フィンランドのミサゴ トゥロス
トゥロスは去年2年目になるパートナートゥイクと3羽のひよこを失いました。
その時現れたのが2歳のタイカ。
今シーズンタイカとトゥロスは3つの卵を得ましたが
不幸にも1番目と3番目のひよこは亡くなり
2番目のT2だけが生き残りました。
1番目のひよこを亡くした後からトゥロスの奇妙な行動が始まりました。
巣に魚を運んだ直後持ち去ったり、タイカやひよこの食事の途中に無理やり魚を奪って行きます。
なんとかT2の食事を待つことは改善されましたが、タイカは満足に食べられません。
この行動は最初のパートナー、ティウクの時もありました。
ティウクは何度か持ち去られた後にトゥロスをつつきました。
その後トゥロスは自分の分を食べてから魚を運ぶようになりました。
若いタイカも時どき抵抗しますが概ねトゥロスに従順です。
この行動の意味を調べてみました。
コミュニケーションの誤解
ミサゴのペアは、食事のタイミングや配分に関して微妙なコミュニケーションを取ることが必要です。特に新しいペアやコミュニケーションがまだ確立されていない場合、雄が雌がまだ食事を終えていないことを理解できずに魚を奪ってしまうことがあります。
若い雌に対する支配的行動
もし雄が若い雌に対して支配的な行動を取っている場合、これは経験不足や繁殖の序列を確立するための行動かもしれません。若い雌はまだ自分の立場や役割に慣れていないため、雄が優位性を示そうとすることがあります。このような行動が続くと、雌が十分な食事を取れず、ひよこの成長にも影響を与える可能性があります。
幾つか理由がありましたが、この二つが当てはまるかなと思います。
トゥロスは釣り名人と呼ばれ大きな魚をたくさん運ぶ雄でした。
かつての釣り名人に戻って欲しいです。