お金の話
某女性タレントが所有していた750万円のピアスが盗難被害にあったそうだ。
なんでもダイヤモンドで作られた特注品で、盗まれた片方だけでその金額だと言うから驚く。
つまり、あんな小さなピアスが一組1500万円することになる。
我々庶民とは金銭感覚がかけ離れすぎてとても理解できないが、ただこう言った話を聞くと日本も貧富の差が大きいのだなあとつくづく思ってしまう。
子供食堂でお腹を満たしている子供も日本人なら、1500万円のピアスを外してその辺に無造作に置いているタレントも日本人である。
これが資本主義、自由主義の国だと言えばそれまでで、みんな平等に格差のない国にしたいなら社会主義にするしかないのかもしれない。
自由か平等か、それもまた難しい問題で一言では片付けられない。
ただこんな格差社会でも、わずかながら平等にすべく定められているのが税制であろう。
高額所得者への課税額は、かなりのものらしく「収入の半分は税金で持って行かれる」とボヤクのを耳にすることがある。
前出の女性タレントも国の税収に大いに貢献しているとすれば、子供食堂の子供たちとも何処かで繋がっていると思って良いだろうか。
イラスト(カラーペン)