落語「付き馬」ほか
別名「付き馬の付き馬」、「早桶屋(はやおけや)」
早桶とは当時の座棺のこと。
付き馬とは今でいう借金取りのこと。
ストーリーは落語によく登場する詐欺師の噺。
だから、いかに他人をだまして遊ぶか、借金取りから逃げ出すかが聞きどころ。
また早桶屋と付き馬のやり取りの食い違いが、当時の言葉が分からなくても面白い。
一種の犯罪推理小説的落語とも言えるが、どこか憎めないところが、落語らしい。
「古典落語100席」より出典。
昔だって金が、仇の世の中。
でも、そんな向こうに人間らしい温かさが見えるんです。
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※8/5に配信した記事です
「自分の感受性ぐらい」 茨木のり子さん作