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たまには、こんな話

 (約700字)


 昔、面白い人がいた

 「面白い」とひと言で片してはいけないけれど、仕事をしていたときにチカラになってくれる人がいた

 
 電話応対の仕事をしていて、あまり怒られた記憶はない

 言葉遣いには気を配っていた

 事務職のときは上下関係はあったものの、細かいところは気にしないで仕事をした

 立ち場によって、態度を変えるのが嫌だった

 電話応対で、クレーマーはよくいた

 ・どうして受け付けてもらえないのか
 ・理由があって、期間内に気付くことが出来なかったのに
 ・お知らせの表示が小さいのが悪い

 システムに対する意識も、クレーマーにとっては「ごね得」を期待する厄介さは業務妨害でしかないのだが、何度もかけ合うのが正しいと思い込んでいて、電話応対は大変なこともあった

 文句を言うのは、大体、似たようなタイプばかりで

 他責思考のクレームは窓口対応も同じで、主張が強く、「駄目なものは駄目」でも帰らない人がいた

 そんな時、
いつもは寝ているんだか、考え事をしているんだか分からない上司が、対応を代わってくださった


 毅然とした態度で、アホでも分かるように図や絵を用いて説明をして、「駄目なものは駄目」を納得させていた

 
 私は人間には色々なタイプがいて、分かりの悪い人は一生、分からないように思考回路ができてるような…そんな風に考える



 心に教えず
  頭に教えただけでは教育にならない

古代ギリシャ アリストテレスの言葉


 いい上司は、時々、盾になってくれた

 


 



24節気「小雪」第二候

朔風払葉(さくふうはをはらう)
 11/27~12/1

 朔風=北風

①寒木瓜 バラ科     =冬木瓜
「寒木瓜の咲きつぐ花もなかりけり」 安住敦

②寒椿   ツバキ科  =冬椿
「火とぼして幾日になりぬ冬椿」 一笑

#朔風払葉 #暦の話 #小雪 #北風  
#寒木瓜 #冬木瓜 #寒椿 #冬椿    #安住敦 #一笑 #花の名前







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