長寿の霊薬 ELIXIR VÉGÉTAL DE LA GRANDE-CHARTREUSE
フィトテラピー好きは女子が多いから、案外こういうの知らないかなーって思って紹介してみようかと。
フランスのエルボリステリアで買ってるタンチュメールも家や館に常備してあるけど、なんちゃってバーテンダー経験のあるフィトテラピストの尚子的には、元祖タンチュメールといえばこれでしょう。
1年半ほど前、まだフィトテラピーとかよく知らない時、タンチュメール(チンキ剤)というのを習って、「なんだ、それって、シャルトリューズとか、アブサンとか、イエガーマイスターとか、ガリアーノとか、スーズとか、ベネディクティンとかみたいなもんじゃん!」と思っていた。
で、館に色々ハーブあるし、自家製タンチュメールでも作ろうかと思って、スピリタス買いに行ったら、まぁ、びっくり!
コロナウイルスのせいで、消毒用アルコールが棚からなくなった今、なーんと高アルコール度数のウォッカまでもが手に入らなくなってるらしい。スピリタス、みんなそんな好きじゃないでしょ?なぜ、売り切れるwww
スミノフとかアブソルート買ってもしょうがないしなぁ…。
てことで酒屋を出ようと思ったけど、そもそも自分で薬草を酒に漬けこまなくても、できてるの買えばよくね?…と思って、久々に手を出してみた。シャルトリューズに。
そのなかでもエリキシル・ヴェジェタル。通称「シャルトリューズ・イヴ」。
作る話はどこいった?って感じだけどさw、そもそも130種類ものハーブを自前で揃えるの不可能だしさ。修道院レシピだしさ。
もっといえば、400年以上昔から伝わるレシピで、今でもシャルトリューズ修道院の2、3人の修道士しかレシピを知らないという霊薬(Elixir)。
400年前ぐらいというと、国は違うが、ニコラス・カルペパーの時代である。私がにわか知識で薬草を漬け込むより、よっぽど良かろう。
シャルトリューズ・イヴは、度数が70度近くあるからごくごく飲むものではなく、まさにエルボリステリアのタンチュメールのように割って飲むか、あるいは、カクテル「ニコラシカ」や「カフェロワイヤル」のように角砂糖に垂らして口に含む(もしくはそこに火をつけてもいい)。
バーテンのバイトやってた時とか、シャルトリューズって「ユニオンジャック」とか「レインボー」なんかのプースカフェスタイル用の酒としか思ってなかったけど、ここに来てまさかのありがたい酒だったとはねww
それにしても、そのバーテンやってた頃に、なぜ自分の今生のミッションに気づかなかったのか…。
当時私はカクテルをお客さんにあわせて「処方する」という言い方をしていて、それってある意味今やってることと同じではないか…。
20年以上もIT、デザイン系業界に寄り道をしてしまうとはww
それにしても懐かしい味😊
てか、酒飲んでないでAMPPの試験勉強しろ、私💦
ELIXIR VÉGÉTAL DE LA GRANDE-CHARTREUSE
https://amzn.to/2wk4cEM
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?