『詩が嫌いな私の詩』
(約180字)
詩と暮らすのは 嫌だ
悲しいことがあると詩を書いた
詩と暮らすのは 常に
本を携えて生きているみたいだ
詩と暮らすのは 死をも
意識してしまっていたもの
詩と暮らす日は 馬鹿だ
それを仕事にしたら終わり
詩と暮らす日は きみの
忘れない雷(いかづち)を聞くようで
詩と暮らす日は 涙
乾くことのない雫を集めて
詩と暮らす日は 明日も
明後日も 明々後日も 未来永劫
詩と暮らす日は いらぬ
※下記の企画に参加します
詩集をいくつも持っています。
好きな詩人を敬愛しています。