黒鉄の魚影感想など(灰原哀過激派)

劇場版名探偵コナンは毎年見ているけどはじめて公開初日に観にいきました。
なぜなら推しがメインの映画だから!!!
基本的に舞台挨拶生中継諸々が当選しない限り公開初日に行くことはありません(見られればいいのでレディースデイを狙う)
映画も劇場版名探偵コナンを見る以外ほとんど行くことがない私が公開初日に観に行くなんてどれだけすごいことなのか!!!

はじめに。
私は自分自身を灰原哀過激派だと思っているけど今巷を騒がせているコ哀には興味もなければ推すこともありません(灰原哀過激派である前に作品の神である青山剛昌先生至上主義なので)
コ哀派の方はここでさようなら。

何なら灰原哀ちゃんというとても尊いステキな女の子を365日24時間毛利蘭のことしか考えてない大馬鹿推理之介(工藤新一であり江戸川コナン)とカップリング(非公式)するなんて、ふざけるのも大概にしとけと思ってる。
※コナンも新一も大好きだけどこれは話が別。

青山先生が黒鉄の魚影パンフレットにコメントを記載されていたけど、あくまでも「哀&コナン」を推しています。


ここからは映画のネタバレも含みます。


映画自体はまず映像がめちゃくちゃきれい!
コナンの小さくなった紹介シーン諸々の映像が歴代の劇場版史上一番好きでした。去年のハロウィンのは紹介シーン諸々でちょっと酔っちゃったけど今年は楽しく観られました。

キールからはじまったのすごく胸熱だったけど、ジンは容赦なかったな。子どもの頃はジンを含めた黒ずくめの組織のことが大嫌いだったけど、最近はジンニキのヲタクたちが呟くジンのかわいらしいとことってツイートを見てジンって意外とかわいらしいな〜と思うこともあったんだけど。
ジン全然かわいくない、マジで容赦ない。初期から何も変わってない。相変わらずジンはジンだった(褒めてる)

哀ちゃんがフサエブランドの整理券を渡した年配の女性がベルモットだったのは全く気づきませんでした。すぐにベル様だ〜って気づいたヲタクたちが一定数いたみたいで観察眼養わないといけないなぁと反省反省。おばあちゃんにしては派手なネイルしてるなぁと思ったんだけどベルモットと同じネイルだとは気づかなかった。

コナンがうっかり違う船に乗ってパシフィック・ブイに行ったのも笑ったけど黒田管理官が相変わらずの貫禄で怖かった。本当に顔が怖い(褒めてる)

直美ちゃんのUSBメモリに入っていた宮野志保と灰原哀の画像を見たときは、終わったなと思ったし。ウォッカがジンに連絡したのも怖すぎて泣いた。

コナンがお守りとして追跡メガネ1号機を渡したあのシーンも今までの哀ちゃんのいろいろを思い出してめちゃくちゃ泣いた。
部屋を出ようとした哀ちゃんがあゆみちゃんに布団かけ直すのも、本当に哀ちゃんあなたって人はって泣いたし、そのあとウォッカとピンガ出てきたときは恐怖で泣いたし映画見ながらずっと泣いてた(基本的に映画やドラマで全く泣かないタイプなのに終始泣いてて私って泣くんだって自分にビビった)

蘭が哀ちゃん取り戻すためにピンガと戦ったのもめちゃくちゃよかったなあ。さすが蘭ちゃん!

誘拐された哀ちゃんを取り戻すことができなくて絶望する博士にも泣けた。博士って本当に優しいよね。黒ずくめの組織にも全く何も関わりがなく関係ないのにいつだって江戸川コナンと灰原哀を助けてくれる人だなあ。

組織の潜水艦諸々を信じなかった佐藤刑事とのやりとりもすごくよかったし、高木刑事が全く出番なかったのって高木刑事ならコナンのいうことを信じるから敢えてメンバーに入ってなかったのかなと思うと脚本が神すぎて身震いしてしまう。

直美が老若認証を使ってはじめに見つけたかった人が宮野志保だったってのも話としてよかったなぁ。
宮野志保の時代に志保ちゃん自信を大切に思ってくれていた人が両親や姉以外にきちんといてくれたんだなって。
「東洋系の顔立ちでいじめられた」って灰原哀の話からここまでつなげていくのはただただすごいなあと。

レオンハルトを殺害した犯人は映像を見てすぐにグレース犯人だとわかった。
コナンの映画、男性が喉仏を隠して女性に見せるためにハイネックを着る。または変声期を隠すためにハイネックを着るのが多いよね。(ハイネック着てる人見るとすぐに疑っちゃう)

でも犯人はわかるのに阿笠博士のクイズは全くわからないんよね。20年以上あのダジャレクイズを考え続けているスタッフさんすごすぎ。

潜水艦の中でウォッカがキールにぼろぼろ情報出してるのは笑いそうになったし相変わらず黒ずくめの組織の中のポンコツ代表()
今回パンフレット見て知ったんだけどウォッカってジンに信頼しきってもらえてないんだね。
その割にジンはウォッカに次から次へと情報流してる気がするけども(ラムがふざけた名前を名乗ってる諸々)
たった1回のミスで生命を奪うジンがドジっ子ウォッカを排除しないのは超謎。でもジンにとって心開ける相手(?)がいるのは安心。

コナンがピンガにジンもどきって言ったのも最高だった。ジンのようなカリスマ性はピンガに全くなかったよなあ。

映画の中で毛利のおっちゃんが麻酔針打っての推理ショーは超久しぶりだった気がする。

直美と哀ちゃんを助けたいキールVSどんな手を使っても殺したいジンがめちゃくちゃ怖かった。ジン相変わらず容赦ねえ。

最後の哀ちゃんとコナンのキスシーンと言われているものについて。あれ、人工呼吸であってキスシーンじゃないよね。
哀ちゃんが倒れてるとき、コナンは人工呼吸をしようとしたけどあれは命を救うため。相手があゆみちゃんでも園子でも世良ちゃんでも命を救うためなら人工呼吸をすると思うよ。
江戸川コナンってそういう男じゃん。

哀ちゃんにとってはキスだったかもしれないけど、最終的に蘭へ返したって形を取り哀ちゃん自身もどうにか自分と決着をつけたんだなと思った。
灰原とコナンのキスシーンを見たら蘭が悲しむってコメント見たんだけど、あそこで人工呼吸しないとコナンはこの世にいないよ、一生会えなくなるよ。その方が蘭は悲しむと思うけどなぁ。
哀ちゃん自身、海の中での出来事は墓場まで持っていくだろうし蘭にもコナンにも知られることはないだろうから。

今回の映画で青山先生にとって新一×蘭は絶対だしコナン×蘭も絶対で揺るがないものなんだなということが証明されたと思いました。

灰原哀をメインにすることで賛否が出ただろうに(コ哀派の青山先生への攻撃めちゃくちゃうるさいのどうにかしてほしい。灰原哀推してるヲタクたち厄介だと思われるのとても迷惑)哀ちゃんメインで映画を作ってくれたこと本当に感謝だなと思いました。

私の中での劇場版名探偵コナンの首位はベイカー街の亡霊で20年間変わらず不動の一位だったんだけど今年の映画で首位の座が奪われてしまいました。
久しぶりに20年ぶりにすごく好きな作品ができて嬉しかったなあ。

映画の内容、主題歌、全部ひっくるめて大好きなので来週また行く予定です。

灰原哀過激派として灰原哀ちゃんを100億の女にできるよう頑張るぞー!

ベルモット、この映画を機にファン増えるだろうね。

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