【#カフェ巡り】渋谷にひしめく本の森【#森の図書室】
はじめに:ひしめくほんのもりを……
ひしめくほんのもりを
つむみなと
ゆれるふねは
おきへぬけ
たてやよこにそろうまち
せかいさえあらわす
これは、小林賢太郎のつくったいろはうた。五十音をすべて使って作った詩です。
ところが、渋谷にもあるんですよ。本の森。積んでいるのは港ではなくレストランひしめくビルですがね。
こんばんは。ちびクロコです。
コンクリートジャングルでだって本読みたいじゃん
みなさ~ん、図書館行ってますかぁ~。
じつはわたくし、最近渋谷で良い図書館を見つけたんです。漫画喫茶というか、小説喫茶と言ったほうが正しいでしょうかね。
おいしいごはんを食べながら
ここでは読み放題だけでなく、名作小説にちなんだお料理が楽しめるのが売り。ぐりとぐらのあのカステラとか、「ラピュタ」の目玉焼きトーストとか、ちょっと値は張るけど小腹を満たすのには十分。
上記のツイート↑で私が頼んだラピュタトースト(500円)と、チーズサンド↓には2種類の小鉢つき。
ついてきたピクルスは「ダレン・シャン」でぎざぎざポテチは……えーと、何だっけ。でも500円でこれだけ食べられるってお得ですよねホーッホッホッホ
こちらは「西の魔女が死んだ」で、主人公の父親が義母からごちそうになったキッシュ。そんな場面あったっけと思ったのは内緒
いつでも誰でも好きな本選んでまったりのんびり
好きな本と人目を気にせず過ごせる時間は全くもって最高。ここで試し読みして、気に入って買った本もあるのさ。ケルアックとか。
中はとても静かで暖かく、カウンターとソファ席(追加料金)を選べる仕組み。お客さんもいろいろ。ひとりでのんびり本を読みにきた人、友達やご伴侶との時間を過ごしに来た人など(小さな声でならおしゃべりも可)。
本だって小説も新書も漫画も自己啓発も何でもそろってます。呪術廻戦と東リベ全巻あって漫画喫茶みたい。
なんと! 私の大好きな西野亮廣さんの絵本まで!どんな本でも区別せず置いてくれるところに懐の広さを感じる。
※筆者は西野絵本ファンです。サロンには入っておらず、純粋に作品が好きすぎるだけです。
なお下段の写真の「メニュー本」は、このカフェで提供しているメニューの「原作」です。銀河鉄道あるならチョコより美味い、鳥捕りの「落雁」売ってくれんかの🦆
おわりに:本もお客もみんなちがってみんないい
渋谷駅から歩いてすぐ、会社帰りにふらっと立ち寄れる気楽さが魅力的な場所。みなさん何かの用事で渋谷にいらしたら、お暇潰しにいかがですか。
〈おしまい)