見出し画像

Balletお稽古日記①

今年からここにお稽古の日記をチョイチョイつけていこうと思う。
手書きの日記帳には書いてあるのだけど、見返すのが大変だったし去年のをまとめるだけで一苦労だった。

2024年のお稽古初めは1月4日(木)いつもお世話になっている中野にあるお教室。
8年も前からお世話になっている大好きな先生。
踊り方もお人柄も容姿も本当に素敵で大好きだ。
この日は先生の高校生の娘さんや中学3年生の子も来ていてとても新鮮だった。

私はバレエを始めて丁度10年…例えば3歳から習ったとしてやっと13歳…つまり中学1年生くらいなわけだ。(実年齢はここではおいておこう)
高校生や中学3年生の子達は先輩だというお話。

彼女たちと大人の何が違うかって、多分「思い切りの良さ」と「素直さ」なのではないかと思う。

というか、人間って本当に記憶と概念で生きているんだなと改めて思ったわけです。

去年はトウシューズという特殊な靴でピルエットという「両足で踏み切って片足で回るという技(?)」を目標に引っ提げ頑張ってきて自分なりには成長したし、少しはマシになってはきているが彼女たちの成長ぶりとは比べ物にならない。

私がオッカナビックリたかだか1周回る事に挑戦する横で「えいやっ」とクルクルと勢い良く2回転も3回転もする…綺麗に着地することもあれば、失敗して体制を崩してしまうこともあるけれど、それでも思い切り感覚を体に覚えさせているみたいに見えた。
私はまだまだ頭を使っているなぁと思ったし、成功や失敗を気にしすぎていると思ったので今年は体の感覚にもっと集中してみよう!

さて、去年の気づきを少しだけ書き記しておこう。
バレエでは骨盤をとにかく真っ直ぐに立てておかねば、バレエ独特の足の使い方が出来ないのだなと知ったので、骨盤を立てる方法として腹筋とお尻の筋肉を板のように使って挟むというイメージを去年はやってみたのだけど、それは結構良かった。
プリンと出てしまうお尻をハートの形の板にする感じと、ビキニラインから鳩尾あたりまでの腹筋を板の様に固くまっすぐする感じだ。
そして、横隔膜にメンダコを飼う。
なんのこっちゃだと思うが…メンダコがフワフワと肋骨の中で浮かんでる想像をすると上半身が軽く高い位置において置けるのだ。
肩関節は耳の横にステイさせて、出てくる胸上の棒でメンダコを抑えると綺麗にまっすぐ整った下半身にまっすぐ上半身を乗せられる事に気づいた。胸をババーンと開いてしまう癖があったので有効だった。

勿論、これは私の体の中のイメージなので万人に効くわけではないだろうが…
とにかく姿勢を見直した2023年。これからも少しづつイメージの補正をしていこうと思う。

1月5日(金)に西荻窪のオープンクラスが沢山あるお教室へ行った。
金曜日は大抵仕事が入っているのでなかなか行けないのだけど…
元東京バレエ団で踊ってらっしゃった男性A先生のクラスを受けてみた。

バレエのレッスンはどこのお教室でもバーのプリエから始まり、センターでのグランワルツで終わる。
一連の流れにちゃんと意味があってバレエって素敵だなと思う理由の一つ。茶道みたい…茶道やった事ないけど…。

どこのお教室でもレッスン内容は同じなのだけど、曲が違ったり組み合わせや音の取り方など先生によって違うのでその違いも新鮮だ。
どの動きも大切なのだけどその先生が何を一番大切にしているかが見えるのでとてもおもしろい!

A先生はとても優しい。的確で実践しやすいアドバイスをくれる。
胸が開いてしまわないようにする為のアドバイスが私には響いた。
以前から何人もの先生方に「脇をしっかり!」と言われてきたけど、どうしっかりすればイイのかがわからなかったんだ。

A先生の言う「鎖骨をまっすぐに定めて、短くも長くもしない」という言葉に目から鱗。このイメージをすると脇がしっかりしたのを感じたんだ。

2024年のお稽古初めから新しいトウシューズを下ろしたのだけど、踵が脱げまくって超絶ストレス!!
馴染むまで毎回起こる現象なんだけど…カカトにループをつけるのを忘れてしまったからせっかくのお稽古を少し無駄にしてしまった。反省反省。
次回ゴムとリボンをつける時、ループをつけるのも忘れない様にしよう。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?