葉は言ってはいけませんよ。
学校で習わなかったの?
言われ損?
我慢しろ?
この家はいつもそうだ。

孫に優しく言われれば母は落ち着きを取り戻し素直に話しを聞く…

この差は何なんだ?

私はこの後も……………………
結局何も言えなかった。



兄の車で最寄りの駅まで送ってもらう途中
涙が出そうになるのをずっと耐えていた。
兄に母と言い合いをした事
私だけが帰省しても意味がないと言われた事を話した。
兄が言った。
「母さんも寂しいんだよ。許してあげてよ。」

驚いた事に兄も父と同じ事を言った。

許してあげてーー?お前もか……

あぁ…忘れていた。
昔からそうだった。

結局、父も兄も母の不満を私に言っておきながら、母がなにより大切で
母も父と兄の不満を私に話すが、結局2人には強く言えないままで…………

私には強く言うのに…

許してあげてよ……………………

言ってる意味がちょっとよく分からない。

私が聞いたのは

「あんただけ帰って来ても意味がない」という発言は娘に対して言っていい言葉かどうか

を聞いたんだよ。

寂しから許してあげてよ、は
答になってないんだよ!!
寂しかったら私にはきつい言葉を言ってもいいのかを聞いてるんだよ!

関係ない兄にまでイライラしそうになる。

「もう本当に帰省なんかしないからね!」
と、口に出してしまいたい衝動にかられる。

感情に任せて言ってしまったらどうなるのだろうか…とまた考えてしまい、結局言えない。

心が真っ黒に汚染される。


最寄りの駅に着くまで私の頭の中はずっと
自問自答を繰り返していた。

駅で下ろしてもらい兄にお礼を言って別れた。
車が視界から消えた途端に涙が流れる。

情けない…… 

そんな私を見た子供が
私の頭を2回優しくポンポン叩いて一言。

「よく我慢したね。昔の母さんだったら言い合いしてたと思うよ。母さん変わったね。
ばあちゃんの怒り方は昔の母さんの怒り方だったの分かった?
ばあちゃんは傷つく言葉を何で叔父さん(私の兄)には絶対言わないのに母さんには言うんだろうね。
自分には優しいのに何で母さんにキツイんだろうね…ちょっとおかしいよね…………」

私がずっと幼い頃から感じていた違和感は
第三者の目で見ても「何故?」と疑問に思う事だと分かり何か腑に落ちた。

私はずっと我慢していた。
母の機嫌が悪くならないようにずっと気を使っていた。
怒らすと更に怒りがヒートアップする母が嫌いだった。
母の全てが嫌になった訳では無い。
怒ると人の話しを一切聞かなくなり
言いたい事を全て吐き出し
相手を攻撃して満足し、自分は正しいという言葉を振りかざす事が嫌だった。


子供が言った。
「母さんが、実家を早く出たかったのが何となく分かった。自分も母さんの立場ならそうすると思う。」

子供は真面目な顔で私に話してくれた。



しかし、これからも母は変わらないだろう。
相手に対してキツく、傷つく言葉を言っている
兄妹を差別しているという自覚は
本人には全く無いし
私に謝るのも嫌な人なのだから。



無理して割と頻繁に実家にかけていた電話もやめた。
気を使いすぎるのに疲れた。

無理をするのはやめようと決めた。


予感なのだが、私から連絡がない事に
母は今頃イライラしていると思う。

以前、長い間実家に電話をしなかった時に
珍しく母の方から電話かかかって来た。
電話に出た途端
「何で電話をかけて来ないの!心配してないの?」
と逆ギレされ、こっぴどく怒られた事があるのだ。

いつの間にか私が電話をかける事が当たり前になっていたようだった。
誰が決めたんだ?

でも、もう気にしないようにする。

私は、私がかけたい時に電話をする。


今は連絡したくないからしない。

そう思うのも駄目だと思い込んでいたから…


実家とはこれから適度な距離をとりたいと思う。



長文、乱文すみません。
目を通していただきありがとうございました。



















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