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「宇宙人」と「未来人」👽
(約800字)
好きなテレビドラマがある
以前も同じ脚本家の作品で、記事を書いたことがある
ドラマの中には地球人に紛れて、宇宙人が登場する
見た目はツルツルした銀色のルックスではなく、普通の日本人
アメリカ発信のテレビドラマでは「Xファイル」とか、奇妙で不気味な殺人事件のSFものはあったが、「ホットスポット」は日常生活の中に卓越した能力を持った日本人の姿をしたオジサン宇宙人が周りの人達の命を救う
「宇宙人であることがバレてはいけない」のがベースにあるため、秘密を守れる人であるかは打ち明けてもらえるかが重要なファクターになっている
職場の人間や、その友達関係、その家族に「秘密」は広がっていく
はじめは主人公が交通事故から命を救ってもらい、「宇宙人」としての能力にプラスな一面をみる
その能力は、時速80㎞で走ることができたり、指の力で小銭をぐにゃりと曲げてしまうとか、巨漢の大男を担いで運ぶとか、地味に凄いのだ
そして、宇宙人のオジサンは能力を発揮すると、その副作用で体力を消耗し、微熱が出たり風邪気味になったりして、回復するためには温泉に入ることが一番の近道
そう、『湯治』である
そこが いかにも 日本のオジサンぽい
宇宙人の職場は観光ホテルなので、職場で入浴することが出来る
ホテルの支配人が「宇宙人の能力」で危機を回避しているので、仕事中に業務に支障が出ない程度に、入浴を許されている
人間の能力を最大限に引き出して活躍するのが「今回の宇宙人」で、人の噂や人々の事情などを交えながらストーリーは展開する
主人公はシングルマザーで、観光ホテルのカウンター業務をしている
しかし、働いているホテルがなくなるかもしれないのを、連泊しているお客様から聞いてしまう
その客は、「未来人」らしい‥‥
宇宙人も、未来人も、普通の能力しか持たない私たちには不可思議でしかないが、宇宙人なら小説を10倍くらいの速さで執筆できるのかなぁ・・・
そんなことを思った日曜日でした
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