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沈黙のパレード / 東野圭吾 読了

図書館に行って沈黙のパレードは読んだことないなぁと思い帰りました。

前情報全く入れてなかったんですけど、こちらは私が大好きなガリレオシリーズで近々映画化するんですね?????

読みながら「草薙さん久しぶりじゃん!え、そんなに偉くなっちゃったの?」「湯川さんアメリカ行ってたの?相変わらずいい男〜」と会話しました(?)

ここ10年くらいはガリレオシリーズきちんと追ってなかったから読み落としもあるんよな…図書館で予約して読もうっと。

東野圭吾さんの本は図書館でも人気なので予約しても回ってくるまで時間がかかることが多いし、購入するにしても転勤族だと本は荷物になっちゃうし…というわけで図書館にあったら借りるというスタイルになっちゃうんだよね。

と私の事情はおいといて内容内容。

「なみきや」という定食屋の娘が行方不明になり3年後、火事が起こった場所から娘の遺体が見つかった。娘は頭蓋骨に殴られた後あり。火事が起こった場所は蓮沼という男の家。高齢の女性(蓮沼の母親)の遺体も見つかった。犯人は蓮沼という男だと思われたが物的証拠がない。自白もしない。釈放された。その蓮沼という男は20年前、女児殺人事件で容疑者として名前があがっていた。が、自白なし証拠不十分となる。この時間が草薙にとって悔しい思いとして残った。「自白さえすれば殺人罪として裁けたはず」その蓮沼が殺された。犯人は誰か。という感じ。私の説明ではさっぱりだと思うのでWikipediaさんへお世話になってください。

湯川教授って正しいことを正しいとする人のイメージだったんだけど沈黙のパレードを読んで本人にとって石神さんが関わっている容疑者Xの献身が苦い経験だったんだなぁと…あれは本当に読んでて辛かった。

この沈黙のパレードは容疑者Xの献身を読んでいる方が内容を深読みできるんじゃないかなぁと思いました。ガリレオシリーズは聖女の救済もよいですよ。若かりし草薙さんが恋をしてます(確か恋をしていた気がする)

それにしても蓮沼って男は本当に性根悪いというか…映画化では誰をキャスティングするんでしょうね。もう発表されたのかな。

個人的に湯川教授が草薙さんのことを「親友」だと思ってたのがもう胸熱だったなあ。

でも実写化だと「親友」というのは難しいよね、どうするんだろう。

登場人物などの人物像を思い描きながら読みたい人は実写化を見てから読んでもいいと思うし、映画化するので小説を読みたいというのもどちらも楽しめるのではないかなと思います。

とりあえず私が読んだガリレオシリーズの中では1番好きかもという内容でした。

おわり



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