![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66938301/rectangle_large_type_2_c257273b45799e4bc0c39ff9b7c78b55.jpg?width=1200)
宝永山のある富士山
静岡県から見える富士山の写真が、短期間にスキ❤️をたくさんもらえました。
私にとっては3〜4行しか言葉を綴っていないの投稿でしたから、嬉しい反面、複雑な心境でした。
日本人は富士山がスキなことは何となく理解できるのですが、宝永山はご存知でしょうか?
静岡県民は富士山を描くとき、左右対称に描かないようです。ちなみに、見出しの写真は『静岡県富士山世界遺産センター』のものです。
山梨県に、同じ名前のセンターがあります。静岡県は、富士宮市です。浅間大社の総本山である富士山本宮浅間大社も、富士宮市にあります。何度行っても風情がある大社です。
もともと神社は、自然の山や川、石(岩)が象徴とされていました。建物などは、後からヒトが作るようになりました。
たしか、澄んでいる水にしか咲かない梅花藻が三島大社の池で見られた気がします。(もし記憶違いだったら、ごめんなさい)
宝永山は、静岡県内の方は知らない人は居ないんじゃないか、と思うくらいポピュラーです。私が会った人は富士山を語るとき、セットで宝永山のことを追加して話します。1707年に噴火した側火山で、2,693mの位置にあります。
なぜ、この山について書いたかというと、私が生まれた家から見えなかったからです。
静岡市に40年以上住んでいますが、高校3年になるまでは山間地で暮らしていました。だから、ここ四半世紀くらいしか富士山を眺める暮らしはしていません。
他県の方からすれば、そんなに毎日見てれば十分だと思うのかもしれませんが、私には遅く出会えた友人みたいな感じです。
みなさんが見ている景色が、慣れ親しんで当たり前になっていることが、近くにいてもそうじゃない人もいるんです。在っても、見ていない。見えていない、っていう人も・・・。
あって当たり前と思わないで感謝できたら、日本一がどこにあっても、あんがい大きな気持ちで包み込める度量が備わるかもしれません。