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意識低い系ワーママの乳がん記録_02

診断がつくまでの話

年内最終営業日に「乳がん検診結果:クロ」のお手紙を受け取り困惑するわたしでしたが、翌土曜の朝イチにダメもとで検診を受けたのと同じ地元基幹病院に電話したところ繋がり、正月休み明け早々の検査予約を入れてもらえました。

精密検査①

当日の流れは
超音波で腫瘤を詳しく確認

その結果の画像を見ながら先生から説明

見るからに悪性とのことでそのまま組織診
(針を刺して腫瘤の組織を取って詳しく調べるやつ)

■「見るからに悪性」とは
先生がこの言葉を使ったわけではないですがわたしの理解としてはこうです。
マンモグラフィと超音波それぞれの画像から、
・腫瘤の形がいびつで輪郭がぼんやりしている
・ぼんやりした輪郭の線がギザギザとげとげ
・周囲を巻き込むような状態  ←これは天気図で見る台風みたいだった
検診時のマンモでもこういった特徴から総合的に見て「判定5 悪性」だったみたいです。画像だけでもそこまでわかるんだね。医療技術の進歩ほんとすごいよね、ありがたいありがたい。

細胞診(細い針で細胞を取る)を経ず、組織診(皮膚を数mm切開してちょい太い針で組織を取る)一撃になりました。
画像を見た先生のコメントからもうがんだな~って感じたし、1つの検査のたびに仕事休む手間&結果を待つ間のそわそわが発生するのがしんどかったので、「いきなり組織診」に異論なかったです。

精密検査①の結果

組織診の結果がわかるまでさらに2週間かかりました。
年末から検索の鬼化していて、乳がんにはサブタイプといってがん細胞の特徴(?)によって5つくらい分類があると知り、それぞれ大まかに調べてみていたので、結果を聞きに行くときはスプシでヒアリング項目シートを作って持って行きました。

こんなん用意しなくても先生が丁寧に説明して下さいます
こちらの冊子にも項目シートありました!(p.30)


検索魔初期によく読んだ&家族への説明に使ったサイトはこちら↓

基本情報がまとまっている(国立がん研究センターのサイト)

サブタイプ分類と治療法の略図(中外製薬によるサイト)


精密検査①時点の診断

大きさ:7mm/ホルモン受容体陽性/HER2陰性/Ki67:6.5%/核異形度1 組織学的異形度I
サブタイプ:ルミナルA

ホルモン受容体陽性タイプはがん細胞が女性ホルモンをエサとして増殖する(わたしの認識)イメージ。そこで思い当たったのが、2024年2月から更年期障害の症状を和らげる目的で「ホルモン補充療法」を始めたことでした。
(もちろんホルモン治療を開始するときに婦人科でしっかりがんリスクの説明は受けたし、隔月の通院時には必ず「がん検診した?いつ受ける?」と確認されていました。)
ホルモン治療イコール乳がん・子宮体がん発生!ではありません、わたしの場合はそういう背景があったわというお話です。
ちなみに、年末に検診結果クロの通知を受け取ったその日からホルモン剤は全て辞めています。また会えたね、ホットフラッシュ…(つら)。


さて、ここまでわかったので次は転移がないかを確認するための検査をします。

精密検査②

・全身CT
・骨シンチグラフィ
・乳房造影MRI

他の臓器や骨に転移がないか、また左右の胸に他に怪しいところはないかを詳しく調べました。以下次号!

※筆者は医療関係者ではありません。記事はいち患者としての個人の記録です:)


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チビ太のおでん
おそれいりますm(_ _)m 入院準備に宛てさせていただきます:)