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「わたしは科捜研だから」🔬

              (約900字)

母の口癖です。

はじめは、なんのこっちゃ?だったのですが、よくよく聞いてみると、テレビ朝日で長く放送されているドラマの影響でした。

『科捜研の女』は沢口靖子さんが演じます。

『科捜研の女』は、テレビ朝日・東映が制作し、Season1からSeason21までテレビ朝日系「木曜ミステリー」枠で、Season22からテレビ朝日系「火曜ドラマ21」枠で放送のサスペンスドラマシリーズ。 科学を武器に、凶悪化・ハイテク化する犯罪に立ち向かう法医研究員の姿を描く。
          〜Wikipediaより〜

私生活を話す機会が少ない俳優さんですが、
沢口靖子さんが飲み物に「白湯」をいただくことを知り、それから食事時には、お茶ではなく、白湯を飲む母です。

母は(私を含め)文系の子どもが3人いますが、数学と数字を愛する理数系の人です。

地元の小学生やそれ以下の小さな子ども達に、そろばんを公民館で教えていました。

母は高校生時代から、そろばん塾の手伝いをしていました。病気の父親(私のおじいちゃん)のために、母親(私の祖母)と家計を助けていたそうです。
だから計算は古希を過ぎた今でも、舌を巻くほど速いです。

いわゆる(当時はそんな言葉はありませんでしたが)ヤングケアラーだったようです。

高校時代には、昼ご飯時にパンの販売を任されて、その当番があり、任務の報酬が総菜パンや菓子パンだったそうです。
計算が出来る人がやった仕事で、
「当時は、ネジリのパンが10円だったのよ」
と楽し気に話してくれます。

母が小学生のときは、祖母が持たせてくれたお弁当のパンを、学校から「他の生徒が食べたくても食べられないから、やめてほしい」と担任から母親(私の祖母)あてにクレームが入った時代もありました。

母は、大のパン好き。
祖母は、米寿を過ぎても、
私と宅配ピザを食べていた人でした。

昨日の母の日は、パン好き→ケーキ好きな
母にケーキ屋さんの切れ端ケーキの詰め合わせをプレゼントしました。

中身は、イチゴのショートケーキでした。

当たりでした。
父と妹と3人、美味しく食べたようです。

明日は、母の緑内障の手術、1回めです。

4時間、付き添います。
目が見えるようになっても、見えづらいままでも、支えていきます。



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