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本日の午後ローは『映画を観るようになったきっかけの作品』

ボンチノタミ、ジョーカーです。

今日の午後のロードショー、ガイ・リッチーの『シャーロック・ホームズ』でした。
この作品すごい好きなんですよ。
というか、洋画(だけでなく映画全般)を観るようになったきっかけの作品です。

当時、仕事の関係で映画試写会の運営をしており、邦画洋画様々に触れる機会がありました。
おかげさまで普段はほとんど映画館に行かなかったわたしも、月に何度も試写会対象の映画を観ることとなりました。

そのうちの作品のひとつがこの『シャーロック・ホームズ』でした。

映画、特に洋画にほとんど触れてこなかったわたしにとって、この作品はものすごい衝撃でした。
アクション、音楽、登場人物、ストーリー、テンポ、どれもが自分の好きな感覚にピタッとハマった感じがして、試写会の仕事のあと、公開日にも映画館に足を運びました。
それでも物足りなくて、初めて映画館に同じ作品を観に通う、というのをやりました。
その後どっぷり洋画沼にハマってからは映画館に行くのも同じ作品を何度も観るために繰り返し通うというのも割りと普通にやるようになったんですけど、当時のわたしにとってはとんでもないことに目覚めたな、という気分でしたね。
さらに、サントラやDVD・Blu-rayまで買ったんですよね。どんだけハマったんだ。

という、思い出の作品なので、せっかく午後ローでやるなら久しぶりに見ようかなと思いまして。
思いっきりカットされてますけど、やっぱ面白いわ。

ガイ・リッチー作品て『コードネームU.N.C.L.E.』とかディズニーの『アラジン』とかもかなり好みなんですけど、アクションのテンポとか、バディやチームの関係性の描き方みたいなのがめちゃくちゃわたしにハマるっぽいんですよ。
加えて『シャーロック・ホームズ』は音楽がいい。劇伴が好みのやつって本当にそれだけで観ていて気持ちいいんですけど、繰り返しサントラ聴くくらい好きでした。

もともとシャーロック・ホームズに興味がなかったわけではないんですが、この作品のおかげで小説とか漫画とか読むようになりました。
そうすると、最初は気付かなかったホームズあるあるネタみたいなのに気付くようになるんですよね。それがまた面白かった。
その後、BBCのドラマ『SHERLOCK』も観ることになるんですけど、おかげさまでというかなんというか、めちゃくちゃ楽しめました。
あの事件のオマージュだなとか、原作のこういう要素だな、とか。

当時はシャーロックホームズ作品に詳しくないんでそんなに感じなかったんですけど、やっぱり改めて観るとシャーロックホームズの割りにめちゃアクション色濃いしホームズとワトソンの描き方もちょっと異色だよなっていうのを感じます。
まあ、だからこそハマったんでしょうね、わたしに。

せっかくなんでシャーロック・ホームズ関連の作品でもうひとつ紹介したいんですけど、松岡圭祐さんの『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』という本がめちゃくちゃ良いパスティーシュ作品なので読んでみてほしいです。

シャーロック・ホームズと幕末長州藩好きの身として、タイトルだけで面白そうだなって思って買ったんですけど、読んだらめちゃ面白かったです。

そんな、いろいろを思い出した水曜の午後でした。
午後ローって、たまにこういう好きな作品さらっとやってくれるから見ちゃうんだよな。ありがとう午後ロー。

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