距離感を考える。
ある日、職場に一本の電話が。
「◯◯支店の◯◯さん、しばらくお休みされるんですって。ご家族の方からのご連絡で。」
「まあ、どうされたの?大変ね。」
と同僚が話している。
・・なんだろう?頭痛がしてきた気がする。
程なく、支店長がいらした。
「・・参ったよ、◯◯さんはベテランだから急に外れると困るなあ。先週から休んでいたのは把握していたけれど、体調のことは一言も聞いていないし・・まさかそんなに悪かったなんて。病名は聞いたけど・・えーと、何だったかな?とにかく、2~3週間はお休みされるそうだから。」
そうやって上司と話をされていると、頭痛がひどくなって来たので、あぁ、これのことだ、と思いました。
どなたですか?と声をかけると、どうやら40代くらいの女性で、「もうダメだ」と聞こえてきます。
それから、色々と声かけしてみましたが、返答はありません。
・・うーん、仕方ない。
とりあえず私にできることはここまでか。
そう思って、仕事を続けていましたが、頭痛はいつまで経っても治まらず、ひどくなるばかりでした。
あの人、ずっといる気がする。
・・これはあまり良くない、と直感的に思いました。
彼 女 に の ま れ て い る
そう感じた私はお手洗いに行き、
“私は、あなたではありません。
私はあなたと同調していません。
今の私には、これ以上のことはして差し上げられません。
私の中には、ご縁のある方しか入れないのです。
申し訳ございませんが、お引き取りを。”
そう伝えて、
(どうしよ・・他の方も寄ってこないように清めなくちゃ・・えーと、何か口から音出したらいいかな?シューとか言ってやるやつ。できるかな?)
頭から降りてきたエネルギーを口から吹き出すイメージで、シュッシュッとしてみました。
そうすると頭痛は治まり、心も落ち着きました。
彼らの波長が感じ取れるようになったからといって、全て受け入れる必要はありません。
はっきりと、言えばいいのです。
あなたは、あなたをしっかりと持っていなさい。
・・・そう聞こえた気がしました。
ここまで読んで下さって、ありがとうございました~(*´∀`)