ちょっとニッチな児童文学⑩『笹森くんのスカート』
ちょっとニッチな児童文学もなんとか10作品目を迎えました。
今回紹介する児童文学は神戸遥真さんの『笹森くんのスカート』です。
スカートをはいた笹森くんと同級生たち夏休み明け、笹森くんがいきなりスカートをはいて登校して来た。(笹森くんは見た目も良いから実はけっこうモテ男子です。)
その様子を5人の登場人物が自分の置かれた立場から好き勝手に解釈していきます。
最初にネタバレをしておくと、笹森くんがスカートをはいた理由は、幼馴染である真緒(まお)の「スカートをはきたくない」