「ちくわぶ」は竹輪か麩か
今年はいつまでも暖かかったが、そろそろおでんの美味しい季節になってきた。
おでんと言えば、私は東京に来てから長い間ちくわぶの存在を
知らなかった。
おでん種の一つにちくわぶなるものがあると知ったのは20年も経ってからだろうか。
おでんは家で作るが外で食べることは殆どないし、コンビニのおでんを覗いてもそれらしき物は見かけなかったような気がする。
だから今日まで姿、形、味などその実態は全く分からず、竹輪の形をした
お麩なのだろうかと思ったりしていた。
ところが今日ネットでチョットしたおでん論争を読んで、やっとその正体が判明したのだ。
その論争とはちくわぶをおでんに入れるか、入れないか。
いや、それ以前にちくわぶを知っているか、否か。というものである。
結果ちくわぶは関東で食べられるが関西では食べない知らないと結論付けていた。
やはり関西の人は私のように竹輪の仲間か何かと思った人もいたようだ。
しかし形は少し似ているが竹輪は魚肉の練り製品であり、ちくわぶは小麦粉と水を練った物で全く別物であった。
勿論お麩とは関係ないそうだ。
昔は竹輪が高価だったので、それに似せて作られるようになったとか。
どこかの知事さんではないが、チョッと貧乏くさいと思わないでもないが
おでんに入れると出汁がしみ込んで、とても美味しくちくわぶを知らないなんて可哀そうと書かれていた。
それにしても、これまでいくつか関東と関西の違いを述べてきたが
このぶんでは、まだまだあるのかも知れない。
先ずは我が家でもこの冬はおでんにちくわぶを入れてみようかと思っている。
さて、あなたのおでん種ベストワンは。。。?
イラスト (色鉛筆)
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