謙遜しているとか。
(約1,000字)
「拙作」という単語をnoteでよく目にする
ー出来の悪い作品ということー
私は人に出来の悪い文章なんて読ませたくはないから、この言葉は死んでも使わない
拙作と思う記事は発表しない方が気が利いてる、お目汚しだろうから
中には謙遜して、わたしなんかが書く記事を読んでくださって感謝しているという意味で使われる人もいるでしょう
でもそれを連呼する人は、自分で「拙作」などと思っているのだろうか
自分はバカだから、人間が出来てないから、アホなこと書いてますって‥‥一度や二度、言うくらいなら、ほんとに馬鹿を自称しているのかもしれない
卑下することは悪いことじゃない
私もよくあることで、自己の情けない部分は認めている
「バカだから、許してやって」と予防線を張って、ハードルを下げているとも捉えられる
何度も自分をそう言っている人は、コンプレックスがあり承認欲求が強いから割と面倒くさい傾向がある
所謂かまってちゃんなので、周りからは「そんなことないよ、馬鹿ならそんな文章は書いてない」って、褒められたいんだろうな
経験上、やたらと同じ単語を周りに使って繰り返すのは、自分を下げて面倒は他人に押し付けるタイプに多いように感じる
仕事をしていたとき、「自信がないです」って、大変な技術を要する作業を押し付ける人は普通に存在していた
違うのは出来が悪いことじゃなくて、自分の見せ方を間違えているパッケージの方
でも、noteで人気があるのは、実社会ではあり得ない言動の場合もあるから
実社会のルールより、noteで受ける感覚は難しい
ルールといえば、
米津玄師さんの「ガラクタ」の歌詞に出てくる30分の1のマイノリティは、まるで私自身のようで、聴いていて耳が痛かった
様々な記事を書いていくために『大人のマナー』を読んで、足掻いていたりする
一流なんて、
上流なんて、
大人の流儀なんて、
そんなもの目指してはいないけれど、正統派を知らないと、そこから外れた事物に焦点を当てることも書くことでは叶わない
完全にダークサイドの作品を書くことに心血を注ぐ努力は、取材とか教養のある場所から取り入れる必要があって、勉強してもし足りない気持ちでいっぱいになる
季節が移って、少しは頭がこなれてくると思ったら、闇雲に読みたくなる資料ばかりが増えてゆき、悩みは尽きない
そんなことを悩んでいるうちに、雪が降るシーズンはやってくるのだろう