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Ballet お稽古日記③

今日はちょっと朝、トラブルがあって予定していた時間がズレにズレたので急遽国分寺にあるお教室にお邪魔した。

大人バレエの方々はどんな理由で通うお教室を選んでいるのだろうか?
時間帯?レッスンフィー?場所?先生?お教室に集まるお仲間さんの雰囲気?

私も一つのお教室や一人の先生に決めたいと思ってきたけれど、その時期その時期の仕事、家事や育児などの兼ね合いでコロコロと生活スタイルが変わってきてしまったので、偏りはあるけれど複数のお教室の複数の先生方を転々とするしかないのかな?と今は割り切っている。
それに、東京には素敵な先生たちが沢山おられる!

一箇所に決めないもう一つの理由は、「慣れ」ってのも曲者だなとも思っているから。

同じ先生の同じリズムに慣れると「できた」とたまに勘違いしてしまうことがある。
同じ動きを再現する事は比較的簡単だと思うけれど、それはその動き(ステップ)を習得できたわけではないよな…など。

だから、色々な先生のアンシェヌマン(ステップの組み合わせ)をやってみると全然出来ていないじゃん!となってしまう事があるんだ。
私にとっては「バレエを踊る事」は喜びには違いないんだけど、「理解して体現する事」が一番好きでやりたい事なんだと思う。これは私の趣味嗜好。

さて、今日教えてくださった先生は東京バレエ団で活躍なさって、今は東京バレエ学校で講師をなさってる男先生だ。
この先生はとてもユーモアのセンスがあってお稽古のたびに声をあげて笑ってしまう程だ。そして教えてくださる事もとてもわかりやすい。
今日は「お尻を鍛える」トレーニング要素が多かった。
一番ポジションで立ってお尻を使ってちょこっとカカトが浮くように上がるのがきつかったけど、これは足だけで立つ癖を取るのにいいなと思った。
お尻を雑巾の様に絞り上げて使うと足が勝手に外旋して内側に集まってくれる。
勿論、このお尻を使うには腹筋と上半身の位置にも気をつけなければならないから単にお尻だけを鍛えるのではないので全身が筋肉痛だ🤨

可愛らしい若い女の子たちもきていて、眼福だった。
やはり「思い切りの良さ」は見ていて爽快だ。

ピルエットでの注意でも目から鱗な事が!!
新しいポワントという事もあって私の注意は足先に行きまくっていた…
意識を下に持っているとどうしたって身体も下に下がる様だ。

足先の使い方は本当に大事だが、ポワントを履く前に準備をしておく必要があるなと思ったんだよ。ポワントを履いてから気にしても遅いんだ。

先生も若い女の子も「足先のことを考えていると立ち上がるのもパッセにするのも遅くなるからお腹と付け根に集中して早くパッセの形を作るといいですよ」と教えてくれた。
足先のことを考えないためには足首(くるぶし辺り)は高く保っておかねばな…
というわけで次回は腹筋から足首までの筋肉の動きに注目してみようと思った。

あと「4番プリエからでも、5番プリエからでもプリエの付け根のアンデオールを保ったまんま立つんだよ」とも教えてもらったのでしっかり覚えていよう。
あとはー、あとはー…
「ポワントより前に鎖骨がきてないとダメだよ」
「鎖骨の長さを伸ばしちゃダメだよ」ともおっしゃっていたけどこれはまだピンとこないので、追々考えてみようと思う。

本当に1つ1つの注意は同じ様なものばかりだし、私は何年も理解できていない事を突きつけられるけれどその時その時に感じる気づきや体感は違っているからそれでヨシとしよう。

思い切りの良さは今日は発動できなかったから次こそは!!!
今日教わった先生はご夫婦でお教室をなさっている。
女先生は物凄く美しくて綺麗な先生😍
去年までは丁度彼女のクラスの曜日に仕事が入っていたけれど、今年はぜひまた受けたいと思った。

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