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35 黒ちゃんへの感謝

LIVEも無事終わり、
抜け殻のちび黒で(した)!!

スターライトコウベが最高すぎて
まだ余韻残ってますが
奇跡が起きた。

ここからめちゃくちゃ個人的な話になるんですが
息子の手術が月末。

お腹の中で病気が分かり、羊水検査もした。
常にお腹が張って妊婦生活は
とても動けない状態でした。

でも生まないという選択肢はしませんでした。

親や周りからたくさん言われたけど
迷惑かけるのはわかってるけど
私の子だから生む。
それだけでした。

生んでからこの子と頑張っていくし、
医療も進歩してる。

そんな覚悟した23歳。
若いってすごいなって今になって思う。

実際産んで、可愛くてたまらなかった。
(今も可愛い)
毎日バスで病院へ通う産後…
今…無理だよそんなのって思うくらいハードだった。

そして生後3ヶ月に一回目の手術。
そこから目標体重に来た1歳5ヶ月に
人口血管を付ける(肺動脈が無いため)
手術をしました。

先天性心疾患は皆同じ心臓ではほぼ無いため
みんな違う形、作りになってる。
(うちの子は心臓が左じゃなかったり
あるはずのものがなくて
無いはずのものがあったり…)

馬鹿やってた人間が突然医療に詳しくなる
人生歩むなんて自分がいちばんびっくりだ。

当時ここまでネットも復旧しておらず、
同じ病気を調べるも違う手術だったり、
同じ病気でも色んな手術方法があったらしく…

手術が近づくにつれて不眠…
手術前に撮った写真は顔半分クマ。笑
今だから笑える顔。

大きな銀の扉の向こうに消えてく姿を送って
大泣きもした。
元気に産んであげれなかった自分も責めた。

予定時間をとっくに超えてるのに鳴らないPHS。
8時間予定が気づくと9時間、10時間…

終わったのは11時間半後。
夜中だった。

なかなか難しかったようで、

私の知らないところで"うちの黒"に主治医から
「何度も危ない時がありましたが頑張ってくれました。
ここまで成功するなんて思ってなかった。
だから絶対にこの子を守り続けてやってください」

という言葉をかけてもらっていたらしく、
私がその話を聞かされたのもつい最近なんだけどね。

"守り続けてやってください"って
SOPHIAのBelieveの
"誓うよ 君だけ守り続けたい"じゃんか。
と口に出してしまった。笑

そしてなぜ今まで教えてくれなかったのだろう。
ほんとに不思議なうちの黒。


月日はトントントンと進み…
それから約10年。

反抗期に入ったぽくて衝突も多い。
反抗期ってホント難しいお年頃。

ご飯もめっちゃ食べる。
常に米騒動。

そして私とほぼ変わらない背丈。
服なんてどっちの服かわかんなくなるし、
靴もシェア出来ちゃう。
大人になって来たなぁと日々感じてた。

そんな中、今年になって度々の異変。
すぐ疲れる。
外で遊ばなくなる。

そして運動会の練習で心不全の兆候。
学校から呼び出されることも。

すぐ病院へ行き、受診で手術日が決まった。

でも彼は未だに学校休まず皆勤中。(今6年生)
病院の受診日や検査の日であれど
朝イチ登校して先生におはようを
言いに行って帰る。
出席扱いしてもらう程の負けず嫌いな性格。
ちょうど今、術前1週間なので自宅待機で
自主学習。
それでも児童がまだ登校しない時間に行って
挨拶して宿題提出、宿題もらって帰ってきてる。

感心します。
私だったらそんなの休み〜!
って喜んじゃうわ。笑

そんな反面、親である私が最近不安に襲われてて。
まともに寝れない。
食べれない。
口にするのは煙草とコーヒー。
絶対ダメなやつ。

気がつけばもしも…
って最低な事を考えてしまうだめだめ具合。

何人もの子を亡くした場面を見てきた事、
一緒に12年間過ごしてきた事。
それを考えると一緒になにかする度、
一緒にどこか行く度、
"これが最後だったらどうしよう"
って気持ちにかられてしまう。

そして話がものすごく変わるのだけど
この前のスターライトの時にプレゼントと一緒に
黒ちゃん、充氏に手紙を書いた。
神戸が終わったら息子が手術する事。
次いつLIVEに行けるか分からない事。
元気になったら息子と一緒にLIVEに行きたい事。

SOPHIAが私の力になってる事。

今思うとなんで書いちゃったんだろう。。。
いつもこんなこと書くことないのに。

そして先日Xで見つけた
TRIPLANE、たんさんのポスト。

心臓の手術が成功したそう。
病名は違えど、カテーテル手術と言えど、
負担が大きいのに。
希望持てるポストをしてくれていた。

同じ肺動脈のカテーテル手術で
元気にバンドをやっておられるそう。
存じ上げなかったのだけど、
とても他人事と思えなくて。
そして元気にドラムをされてると目にして
すごく勇気を貰った。

息子は開胸で12時間目安と言われたけど
絶対元気になって一緒に家に帰ってくるんだ。
そう思わせてくれた。

そんな中、黒ちゃんのTABBYCATPAWSのポスト。

ほんとにとんでもねぇ。

何気なく見てみると3枚目、
カラビナを見て発狂。

……は?まって、
私がプレゼントの中に入れた……やつ?

入れたはずのカラビナ。
(そもそもこれはカラビナと呼ぶのか?)

ピンクの。まさかねぇ、、

そう、黒ちゃんにはお手紙の他に、
京都のラーメン、キティちゃんのラーメン、
手作りのアクリルキーホルダー達、
手作りのネームバンドキーホルダーを作って
プレゼントBOXへ。

毎度荷物になるような大きさで申し訳なくなる。
ごめんなさい。

アクリルキーホルダーだけ渡されても
お困りだと思いそこにカラビナを添えた。


それがご本人の……ポストに……

写ってる。

何度見てもおなじ。
私の手元の色違いのカラビナと
何度見てもおなじ。

ね?

こんなことあるんですか?

一緒ぽい。気がする。
PINKのカラビナを買って余らせていたので
添えただけのものなのに…笑

そこで思った、
黒ちゃんはしっかり私の最近の
ポストの流れも見ててくれて、
お手紙も読んでくれてるんだ。

「お前がしっかりしろ!
絶対大丈夫だから!!!
頑張れよ!!!」

って言われてる気持ちになった。
いや、そうなのだと思ってる。

違ったとしても、私の思い違いだとしてもいい。

ちょっと頭イカれてるの?って思われてもいい。

私は黒のカラビナ。オソロ。

推しの力は偉大。
TABBY CAT PAWSのタグ付けでポストもした。
このポストもいいねが早かった…

私のポストしっかり見えて、届いてるんだ。

だとしたらSPSN時の
サプライズBOX。

サプライズBOX
中身を少し。


みんなの思いも詰め込んだアレ。
アレこそ荷物になったよね。笑
ほんとごめんなさい。

でもきっとしっかり見てくれてるんだって
確信になったし、
頑張って作ってよかったと思ってる。
そしてまたやりたい。

ネガティブになってる場合じゃないね。
逃げたくても逃げれない、
この手術しないと生きれない、
だからこそ付き添い入院頑張らないと。
変なこと考えてる場合じゃない。
しっかりサポートしないといけない。
一緒に居てあげたい。
と言っても何も出来ない、
代わってやれないんだけど。


勝手な思い過ごしだけれど、
黒ちゃんが支えてくれてると思った出来事だった。

そばにいてくれてると思った。
クヨクヨしてるなよ!ってしばいてもらった感じ。

それが私にどんなけ大きな事だったか。

私が黒ちゃんを知った12歳の頃。
ずっとかっこいいお兄さんで、
シャイで恥ずかしがり屋で、
人にも猫にも優しくて、
笑顔が可愛い一面も持っていて、
物知りで文章能力も高くて、
失敗を恐れない人。
何しても失敗しない。

しっかり自分を持ってる人。

黒ちゃんみたいに人としてかっこいい人になりたい。

そしてその後も奇跡は続いた。

例のいいね

ずっとSOPHIAに頼ってちゃいけないのもわかってる。
でも私にはおおきな存在。
世界一大好きで憧れの人。
人生に欠かせない人。

俺様と言わんばかりに私も好き放題、
わがままな人生させてもらってるけどね。

私の偉大なベーシスト
黒柳能生様です。
本当にありがとう。

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